2020.10.14
10月某日、トカナ編集部に「近年稀に見る衝撃的UFOが激撮された」というタレコミがもたらされた。
撮影日は今月10日、長崎で「Noriko コメット」さんという人物が偶然にも目撃し、カメラで捉える
ことに成功したという。なにはともあれ、まずは問題の映像をご覧いただこう。
Mysterious UFO fleet Appears Over Nagasaki/長崎上空に前代未聞のUFO艦隊が出現!!
青く晴れわたる空を、とてつもないスピードで、しかもこの世のものとは思えないスムーズさで、さまざまにフォーメーションを変化させながら飛んでいくUFOたち――。まるで、雲ひとつない青空で悦びを爆発させているようではないか。空を舞うビニール袋などの類であれば、もっと不安定な動きになるであろうことは素人目にもわかる。異様だ。とにかく異様なのだが、美しい。ディスプレイを通しても吸い込まれるように見入ってしまう神秘さをたたえている。正体は一体何なのか!? まずは撮影者であるNoriko コメットさんは次のように語る。
外から帰宅中、北から南方向へ、白くはっきりとした球体が7、8個飛んできました。場所は長崎市南部。(撮影時に周囲では)3~4人くらいが散歩中で、写真を撮っている私を見ているようでしたが、空の物体には気がついていない様子でした。時間は午後4時28分からの1分強。写真を撮ろうと慌てていた時が20~30秒ありましたね。
最初は風船を一気に飛ばしたようにまとまって現れ、本当に風船かと思ったほどでしたが、だんだん消えたり、バラバラになって見えなくなりました。(位置的に)一番近いものは丸ではなく、いびつな台形でしっかり立体的に見えましたが、すぐに丸くなりました。
なるほど。撮影時の状況は理解できた。しかし、これだけでは謎の飛行物体が果たして地球外文明がもたらしたUFOなのかどうか判断することは難しい。そこでトカナ編集部は、日本を代表するUFO研究家である竹本良先生にコメントを求めた。
「UFO AT HOME!(自宅からUFO観察!)」
これは昨年夏から竹本が提唱しているUFO観察の仕方だ! NASAの「SETI AT HOME(自宅のコンピュータで地球外からの膨大な電波を分配しながら解析する方法)をパロった竹本流のシャレでもある。アダムス山や沖縄まで高額な旅行をせずとも、自宅でUFO観察しようよ、というケチケチ作戦なのだ。ところが今年に入り、突然のコロナ禍。この「UFO AT HOME」スローガンが俄然重要性を増してきたのだ。
そんなタイミングで起きた今回のNoriko コメットさんのUFO艦隊目撃は、まさにタイムリーとしか言いようがない事件である。このコロナ禍で大変な労苦を味わう医療従事者でもあるNoriko コメットさんがUFOに出会い、撮影に成功したのだから。
Noriko コメットさんはこれまで頻繁にUFOに遭遇し、撮影にも成功してきた。特に夜間、曇りや雨の日に出現したUFOのライブ中継なども行ってきた。私もかねてより注目していたが、今回のUFO艦隊撮影は破格である。以前、新宿の上空にUFO 艦隊が出現し、「読売新聞呼んでぇ!」と目撃者が叫ぶ動画が話題をさらったが、今回の動画はそれに匹敵、いや、それ以上かな? と思う。
今や自衛隊内に「宇宙作戦隊」が新設され、つい先日には河野太郎前防衛相がUFO対処方針を指示するような時代なのだ。果たしてこのUFO艦隊は、宇宙作戦隊の監視網にしっかり探知されているのだろうか? はたまた、その監視を無視するかのようにUFO艦隊は大空を舞っていたのか? トカナ読者の皆さんはどう思うだろうか。それにしても、大変な時代になってきたものである!
(竹本良)
竹本先生はこれが間違いなく素晴らしいUFO映像であると断言する。しかも、伝説級のUFO動画とまで仰るのだから、そんな映像をこうして読者と共有できる世の中になったことを素直に喜ぼうではないか。ただし、竹本先生によると今回のUFO出現にはコロナ禍が少なからず影響を与えているとのことだが、長崎といえば現在、長崎大学では危険度が高い病原体を扱う研究施設を建設中であるとの報道もなされている。もしや、地球外知的生命体はこの施設を気にかけてやって来た可能性もあるのではないか……? 謎は深まるばかりである。読者のみなさんも、UFOを撮影してしまった時には、まずトカナ編集部までご一報いただきたい!
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