桜ヶ丘・水辺のある森再生プロジェクト

2月18日(土)水源確認、水路整備、除伐、除草等

この日は皆で緑地の水源から水路設備の確認、水路整備の土留めの続きやNTT水路周辺の除伐等様々な整備を実施しました。

緑地の中心部、水源を皆で確認


保土ヶ谷礫層から滲み出る湧き水が緑地の水の供給源です


明治時代の遺構と言われるレンガ製の横井戸


取水口には泥やゴミが入らないようにストレーナーの工夫があります


パイプを通って一つ目の青タンクへ流れる水と、水路を流れる水が絡み合う地点


堆積泥等の管理が必要な旧縦井戸の上も確認しています


こちらは田んぼへ通じる水瓶池1号


水瓶池2号


水瓶池3号からはほどっこ水田以外の田んぼへの水が分岐されます


調整が難しい分岐点の升


最後の水瓶池4号はメダカ池と呼ばれていますが、水草が入っているのでクロスジギンヤンマのヤゴ等が棲息しており、メダカは難しいです。。


パイプからの水は池などを通さずに直接水道に供給されています。泥詰まりを防ぐため、常に出しっぱなしにしておきます。水温は通年湧き水の15度に近いです。


フトンカゴ周辺の水路整備&土留めも大分進み。。


水路らしくなってきました!


一方、NTT水路周辺は水路の日照を改善するためにアカメガシワの除伐を実施しています


安全の為、ロープを掛け樹高の2倍以上離れた場所で引くルールがあります


今日は兄弟で力を合わせて!


まずは受け口を入れます


斜め切りは難しいのですががんばりました!


受け口の水平部分もがんばります


裏側から追い口も入れて伐倒完了!お疲れ様!


枝をバラして集積します


年輪を数えると6歳位の樹でした


午後の部ですが、前回切った二股のアカメガシワも伐倒しました


こちらはチェーンソーなので太くても楽勝でした。。


年輪は15歳位、年輪の間が広いので生長の早い樹木であることが分かります


薪が沢山作れそうです


田んぼエリアではトキワツユクサ(ツユクサ科、外来種)の除草や落ち葉掃きや


樹林エリアではナラ枯れ対策としてブナ科の大きな樹に炭をすき込んだり


トキワツユクサ(ツユクサ科、外来種)の除草や除伐等も進みました


トキワツユクサを除草したエリアではスミレが増え、成果を実感でき励みになります


焼き芋タイム!


ホットマシュマロやホットサンドも登場!


大変美味しくいただきました♪


斧も登場!切れ味を確認中?


お土産は春の味覚、フキノトウです♪フキ(キク科、雌雄異株)の蕾の部分を蕗の薹と呼びます


ニワトコ(ガマズミ科)もいち早く芽吹き、こちらも天ぷらにすると美味しいです


マンリョウ(サクラソウ科、万両)の黄色い実のバージョンもは民家からの逸脱と思われます


ヤブツバキ(ツバキ科)


今回も沢山の作業が進み、着実に保全が進んでいることが実感出来ました。皆様お疲れ様でした!
次回、3月5日(日)は昨年に引き続き國師 裕紀子(くにし ゆきこ)氏を講師にお迎えし、恒例の早春の観察会をメンバー限定で実施予定です。どんなイキモノがみつかるでしょうか?お楽しみに!

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