化粧品の成分おたく さえぽんの日記 (2017年7月化粧品成分検定1級【上級スペシャリスト認定】所得しました)

毒判定 1~3 ①★の時天然エキス等CAS有
天然×天然素材合成☆彡
or
天然×石油合成?成分名だけでは不明★①

カルミン=コチニール色素 人によって起こる場合がある食物のアレルギーと近い位置?

2017年05月06日 21時29分09秒 | 化粧品成分 豆知識

 かなりリスクの低そうな成分の口紅

  • 成分

    ヒマシ油・ヒマワリ種子油・ミツロウ・キャンデリラロウ・セイヨウハッカ油・ラノリン・マイカ・カカオ脂 ・カルナウバロウ・シア脂・アンズ核油・イチゴ種子油・クロフサスグリ種子油・セイヨウニワトコ種子油・トコフェロール・ダイズ油・カノラ油・ローズマリー葉エキス・アルミナ・酸化チタン・カルミン・酸化鉄

気になるのはカルミン ウィキペディアより

カルミン酸(carminic acid、C22H20O13)は、コチニールカイガラムシポーランドコチニールカイガラムシといった一部のカイガラムシ中に天然に存在する赤色グルコシドヒドロキシアントラプリンの一つである。これらの昆虫は捕食者に対する抑止力としてカルミン酸を生産している。カルミン酸はコチニール色素(カルミン)中の着色剤である。別称はC.I. 75470およびC.I. Natural Red 4である。

カルミン酸の化学構造は、グルコースユニットと連結した母核のアントラキノン構造からなる。

カルミン酸は1991年に初めて全合成された[2]

ここまでウィキペディア

天然の虫から得られる色素コチニール、花から得られるあかね等天然物のアレルギーに反応する人もいらっしゃいます。

以前は草木染など天然由来の成分として使われていた成分です。

草木染のメーカー側から10年ほど前に規制がかかりました。(廃盤)

虫だから嫌がる方も多いと思いますが、少し紫がかった綺麗な赤色です。

天然物のアレルギー成分が取り除かれた上で化粧品等に使う事が出来れば、安心して使えないかしら?

合わない人は使用を控えるように。と規制が出来たようです。

ポジティブリストでもネガティブリストでも旧指定成分でもありません。

そば・小麦粉も合わない人はアレルギーを起こします。食物アレルギーに近いと思います。

下記は化粧品成分リストより。

私は合成の色素よりコチニール色素の方がまだ安心だな。(多くの合成の口紅は唇の皮がむけたので苦手でした)

表示名称 カルミン
成分番号 551013
INCI
  • Carmine
中文名称
胭脂红
定義 本品は、コチニール(*)のアルミニウムレーキである。
参照表示名称: コチニール,
配合目的 着色剤、香料 規制分類   CAS 1390-65-4 RTECS FH8891000 有機性値 440 無機性値 1115 備考 平成24年5月11日付薬食審査発0511第1号「コチニール等を含有する医薬品、医薬部外品及び化粧品への成分表示等について」で、コチニール(カルミン酸)およびカルミン中の不純物タンパク質に起因すると推定されるアナフィラキシー反応の発現が報告されたことから、外箱などに「本製品にコチニール等が含まれている旨」「使用中に異常があった場合は使用を控える旨」を記載することが通知された。