「京都議定書」からの離脱を歓迎する。
http://sankei.jp.msn.com/life/photos/111128/trd11112822320016-p1.htm
[2011年12月04日(日)]
こぶな将人氏、ブログ転載
http://blog.canpan.info/kobuna/archive/1046
現在、南アフリカにおいて「COP17」が開催されています。
2009年には鳩山総理(当時)が、突如、国連の場において
日本が自主目標を定め、CO2削減のリーダーを務める旨の
発言があり、国際社会において大きな驚きを持って迎え
られました。
当時は「不都合な真実」により、地球温暖化が現実なもの
として捉えられ、近い将来は南極の氷が溶けて世界の多くの
大都市が海面下に沈んでしまうのではないか、という危機が
叫ばれていました。
日本でも福田総理の時代に洞爺湖でのサミットの主要テーマが
CO2削減であった事を思い出します。ある意味、国際的な景気
もよかった時代の話ではありました。
さて、そうした中でちょうど二年ほど前に
「クライメートゲート事件」が発生し、国際社会を驚愕に
陥れることになります。端的に言うと、地球温暖化の証拠
とされていたデータがねつ造されていた事が発覚したのです。
およそ10年間、国際社会の主要テーマの一つであった
「CO2削減」はこの事件をきっかけに一気に
「クールダウン状態」になりました。
当然であります。私たち幸福実現党は、2009年の衆院選後からも
この問題については、明確に批判を展開しておりました。
地球温暖化とCO2の量については、その因果関係が明確
ではない事を指摘し続けてきました。
そして、この問題にとらわれることが、産業界全般に対して
ネガティブな、方向を示す以外の何物でもないことを主張
してきました。
そうした中で、今回のCOP17において、日本は京都議定書
からの離脱を明らかにしている事は、非常によい事だと
感じました。
また、国際社会の中でも、この経済危機の中で、あえて
Co2削減を進めることが、いかに国力を弱めることになるのかを、
明確に理解している国家も多く、おそらくこの問題が進む事は
当面はなさそうな情況だと推察いたします。
経過は、ともあれ、結果としてこのような形に至った
日本の選択を是といたしたいと思います。
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関連ニュース
京都議定書“離脱”に賛否 COP17、6日から閣僚級会合
産経新聞 抜粋
「京都議定書の延長には参加しない」
細野豪志環境相は4日にダーバン入りし、閣僚級会合に出席。
日本の姿勢を明確に示す。
京都議定書では、日本や欧州連合(EU)など一部の先進国に
二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出量削減を義務
づけている。
だが、大量排出国の米国や中国には義務はなく、地球規模での
削減には欠陥があるためだ。
実際、削減義務を課されている国の排出量は世界全体の26%程度。
日本やEUが同意しても米中の削減行動が変わるわけではない。
政府関係者は「世界全体の排出量を減らすには全ての国が参加
する枠組みが必要」と指摘する。
・・・・・続き
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111204/trd11120400130000-n1.htm
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