https://news.infoseek.co.jp/article/20170407_yol_oyt1t50079/
米攻撃「北は恐怖感じているのでは」外務省幹部
読売新聞 / 2017年4月7日 13時44分
日本政府は米軍がシリアを巡航ミサイルで攻撃したことを受け、情報収集を急いでいる。
岸田外相は7日、米軍の攻撃を支持するかどうかについて、外務省で記者団に「事実関係を確認した上で、日本政府の考えを明らかにしなければならない」と述べるにとどめた。米国からの事前通告や支持表明を求められているかどうかについては「日米間では平素から緊密な意思疎通を行っている。ただ、詳細は控える」などと繰り返し、明らかにしなかった。
米軍のシリア攻撃は北朝鮮への圧力にもなる。外務省幹部は「北朝鮮は米軍の行動に驚き、恐怖を感じているのではないか」と指摘した。ただ、米軍が北朝鮮を攻撃すれば日本が報復対象となる可能性もある。岸田氏は「日米間の政策のすりあわせが重要だ。引き続きしっかりと意思疎通を図っていく」と強調した。