おじさんが いきなり店にでっかい植木を持って来た。
ピンクのリボンついてて真っ赤な花が咲いてて
なんやの?どこの開店祝い?
「ちがうわ!あんたと会えんようになるからやんか!」
え?そんなんいーねんで? まだ二回ここ来るし。
「そんときに わしがここにこられへんかったら 会われへんやないかい。」
そーお? バイトちゃんたちの誕生日には薔薇の花束くれて
わしにまでこんなんもらってえーのん?
おじさん、転職したばっかしやん、 こんなとこお金使ったらあかんやんか。
「えーねや、あんなー、忙しいときにわし来て、なんで来んねん思たこともあったやろ。
知っとんねんで。だからな、これな、観用植物や。」
なにがだからなんか わからんけど ありがとう。
「あのな観用植物はな、毎日話し掛けたげんとあかんねんで。
朝はな、おはよう、帰ったら ただいま 寝るときは おやすみ や。
あんた旦那おらんかったらちょうどええやん。 これ、わしやと思って 毎日しゃべって。」
うはは~ それもすごいな。(笑)
「ほんまやで。もうあんたに会われへんねんから たのむで。
ほんま会えんでさびしわー 忘れんとって。 これ見てわしのこと思い出して、なっ。」
大丈夫や、おじさん。
わしのかわりに、 ぴちぴちのおじさん好みのお嬢さんが またここに来るねん。
おじさんは わしのことなんか あっちゅー間に 忘れるわ。
「そういう問題ちゃうがな。
わしな、たぶんいっつもこのへんうろうろしとうと思うから、
見たらまた声かけてな。絶対やで。」
わかったよ。 ありがとね。
残念なことに とてもじゃないけど でかすぎて
うちには置けなかったので 実家へ持っていったら うちの母が
「なんやの!パチンコ屋の開店祝いやの?」
目を丸くしておんなじことを言うとった。
派手なプレゼントでびっくりしたけど 心底ありがとね、おじさん。
ピンクのリボンついてて真っ赤な花が咲いてて
なんやの?どこの開店祝い?
「ちがうわ!あんたと会えんようになるからやんか!」
え?そんなんいーねんで? まだ二回ここ来るし。
「そんときに わしがここにこられへんかったら 会われへんやないかい。」
そーお? バイトちゃんたちの誕生日には薔薇の花束くれて
わしにまでこんなんもらってえーのん?
おじさん、転職したばっかしやん、 こんなとこお金使ったらあかんやんか。
「えーねや、あんなー、忙しいときにわし来て、なんで来んねん思たこともあったやろ。
知っとんねんで。だからな、これな、観用植物や。」
なにがだからなんか わからんけど ありがとう。
「あのな観用植物はな、毎日話し掛けたげんとあかんねんで。
朝はな、おはよう、帰ったら ただいま 寝るときは おやすみ や。
あんた旦那おらんかったらちょうどええやん。 これ、わしやと思って 毎日しゃべって。」
うはは~ それもすごいな。(笑)
「ほんまやで。もうあんたに会われへんねんから たのむで。
ほんま会えんでさびしわー 忘れんとって。 これ見てわしのこと思い出して、なっ。」
大丈夫や、おじさん。
わしのかわりに、 ぴちぴちのおじさん好みのお嬢さんが またここに来るねん。
おじさんは わしのことなんか あっちゅー間に 忘れるわ。
「そういう問題ちゃうがな。
わしな、たぶんいっつもこのへんうろうろしとうと思うから、
見たらまた声かけてな。絶対やで。」
わかったよ。 ありがとね。
残念なことに とてもじゃないけど でかすぎて
うちには置けなかったので 実家へ持っていったら うちの母が
「なんやの!パチンコ屋の開店祝いやの?」
目を丸くしておんなじことを言うとった。
派手なプレゼントでびっくりしたけど 心底ありがとね、おじさん。