一喜一憂

2010-03-01 21:40:57 | 日記
循環器内科の4週間ごとの予約診療を受診。夫が同行。
今日は家で採尿したが、家でも手間取っしまったとはいえ、病院でするよりはまし。
病院に行きたくない母は「どうでもいいの」と放っておいてほしいと言わんばかり。
「気持ちはわかるけど、行かないとむくみがひどくなったり、
苦しくなるかもしれないし、悪くならないように行こうね」と話しかける。
タクシーに乗り込むのも、足・腰に力が入らないで大変だった。
寝るか座るかの毎日なんだから、弱ってしまうのは仕方ない。

尿を提出して、採血、胸部レントゲン、そして診察。
今日は混んでいて、待ち時間が長かった。
母は終始不機嫌で、「いやだ、いやだ」を連発。
ところが、診察室に入ると、満面の笑みで「元気です!」と。
ま、よその人に愛想を振りまけるのはいいことかなー。
で、結果はBNPの値が高いそうだ。
主に心室から分泌されるナトリウム利尿ペプチドの一種。
心不全などの診断時に用いるもので、基準値が0~18.4のところ、母は1488と桁が違う。
1月には300台で落ち着いていたので、ちょっと高すぎる。
胸の水も前回のレントゲンと変わりなく、足もむくんだままなので、
利尿剤を追加。
腎臓が悪くなる可能性はあるが、どちらを選ぶと言っても、
心臓あっての腎臓だからということである。

薬が多くなって、朝だけ、朝昼2回、朝昼夜3回と、
数も回数もばらばらなので、混乱しないように、
「薬整理キープケース」を購入。2221円也。
1週間分の薬を朝・昼・夜に区分して整理できるクリアケースである。
今の母では、このケースがあったとしても、一人ではどうにもならない。

母は帰宅後2時間ほどぐっすりと寝て、少し元気になり、
夕飯は久しぶりに箸を休めずに、しっかりと食べた。
ここのところ、箸を置いてぼんやりしたり、居眠りすることさえあったので、
ちょっとほっとした。
テレビもほんの少しだが、反応するようになった。
一喜一憂である。

最近、父愛用だったラジオを聴いている。感度良好。
今夜はTBSラジオで、ブルーハーツ特集。
私の好きな曲たちが次々に流れる。
ご機嫌な夜になった。