SANCHE日誌

横浜生まれの横浜育ち。現在も横浜のチベットに生息す。2次じゃない2次施設に働く変わり者な人間が描く日常物語。

職場の(ry

2005-10-14 21:15:49 | お仕事ネタ
という訳で、前置きが非常に長くなりましたが・・・wいつもどおり当直。
が、患者が来ない。代わりに日勤帯の残務処理だらけでしたが・・・それでも珍しく21時に食事にありつく。
食後に一休み・・・してると突然電話が鳴り止まなくなる。合間にホットラインも続けて入電。いままでカラッポだった待合室・救急室はあっという間に人の山。
写真は平和な救急室1番ですが、とりあえずここが全部いっぱいですw
ナースは処置に忙しく走り回り、ドクターもこっちでは内科、こっちでは整形外科と右往左往。管理師長も手伝う中、病棟から電話。管理師長が電話を始めた途端、ホットライン入電! ナースも忙しくホットラインが取れない。師長からの「ホットライン出て!」のジェスチャーを受け、仕方なく私がホットラインに出る。
救急隊は普段ホットラインに出ない男性の声に少々驚いていたご様子w
仲のいい隊長さんだったので、話もスムーズに進む。
胸痛が主訴のホットライン。高血圧と不整脈の既往と現在の状況から、すごぉ~く大当たりな予感がする搬送要請。前胸部の痛みが強く、不整脈、ST波がアヤシイ的な事を隊長さんは言う。バイタルを聞くと、ますますその予感が強くなっていく。
未だに電話中の師長に「胸痛。当たりっぽい」と書いた紙を見せ、一応受入OKかどうか確認。OKサインがでたので、「受け入れます、何分で来れますか。」と聞くと、「12分で!」との返答。「了解です、気をつけて」「よろしく!」と交わし電話終了。
救急室に「当たりっぽい胸痛が来るから、1台空けないと!」と言うと「任せる!」と言われたので、比較的安定した患者を4番へ移し、4番で点滴予定だった患者にはオーバーナイトへ移動していただく。続けてもう1本ホットライン。すでに電話は終わっていたのでいつも通り師長が対応。階段を8段転落した頭部打撲との事。
5番の部屋を確保し、点滴予定患者は全てオーバーナイトへ収容。
そんなことをしていると、救急車到着。即座に心電図。循環器科ドクターが診察し、急性心筋梗塞と判明。・・・アァ、やっぱり当たりだったか・・・。
直ちに緊急心カテ(緊急心臓カテーテル治療のこと。太もものあたりの血管からカテーテルという細い管を心臓の血管まで通し、血管の詰まった所を広げる治療。緊急手術みたいなもんです)の指示が飛ぶ。その間に頭部打撲の救急車も到着。結構ハデにやっていて、出血が続いている。CT後すぐさま縫合となった。
その後も酔っぱらった状態で転倒した奴とか、このエリアの今日の救急当番病院なのに「ウチでは夜間これ以上治療できなくて・・・」とかで転送されてくるのとかがいたりして。  
あとは交通事故で3人まとめて搬送とか。明け方にはイレウスまで救急搬送されて来る始末。・・・結局、当番日でもないのに夕方から朝までで救急車搬入台数12台。寝られませんでした・・・。
明日はお出かけしよう・・・。と思ったら雨の予報なのね・・・。

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