化粧品の成分おたく さえぽんの日記 (2017年7月化粧品成分検定1級【上級スペシャリスト認定】所得しました)

毒判定 1~3 ①★の時天然エキス等CAS有
天然×天然素材合成☆彡
or
天然×石油合成?成分名だけでは不明★①

500円前後で提供されている洗顔フォームです。ベースは同じですが天然エキス配合で10000円の洗顔に。

2016年12月07日 22時55分20秒 | 洗顔・クレンジング


典型的な石鹸系の洗顔料です。

天然物が入ってないだけに、防腐剤も配合しなくても保てるようです。

両性界面活性剤成分をぷらすしてソフトに仕上げています。

安価な洗顔料を求められる時、一つの選択肢だと思います。


価格が高い洗顔料でも石鹸タイプの基本の構成は90%以上は上記と似たり寄ったり。

構成以外の10%を天然エキス等をたくさん配合して価格が
3倍5倍10倍20倍となってゆきます。

確かに10%に保湿成分を沢山入れれば少しはソフトな仕上がりになりますが・・・・・・・

洗う目的だけならこれでもOK(肌が弱い人は使えません)

保湿を追及して天然エキス配合すると2倍~20倍の価格・・・・・・。

残念ながら天然エキスを配合して保湿成分を加えても敏感肌さんには向きません。 

下記有名メーカーの10000円の洗顔料です。
上記500円の洗顔料と基本の構成似てますよね。

3・4・5・7は高級脂肪酸です。

高級脂肪酸+水酸化Kで脂肪酸K(陰イオン界面活性剤 石鹸K素地となります。)

そうなんです。ベース構成は上記と下記はそっくり。

3. ミリスチン酸
4. パルミチン酸
5. ラウリン酸
7. ステアリン酸
上記に6. 水酸化Kを化学合成すると上記表500円の洗顔フォーム配合順2:ミスチリン酸Kと同じ性質になります。 


下記10、20、21、25、27、29は
旧指定成分由来成分から合成をされている非イオン又は陽イオン界面活性剤です。


天然エキスで香りも良くなっていると思います。
肌あたりは上記に比べしっとりはすると思います。

1. 水
2. グリセリン
3. ミリスチン酸
4. パルミチン酸
5. ラウリン酸
6. 水酸化K
7. ステアリン酸
8. マルチトール
9. BG
10. PPG-24グリセレス-24
11. コメヌカスフィンゴ糖脂質
12. ダイズ油
13. レンゲソウエキス
14. ベニバナ黄
15. ダイズタンパク
16. アルニカエキス
17. マヨラナ葉エキス
18. クララ根エキス
19. ニンジン根エキス
20. トリデセス-4カルボン酸Na
21. ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル
22. 尿素
23. ラウロイルサルコシンイソプロピル
24. エタノール
25. PEG-160M
26. 水添レシチン
27. ポリクオタニウム-7
28. セルロースガム
29. ポリクオタニウム-39
30. ヒドロキシプロピルメチルセルロース
31. 香料


私が選ぶときは、洗浄成分(界面活性剤)までがその化粧品の7割~9割を締めるので、ここを見ます。
シンプルタイプ・保湿成分もりもりタイプ。

どちらも私には強いですね。

その化粧品の構成部分(特に界面活性剤)が無機性値が高いものを選んでます。
出会えた時は{え?なんで?どうなってるの??}
でした。
裏表示が見れるようになるとこんな楽しみに出会えるかも。

By さえぽん