白金台ねこのデザイン遊園

ねこがいるデザイン事務所から日々徒然~ゆる~~く展開ちゅう♪

神保町でサムライ発見!

2006-07-13 07:43:11 | ブラジル・ブラジルサッカー

わたしも神保町で平積みサムライを見つけました(にっこり)
三省堂書店のアメリカ史のなかの、ラテンアメリカ史の棚です。


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【BRASIL NEWS】ニッケイ新聞メルマガ版 208号 2006/07/08より転載

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※ニッケイ新聞は、ブラジル国サンパウロ州サンパウロ市で発行されている移住者
や日系人、駐在員向けの日本語新聞。紙印刷版は週5回発行。このメルマガ版は本
紙記事の一部を使って、日本在住者向けに、ブラジルや日系社会に興味を持っても
らえるよう、編集し直したものです。

==■コラム「樹海」■==
 弊紙連載記事をまとめた『海を渡ったサムライたち』(ニッケイ新聞編集局報道
部・著=幻冬舎ルネッサンス)が、神田神保町の三省堂の歴史書コーナーに平積み
されていると在京の知人に教えてもらい、深い感慨をおぼえた。ある意味、日本移
民の歴史が、日本の知識階級に認められたことではないかと思った。三省堂神田本
店といえば、日本最大の古本街の真中にそびえ、知識人が集まる有名書店だ。同様
に新宿の紀伊国屋、東京駅前の八重洲ブックセンターでも平積みだという▼もちろ
ん、移民のことを書いた本が日本の書店に並ぶのは初めてではない。ただし、元々
移民向けに書かれた邦字紙の記事が日本で出版された例はない。百周年を前に交流
を盛んにするには、お互いを知ることが重要なのは言うまでもない▼ところが最近、
日本で話題になるのは帰伯デカセギ逃亡問題に代表されるような犯罪や、デカセギ
子弟教育問題が多い。これは日系人のほんの一断片であり、これで日系社会全部を
判断されたら困るという声もよく聞く▼県人会関係者からは、母県の国際交流課の
担当者は三年ぐらいでどんどん代わってしまい、その度にあらためて説明するとの
話も聞く。学術論文のような難しい本ではなく、気軽に読める本が必要だとの声も
きき、今回企画された▼これを呼び水に、さらに移民の本が続々と出版されること
を期待したい。それが日本の取引先や関係者、親戚、友人に紹介され、少しでも理
解を深めるような動きに発展すれば面白い。日本から一方的に情報を受け取るので
なく、こちらから発信する。それこそが相互交流だ。(深)



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