70の瞳

笑いあり涙あり、36人の子どもたちが生活する児童養護施設「さんあい」の出来事や子どもと職員の声をお聞きください。

国際感覚その2

2018-09-23 01:00:00 | 愛すべき子どもたち

国際感覚を育てるためのグループワークの第2弾として、中高校生たちを若者の街である東京渋谷のインターナショナル・チャーチの日曜礼拝につれて行きました。農村地帯で生活するさんあいの子どもたちにとって、渋谷は聖地に近い感覚があるようで、駅に降り立ち開口一番「インスタ映えするね!」とか、「深谷とは匂いが違うね!」とかのコメントを発していました。

礼拝は、英語の賛美歌になんとかついて行ってる子もいれば、あきらめモードの子もいました。教会の計らいで英語の交流の時を持ていただき感謝でした。自分の名前をしっかりと英語でいえる子もいれば、恥ずかしくて小さい声になってしまう子と様々でしたが、みんな渋谷の都会感覚と英語の国際感覚に触れることができて、満足してさんあいに帰ってきました。帰る道すがら、「絶対に東京に住む!」という子もいれば、さんあいの周辺がいいという子もいました。

今は、日本人のいかような山奥や片田舎に外国人観光客が押し寄せる時代です。どこに住むことになっても、そこは世界の片隅に変わりありません。どんな場所であれ、その地域の人々と仲良く暮らすことが、国際感覚を育む最終目的のように思います。


渋谷の街中ではキョロキョロと落ち着かない様子の子どもたちでした。


教会では、様々な国籍の方々が共通語である英語で礼拝をしています。


牧師先生はアジアの国の方でしたが、英語でメッセージを伝えていました。



交流会では、教えてもらいながらでしたが英語で自己紹介ができました。