化粧品の成分おたく さえぽんの日記 (2017年7月化粧品成分検定1級【上級スペシャリスト認定】所得しました)

毒判定 1~3 ①★の時天然エキス等CAS有
天然×天然素材合成☆彡
or
天然×石油合成?成分名だけでは不明★①

無添加主義を看板にしているメーカーの洗顔料解析しました。今回の解析で最もショッキングだったのはスクワランの本質です・・・・

2016年12月05日 22時47分26秒 | 洗顔・クレンジング



無添加化粧品、スクワラン、ミネラルカラーがメーカーの宣伝
無添加主義を看板にしているメーカーの洗顔料です。
ところで何が無添加?・・・・

無添加をイメージに売り出すメーカーさん多いのですが・・・・・

石油化学合成成分は半分以上。
石油化学合成の防腐剤も採用。
無添加と言われると天然のイメージが頭をよぎると思います。

今回の分析で最もショッキングだったのはスクワランです。

化粧品表示名称の成分登録が13000を超えていると以前ご案内しました。
多くの植物エキスは
○○エキス   本質から天然×石油化学合成
○○果実エキス 本質から天然×天然化学合成☆
○○花エキス  本質から天然×天然化学合成☆
○○種子エキス 本質から天然×石油化学合成

と一つの植物で3~10の表示名称を持ちますが表示名称の本質から☆(天然=無機性値)を見つける糸口になります。

なのにスクワランは本質がそれぞれ違うのに・・・・・・・。下記の状態のままなのです。
つまり★で示すしかない典型的なタイプ。
名前だけでは天然合成or石油合成か見分けられません。

本質から見ると一番上の  

植物性スクワランは   ☆=天然
合成スクワランは    名前の通り石油合成のスクワラン
問題はスクワラン    本質を見ても見分けられない。

しかも成分のINCSはすべて一緒なのです。


安価な化粧品にもスクワランが入ってます。
天然合成:石油化学合成では原料の価格は100倍以上の差があると聞いたことがあります。
その化粧品の主成分が石油化学合成の成分ばかりならスクワランも石油化学合成のスクワランかも。

裏表示を見て選ぼうとお勧めしてますが、
裏表示を見ても見分けがつかないものもまだまだあるのよね。

By さえぽん