海上自衛隊の護衛艦「きりしま」の迎撃試験の成功は、凄かった。
イージス艦「きりしま」の快挙
ねずきちのひとり言、さんから転載
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1356.html
ちょうど1年前の10月26日のことです。
全世界を震撼させる、ある事件が起こりました。
日本の海上自衛隊の護衛艦「きりしま」が、
ハワイ沖で大陸間弾道弾の迎撃試験を見事成功させたのです。
「きりしま」の放った迎撃ミサイルは、6発の
大陸間弾道弾にすべて命中。
弾道弾を、宇宙空間で迎撃してしまったのです。
これは世界初の快挙です。
世界で初めて、大陸間弾道弾がミサイルで撃墜させられた。
日本の海上自衛隊は、試験開始前から、
「100発100中ですよ」とケロリとしていたと
いいますが、対する米国のミサイル防衛庁(MDA)
は、びっくり仰天。
むしろ日本側よりも、有頂天といっていいくら
大喜びしてくれています。
高速で飛来するミサイルを、宇宙空間で撃ち落とす
というのは、飛んでくるピストルの弾を、
ピストルの1発の射撃で撃ち落とすよりも尚、
むつかしいといわれています。
どうしてかというと、なにせ宇宙空間には大気がない。
ですから、迎撃ミサイルの軌道を、途中で羽を使って
変えることができないのです。
大陸間弾道弾は、一基のミサイルに、複数弾頭を
搭載したり、核を搭載したりできるミサイルです。
射程距離は8000km~10000kmもある。
そしてこれを配備しているのは、現在、米国、ロシア、
中共と北朝鮮の4国です。
極めて大型のミサイルなため、とにかく
その威力たるや凄まじい。
これを迎撃するということは、自国の安全を
守る上で絶対に不可欠なのだけれど、
これまで実現が不可能だったのです。
ですから「報復攻撃をするぞ」という、政治的、
軍事的脅しだけが、これまでは唯一の対抗策だった。
それを、いともあっさりと、
日本の海上自衛隊が迎撃してしまったのです。
米国内では、このニュースは、大々的に報道されました。
そりゃそうです。
ロシアや支那から飛んでくる大陸間弾道弾の
脅威にさらされずに済むようになるのです。
これがビックニュースでなくて何だというのでしょうか。
ヨーロッパでも、このニュースは大々的に報じられました。
他国からの侵略の脅威から、これで逃れられるのです。
米国では、このニュースの動画まで作られました。
下に転載します。
なんだか映画を見ているみたいな凝ったつくりの動画です。
技術的にも、このニュースは、まさに世界の最先端をいくものです。
当然、世界中が注目した。
ところがどうしたことでしょう。
日本のメディアは、このニュースを、まったく黙殺しました。
民主党政府も、まったく沈黙したままです。
まるで「なかったこと」にされてしまっている。
こんなことで果たして良いのでしょうか。
関連記事
■やまと新聞社「海上自衛隊訓練展示でみえてくる
国防の空白「いせ」と「きりしま」の話」
http://www.yamatopress.com/c/19/170/4292/
■「航空戦艦「伊勢」と「日向」の物語」
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1159.html
関連動画 ↓必見です↓
Japan Aegis BMD (JFTM-4) Stellar Taka Flight Mission Success Quicklook
画面大https://www.youtube.com/v/_pr9WY2Xyj0?version=3&hl=ja_JP
少ない予算で、日本は本当に良く、がんばってる~~!!!
。
拝読させていただいてますm(__)m
それで気づいたのですが、
この去年の迎撃実験の成功自体は素晴らしいことなのですが
迎撃対象は「大陸間弾道弾(ICBM)」じゃなくて
ノドン級の「準中距離弾道ミサイル(MRBM)」だったと思います。
「JFTM-4 タカ」と呼ばれている弾道ミサイル迎撃試験ですね。
きりしまを含むイージス艦「こんごう」級4隻のうち
3隻がこの種の迎撃実験に成功しています。
この迎撃ミサイル(SM-3)は
いずれはICBMの迎撃も可能になるように
現在開発が進んでるとのことなので
ブログ主さんは
おそらく、その話しとごっちゃにされてるのでは?
海自がやりました。またまた快挙です。
皆さんご既知だとは思いますが、これは大陸間弾道ミサイルを大気圏外で迎撃するミサイル迎撃システム。
大気圏外まで迎撃ミサイルを飛ばしてものすごい速さで移動する弾道ミサイルに命中させるなんて
ホント凄い技術ですよ。現在こんな事ができるのは日本とアメリカだけ。
この迎撃システムの実験は3年前にはじめて日本の海自のイージス「こんごう」で成功。
しかし2年前の「ちょうかい」では追尾は成功したものの、ミサイル側の問題で迎撃が失敗。
1年前の「みょうこう」では完全成功!
そして今回、BMD(ミサイル防衛)改修予定最終の「きりしま」でも大成功。
核兵器を所持できない日本が核保有国の脅威から国土、国民を守る最後の「盾」がこのシステム。
この実験の成功は本当に喜ばしい事です。迎撃試験に携わった海上自衛隊の自衛官の皆様に拍手を送りたい。
サヨクヴァカはこのシステムに250億円(1隻あたり)の血税をつぎ込んでどうのこうのとほざきますが、
その投資で多くの人命を守るシステムが構築されるなら、安いものです。
文句があるなら中国と北朝鮮に行って核開発反対デモしてこい!
http://sgourmet.blog94.fc2.com/blog-entry-1045.html
イージス艦「SM3」、迎撃成功=ミサイル防衛、年内にも4隻体制へ
(時事ドットコム 2010/10/29-16:33)
防衛省は29日、海上自衛隊のイージス艦「きりしま」(横須賀基地所属、基準排水量7250トン)が米ハワイ沖で28日(日本時間29日)、弾道ミサイルを撃ち落とす海上配備型迎撃ミサイル(SM3)の発射試験を行い、標的の迎撃に成功したと発表した。
イージス艦のSM3発射試験は4回目で、2008年の「ちょうかい」以外は迎撃に成功している。これで当初SM3の搭載が予定されていた4隻の改修と発射試験はすべて終了。きりしまは帰国後、実任務に就き、年内にもイージス艦4隻体制でのミサイル防衛がスタートする。
同省によると、きりしまは28日午後5時6分(同29日午後0時6分)にハワイ・カウアイ島の米海軍施設から発射された標的の模擬弾を数百キロ沖合からレーダーで探知。模擬弾発射から3分後にSM3を発射し、撃ち落とした。
SM3はミサイル防衛の第1段階で、発射された弾道ミサイルが大気圏外にあるうちに撃ち落とす。撃ち漏らした場合は地上配備のパトリオット「PAC3」が対応する。
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アメリカ様の技術が基本なんですが、運用方法は日本流、今後新しいSM-3も日米合同で開発中ですね、科学・技術は続けて研究開発しないと進歩しません、また嘘もつきません。真似パチリでは現状打破できない。今回のSM-3とPAC-3である程度(PAC-3は守備範囲が狭すぎるがー)、迎撃態勢は取れました、特に北に対しては、発射場所が、日本からそう遠くないので、一番簡単なブースト時に迎撃するのは、北・韓国の領土内になりますので、迎撃は難しいでしょうが、短・中距離弾道ミサイルでは、そう高度が高く取れないので、SM-3ならまず問題なく対処できるでしょう。これで、早期警戒能力が高まり、日本海側にイージス艦が数隻あれば、1隻で数回の発射が可能でしょうから、相手側が、弾頭分離程度なら対処できるでしょう。北はかなり焦るでしょうな。
多くの日本人が知らない事実だと思います。
まぁ、マスコミにはもはや信用などしていませんが、不信感がいや増す一方ですね。
それにしても、海上自衛隊の能力の高さは本当に感動的に素晴らしいです。
日本の誇りですね・・・。