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 YouTubeで空前の“小室親子バブル” 5種類に分類される動画に名誉毀損のリスクも

2021-07-24 11:00:00 | 日記

下記はデイリー新潮オンラインからの借用(コピー)です

浅はかなYouTuber
 秋篠宮の長女・眞子さま(29)と小室圭さん(29)の婚約問題が、国民的議論に発展しているのは、ご存知の通りだ。
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 ネット上でも、お二人の結婚に反対する声は多い。“破談”を願う過激な意見も目立つ。そんな“ネット世論”を考える際、Twitterが調査対象になることが一般的だ。
 一言で“小室問題”というが、その内情は【1】小室さん自身の問題、【2】母親の小室佳代さんの問題、【3】親子の問題──大きく3つに分けられる。
 例えば、金銭トラブルは母親である小室佳代さんの問題だ。A4サイズで28枚の文書を発表したものの、世論の総スカンを食らったのは小室圭さんの問題、という具合だ。
 試しにTwitterで、【1】から【3】までの単語を入力して検索をかけてみよう。それぞれ2つのツイートを選び、その一部をご紹介する。
「【1】小室圭」で検索
《眞子様にはやはり似つかわしく無い人だという事が判明しました》
《小室圭さんも眞子さまも税金泥棒だと思われても仕方ないでしょ》
「【2】小室佳代」で検索
《小室佳代もやっぱりおかしな奴だよ。つくづくそう思う》
《小室佳代さんの老後の生活も、眞子様と小室圭さん経由で、皇室利用で扶養することになります》
5種類の動画
YouTube「田村淳の休日」より
「【3】小室親子」で検索
《はやく身を引いてくれ!小室親子》
《秋篠宮家と小室親子は 国民への説明責任を果たすべき。この結婚には反対です》
 いずれの意見も、決して目新しいものではない。つまり、ごく当たり前の声がTwitterに投稿されていることが分かるわけだ。
 だがネット世論に詳しい人でも、YouTubeにおける小室問題の状況を調べたことは少ないかもしれない。
 YouTubeの公式サイトに「小室圭」、「小室佳代」、「小室親子」といった言葉を入力すると、どうなるのだろうか。ネットに詳しいライターが解説する。
「再生数などに応じ、大きく分けて5種類の動画が表示されます。1種類目は、NHKや民放キー局といったテレビ局、あるいは新聞社などが作成した動画です。記者会見の様子などを伝えるもので、内容にも全く問題がなく、再生回数も多い動画であることは言うまでもありません」
 2種類目の動画は、YouTubeの公式チャンネルを持つ著名人の見解が収録された動画だ。ロンドンブーツ1号2号の田村淳(47)や、脳科学者の茂木健一郎氏(58)といった人々が小室問題について見解を述べている。6月27日現在、任意の1本を調べてみると、前者の再生回数は約9万2000回、後者は約16万8000回だ。
“小室バブル”
「3種類目の動画は、顔や名前を明らかにしてはいるが、知名度の低いYouTuberが、単に報道を朗読するタイプのものです。『週刊誌には、こんなことが書いてありました』という内容です。本当に新聞や雑誌、ネットメディアの記事を紹介するだけで、YouTuberの見解すら示されるない動画もあります。ところが、10万を超える再生回数が記録されている場合もあります」(同・担当記者)
 例えば、元銀行員を名乗る男性のYouTube公式チャンネルがある。小室問題に関する動画を相当数配信しているが、そのほとんどは週刊誌やネットニュースの報道を紹介しているだけだ。
 その他の動画は、銀行員のリストラや住宅ローンの問題など、自身の専門を活かしたものが多い。
 興味深いのは再生回数だ。元銀行員という職歴を活かした動画は数千から1万台という再生回数が大半を占める。
 ところが、小室さんや小室佳代さんの問題を取り上げた動画は1万を超えることが多い。それどころか、場合によっては10万台に達することがある。
過激化する動画
「YouTubeで“小室バブル”が起きていることがよく分かります。それだけ世間は小室さん親子に関心が高いということでしょう。YouTuberが小室親子について言及すれば、再生回数が伸びるのです。しかも独自取材を行わず、単に週刊誌の記事を朗読するだけで再生回数を稼げるのです。まさに“濡れ手に粟”です」(同・担当記者)
 ただ、こうしたYouTuberは他の動画でも数万台の再生回数を記録しているのは事実だ。数千台という低い再生回数に悩んでいるYouTuberは更に過激化し、世間の耳目を集めようと懸命だ。
「4種類目が、いわゆる“底辺”のYouTuberです。こちらは何をやっても再生回数が少ないタイプと、小室動画だけは再生回数が伸びたタイプと、2種類に分かれます。例えば、小室佳代さんの周囲で自殺が相次いだことを指摘し、『自殺がこんなに連続するはずがない』と主張する動画は一定の再生数を獲得しています」(同・担当記者)
 他に再生回数が多いのは、小室佳代さんが遺族年金を詐取した疑いがあるとする内容の動画だ。週刊文春の報道が“出典”なのは言うまでもない。
最後の一線
「一方、もともと再生数の少ないYouTuberは荒唐無稽な主張を繰り広げることもあります。例えば、あるYouTuberは、小室さんのファッションが広域暴力団の組長のセンスに似ていると主張しています。他のYouTuberは冷静な口調で小室さんの身体的特徴を罵倒する動画を配信しています。さすがに眉をひそめる内容で、再生回数も低迷しています」(同・担当記者)
 5種類目は名前や顔を公開していないものだ。動画ではイラストや合成音声を使用し、小室親子についての誹謗中傷を垂れ流している。
 顔を出しているYouTuberの動画と内容の差はないかもしれないが、より卑劣であることは言うまでもない。この記事では紹介は控えさせていただく。
 ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「小室さん親子を巡る真面目な国民的議論と、こうした動画は分けて考える必要があります」と指摘する。
「小室さん親子に問題があるのは言うまでもありません。結婚に反対する世論が多いのも頷けます。そしてYouTubeを含むネット上の罵詈雑言に溜飲を下げる人もいるかもしれませんが、やはり最後は一線を引くべきでしょう」
訴訟の可能性
 小室問題でいたずらに極端な主張を垂れ流すYouTuberには、「名誉毀損」というリスクがつきまとう。
「こうしたYouTuberはネット上の言論しか見ていません。Twitterなどで小室親子の非難が多いことを認識し、『これなら炎上しない』と判断しているのです。いわばネット世論の尻馬に乗って、あることないこと乱暴な言説を動画化していると言えます。その内容は小室さん親子が名誉毀損で訴訟を起こしたなら、簡単に勝訴できるものばかりです」(同・井上氏)
 実際のところ、小室さん親子が一部のYouTuberに「訴訟を起こすぞ」と警告する可能性は低くないという。
「小室さんがニューヨーク州の司法試験に合格すれば、晴れて法曹家の一員になります。今のところは眞子さまと結婚する男性として、自重を必要とする立場だったと思います。しかし、法律のプロとなれば、自分に対する酷い言論に対して行動を起こさなければ、法曹家としての見識が問われるとも言えます。日本の法曹関係者に協力を仰ぎ、配信者を特定して内容証明を送るというシナリオは荒唐無稽なものではないでしょう」(同・井上氏)
 もちろん、小室さんが法的措置を警告すれば、世論が反発する可能性はある。
健全なバランス感覚
「小室さんは正直に言って、世間から総スカンを食らっています。いわば、失うものは何もないわけです。捨て身になってYouTuberに警告を発すれば、『この問題だけは小室さんを支持する』という人も出てくると思います。それが2割や3割に達するだけでも、むしろ小室さんにとってはプラスになります」(同・井上氏)
 いくら小室親子に問題があると言っても、名誉毀損はよくない。それが健全なバランス感覚だ。
「無名でお金のない会社の作った商品でも、ネットで拡散すれば大きな宣伝効果を得られます。これはネットの良いところです。一方、発言力を認められていない人の罵詈雑言が拡散してしまうのはネットの悪いところです。とはいえ、どちらも本質は同じで、まさに表裏一体です。だからこそ私たちは“良識”を大切にする必要があります。『小室さん親子は確かに問題だけど、この動画はやっぱりよくない』と指摘することは重要です」(同・井上氏)
デイリー新潮取材班



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