あの偉大な心理学者であるアドラーは数々の名言を残しているが、その1つに「人間の乾くことのない幸福感・達成感は、他者への貢献によってのみ得られる」というものがある。また、その貢献は行動ではなく存在そのもので達成できるとも言っている。実に深いく発達心理学の観点からも一致する。
子どもの居場所がよく議論される。勿論、安心して休める場所の確保は大きな課題だ。 同時に、子どもがその存在そのもので他者に貢献していることを子ども自身に感じとってもらいことが、心の居場所を提供することなのだ。
さんあいの生活単位は、1ユニット6名の子どもたちと3名の職員だ。家族とは違うが、普段の生活の中でひとり1人が大切にされ、そしてそこに居ていいと感じ、そしてそこに居てもらわないと皆が寂しいと感じるような暮らしを体験させてあげたい。
みんなが寄り添い、其々の存在を確かめ合うのは食事の場が一番だね。みんないないと何となく寂しい。
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