70の瞳

笑いあり涙あり、36人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

帰り道の歌は?

2014-10-06 13:00:09 | 愛すべき子どもたち

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さんあいでは現在5人の子どもたちが近所の幼児園に通っている。片道5分ほどの距離を職員がミニバンで送り迎えをしているが、その車中で流す曲で時々子どもたちがもめる。

子どもたちが座るチャイルドシートは決まっているので、助手席の年少男子、甘えん坊のKちゃんの声は一番影響力がある。そのKちゃんのお気に入りは日曜日の朝に放映されている戦隊もののテーマ曲、席に座った途端に「トッキュウジャー、トッキュウジャー」を連呼。それに負けじと2列目席のおませな年長女子のSちゃんは、「アナと雪の女王がいい!」と応酬する。同じく2列目のバンビのような年長男子Hちゃんは、とりあえず隣のSちゃんがいうから、「ぼくも、ありのままがいい」と呼応。一番後方の3列目にすわる年中女子のひな人形のようなYちゃんは、「アンパンマンがいい」と少し低めの声を絞り出す。隣に座る2歳児女子のペコちゃんみたいなMちゃんは何か主張しているようだが声が小さくて聞き取れない。ミニバンは出発して1分もたたないうちに車内は鳥小屋状態に陥る。運転手の職員は、「分かったよ、分かったよ!!」と言いながらとりあえず「きゃりーぱみゅぱみゅ」をかけ、ボケを装ってその場の緊張感を和らげるのである。

 

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