幸福実現党
江夏正敏の闘魂メルマガ vol.196
2023年3月21日発行
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江夏正敏 幸福実現党 幹事長のオフィシャルブログ
http://enatsu-masatoshi.com/
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1、江夏正敏の「闘魂一喝!」
「政治家が宗教の教義に立ち入ることは恐ろしく危険」
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最近、国会議員を擁する公党の幹事長が宗教の教義に立ち入って大騒ぎをしています。それを面白いと持ち上げる人もいますが、どうなのでしょうか。
今回のメルマガは、政治家が宗教の教義や内容に立ち入ることの是非、危険性について述べていきたいと思います。
●「内心の自由」を否定されたらどうしますか?
「信教の自由」は大切であるということは世界の常識です。もちろん、日本国憲法にも「信教の自由」が大切だと書いてあります。しかし、現代の日本人は「いま一つ、ピンときていない」のではないでしょうか。
では、「内心の自由」はいかがでしょうか。「心の中で、何を思っても良い」という自由です。当り前と言えば当たり前なのですが、もし、政治家や国家権力が「あなたは心の中で思うことを規制します」と言ったらどうしますか。
●あなたの好きなものを否定する政府!?
もっと具体的に言えば、「あなたがアイドル、芸能人、ドラマ、映画を好きになったら罰を与えます」と政府が通達したら、ファンは怒るだろうし、恐怖を覚えますよね。
でもそのような国は現実にあります。北朝鮮です。韓国のドラマや歌を見たり聞いたら、強制収容所送りになります。下手したら死刑です。
このような国を全体主義国家と言います。そんな国には行きたくないですよね。
●自分の好きなことを思うことを規制するな!
「自分が何を思おうが、何を好きになろうが、何を信じようが、自由にやらせてくれよ」という魂の叫びがあるのでないでしょうか。
それが「内心の自由」であり、「思想・良心の自由」であり、「信教の自由」なのです。
●好きなことを表現させてくれ!
そして、「そして、その好きな感情に基づいて、コンサートに行ったり、CDを買ったり、映画館に行ったり、友達と話をして盛り上がったり、参拝したりする自由を無くさないでくれ」と、自分の内心の思いを表現したくなりますよね。
そうです。自分の言いたいことを表現する自由、これが「表現の自由」「言論の自由」なのです。
つまり、よくマスコミが言っている「言論の自由」の前には「内心の自由」「思想・良心の自由」「信教の自由」があるのです。
人間は何を好きになり、何を信じようが自由なのです。そして、それを表現することも自由です。
それを政治家が、国家権力が規制、統制することはタブーであり、恐ろしいことなのです。
●公党の役職者が宗教の内容に踏み込む危険性。
冒頭に申し上げた国会議員を擁している公党の幹事長が、安易に宗教の教義に立ち入り、その教義を批判しています。これはどうなのでしょうか。
例えば、「イエスは神の子ではない」「仏像を拝むことは偶像崇拝だから奈良の大仏を壊せ」「アラーなんかいないからイスラム教を信じる人は刑務所に入れろ」「神なんかいないのに初詣でお賽銭を投げるのは詐欺だから、神社を打ち壊せ」
「西洋の宗教を排除しなければいけないので、クリスマスを禁止しろ」「霊魂なんてないのだから、葬式も法要も必要ないので止めさせろ」などと政治家が発言したらどうですか。憤りを感じる人が多いでしょう。
そして、自分たちの思いや行動を統制するなんて、恐ろしい政治家、国家権力だと感じるでしょう。
そうです。政治家や国家権力が宗教の教義に立ち入ることは、こういうことなのです。あり得ないし、怖いことなのです。
だから、「信教の自由」が大切なのです。だから、「政教分離」があって、政治が宗教を弾圧してはならないのです。
●信教の自由を否定すると・・・。
政治家や国家権力が、宗教を否定し、「信教の自由」を否定すると、政治に参加できるのは「無神論者」だけになるでしょう。
初詣をした人は立候補できないとか。お寺でお葬式をした人、教会で結婚式を挙げた人は、立候補も投票もダメですとか。
少し極端ですが、でも、同じようなことは、香港で起きています。北京の共産主義国家への愛国心がなければ、立候補できないですから。秘密警察にマークされて、刑務所行きで、行方知れずになります。
●信教の自由を否定する政治家は独裁者、全体主義者。
ということで、ある公党の幹事長がある宗教の教義に立ち入って、「それは神ではない」と激しく主張しています。
それは、人間の精神を規制しようとする独裁者であり、そのような人が政権につくと全体主義国家になって、国民の心や行動を規制してしまう恐ろしい人なのです。
炎上商法を面白がって、そのような人を持ち上げるのは、極めて危険であり、無知であることを知っていただきたいと思います。
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2、編集後記
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ガーシーの除名を支持する人が9割との報道がありました。
ネットの炎上商法が様々に問題化しています。
この辺の善悪の判断をしっかりとしないと、社会の地獄化が進んでしまいます。
私たち国民の良識ある善悪、道徳観が社会に反映しますように。
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◆ 江夏正敏(えなつまさとし)プロフィール
1967年10月20日生まれ。
福岡県出身。東筑高校、大阪大学工学部を経て、宗教法人幸福の科学に奉職。
広報局長、人事局長、未来ユートピア政治研究会代表、政務本部参謀総長、
HS政経塾・塾長等を歴任。
現在、幸福実現党・幹事長。
http://enatsu-masatoshi.com/profile
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