4年間応援してきたジーコジャパンの終焉。
予想しなかった、といったらウソになるけど、今回のW杯の結果は残念。でも極私的には、アジア杯連覇できてよかったね、W杯出場できてホント良かったね、とも感じている。
ジーコが代表監督に就任されてからは、いろいろあった。彼を肯定的に思っている人があまりいなくて、すごく寂しかった。鹿島時代にはよく試合を観ていたし、心を打つシーンもたくさん作ってくれた。つば吐き事件、とかも含めてね。だから、、たとえ私ひとりだけになっても、ずっとジーコを応援する、と心に決めた(公言した)。
トルシエのフランス語を聞くのは好きだったけど(熱くなればなるほどおもしろい)、押さえ込むような指導方法はどうにも好きになれなかったので、自由を与えてくれたジーコのほうがずっとずっとサッカーが楽しくなるぞ、と感じた。ジーコのいうサッカーができるようになれば、それこそ怖いものナシじゃない。選手も自立できるしね。試合中局面に対峙すると、青ざめて監督にお伺いを立てるような、気弱な代表選手なんて見たくない。選手達自身が試合を組み立てて行くサッカーを目指したい、って気持ちが強かったしね。わたしは彼らの作るサンバが観たい。サポーターと一体になった熱いサンバをね。最後の一秒まで諦めないその姿勢と熱意が観たいのだ。至上の快楽ともいえる「勝利」をもぎとるその熱意。
あれから4年もたったんだな、と今、ようやく。そしてもう日本代表のジーコ監督でなくなった悲しみを感じた。ジーコありがとう。そしてまた一歩先に進むことができたことに感謝したい。セレソンたるやどうするべきかを教えてくれた...。
日本代表監督としてのジーコの最後、ジーコジャパンの終焉。そして早すぎる幼きサッカー友達の最期.....。
いくつかの悲しい出来事が重なった長い一日。それが私の6/23だった。
そしてそのあと、ぐずついていた風邪が本格化した。
サンパウロでは、日本戦、盛り上がったみたいだね~
今度はアテネ世代が活躍する日本代表チームで、是非ブラジル戦を観たいね。
もちろん闘莉王のいる日本代表。
ブラジルと対戦だぁ♪
----
■盛り上がった応援合戦=W杯日伯戦=日伯メディア取材に殺到=文協体育館で
500人が声援 2006年6月23日(金)
驚喜、落胆、そして諦観――。二十二日午後四時から行われた日本対ブラジル戦
の観戦イベント(copa no bunkyo)が文協体育館で行われ、約五百人が手に汗を握
った。
W杯初の日伯戦となった同試合では、四対一と惜しくも惨敗を喫したが、前半戦
で先制ゴールを決めた日本チームに会場からも「よくやった」の声が聞かれた。
グローボ、バンデイランテス、SBT、TVレコルジ、ガゼッタ、サントアマー
ロ、NHK、朝日新聞、時事通信、共同通信など日伯メディアが取材に訪れるなど、
注目度の高い試合となり、文協異例の大イベントとなった。
本企画のコーディネーター役を務めた小川彰夫文協副会長は会場を埋めた人の海
に目を丸くし、「予想以上の人が来てくれた。さあ、楽しもう!」と試合開始前に腕
まくり。
開始後十分ほど、音声が届かないハプニングもあったが、五×十メートルの大画
面を食い入るように見詰める会場は、前半三十四分に入った玉田圭司選手の先制ゴ
ールで大きく沸いた。
黄、緑、白、赤のブラジルカラーと日本色で染められた約二十のテーブルには、
鉢巻やハッピなど思い思いの応援スタイルに身を包んだサポーターたちが歓声を上
げ、パンデイロや和太鼓などが盛り上げた。
子供連れで応援に訪れた家族もおり、終始和やかな雰囲気での観戦。
もしやの期待感も高まった前半四十三分、ロナウドのヘディングシュートで同点。
後半立て続けに三点が決められるごとに大きなため息が漏れていた。
モジ市から訪れた中山喜代治・同文協会長は、試合後「日本はよくやった。日系
人とブラジル人が一緒に応援してとてもいい雰囲気だった。サンパウロの文協はど
んどんこういうイベントをやってほしい」と話していた。
小川副会長は、「敵味方じゃなくて、どっちがゴールしても嬉しかった。二倍楽し
める試合だったと思う」と満足そうな笑顔を見せた。
【BRASIL NEWS】ニッケイ新聞メルマガ版 206号 2006/06/24より転載
予想しなかった、といったらウソになるけど、今回のW杯の結果は残念。でも極私的には、アジア杯連覇できてよかったね、W杯出場できてホント良かったね、とも感じている。
ジーコが代表監督に就任されてからは、いろいろあった。彼を肯定的に思っている人があまりいなくて、すごく寂しかった。鹿島時代にはよく試合を観ていたし、心を打つシーンもたくさん作ってくれた。つば吐き事件、とかも含めてね。だから、、たとえ私ひとりだけになっても、ずっとジーコを応援する、と心に決めた(公言した)。
トルシエのフランス語を聞くのは好きだったけど(熱くなればなるほどおもしろい)、押さえ込むような指導方法はどうにも好きになれなかったので、自由を与えてくれたジーコのほうがずっとずっとサッカーが楽しくなるぞ、と感じた。ジーコのいうサッカーができるようになれば、それこそ怖いものナシじゃない。選手も自立できるしね。試合中局面に対峙すると、青ざめて監督にお伺いを立てるような、気弱な代表選手なんて見たくない。選手達自身が試合を組み立てて行くサッカーを目指したい、って気持ちが強かったしね。わたしは彼らの作るサンバが観たい。サポーターと一体になった熱いサンバをね。最後の一秒まで諦めないその姿勢と熱意が観たいのだ。至上の快楽ともいえる「勝利」をもぎとるその熱意。
あれから4年もたったんだな、と今、ようやく。そしてもう日本代表のジーコ監督でなくなった悲しみを感じた。ジーコありがとう。そしてまた一歩先に進むことができたことに感謝したい。セレソンたるやどうするべきかを教えてくれた...。
日本代表監督としてのジーコの最後、ジーコジャパンの終焉。そして早すぎる幼きサッカー友達の最期.....。
いくつかの悲しい出来事が重なった長い一日。それが私の6/23だった。
そしてそのあと、ぐずついていた風邪が本格化した。
サンパウロでは、日本戦、盛り上がったみたいだね~
今度はアテネ世代が活躍する日本代表チームで、是非ブラジル戦を観たいね。
もちろん闘莉王のいる日本代表。
ブラジルと対戦だぁ♪
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■盛り上がった応援合戦=W杯日伯戦=日伯メディア取材に殺到=文協体育館で
500人が声援 2006年6月23日(金)
驚喜、落胆、そして諦観――。二十二日午後四時から行われた日本対ブラジル戦
の観戦イベント(copa no bunkyo)が文協体育館で行われ、約五百人が手に汗を握
った。
W杯初の日伯戦となった同試合では、四対一と惜しくも惨敗を喫したが、前半戦
で先制ゴールを決めた日本チームに会場からも「よくやった」の声が聞かれた。
グローボ、バンデイランテス、SBT、TVレコルジ、ガゼッタ、サントアマー
ロ、NHK、朝日新聞、時事通信、共同通信など日伯メディアが取材に訪れるなど、
注目度の高い試合となり、文協異例の大イベントとなった。
本企画のコーディネーター役を務めた小川彰夫文協副会長は会場を埋めた人の海
に目を丸くし、「予想以上の人が来てくれた。さあ、楽しもう!」と試合開始前に腕
まくり。
開始後十分ほど、音声が届かないハプニングもあったが、五×十メートルの大画
面を食い入るように見詰める会場は、前半三十四分に入った玉田圭司選手の先制ゴ
ールで大きく沸いた。
黄、緑、白、赤のブラジルカラーと日本色で染められた約二十のテーブルには、
鉢巻やハッピなど思い思いの応援スタイルに身を包んだサポーターたちが歓声を上
げ、パンデイロや和太鼓などが盛り上げた。
子供連れで応援に訪れた家族もおり、終始和やかな雰囲気での観戦。
もしやの期待感も高まった前半四十三分、ロナウドのヘディングシュートで同点。
後半立て続けに三点が決められるごとに大きなため息が漏れていた。
モジ市から訪れた中山喜代治・同文協会長は、試合後「日本はよくやった。日系
人とブラジル人が一緒に応援してとてもいい雰囲気だった。サンパウロの文協はど
んどんこういうイベントをやってほしい」と話していた。
小川副会長は、「敵味方じゃなくて、どっちがゴールしても嬉しかった。二倍楽し
める試合だったと思う」と満足そうな笑顔を見せた。
【BRASIL NEWS】ニッケイ新聞メルマガ版 206号 2006/06/24より転載