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「三島由紀夫事件」とは何だったのか?

2017年11月24日 23時03分38秒 | 一般愛国者、 ご紹介記事。

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安田一悟の異次元歴史ミステリーさんより

「三島由紀夫事件」とは何だったのか?

2017/11/24
今年も、また「憂国忌」がやってきた。

47年前の1970年11月25日に、あの「三島由紀夫割腹事件」が起きたのである。

 ところは新宿市ヶ谷にあった自衛隊の駐屯地で、作家の三島由紀夫ら「盾の会」5人が
益田総監を監禁して、バルコニーから自衛隊員に「日本は、侍国家として立て」と激を飛ばして、       

 「諸君の中に一人でも、俺と一緒に立つ奴はいないのか?」と、
「憲法改正のためのクーデター」を自衛隊員に呼びかけたが、「何を言ってるんだ」、
「そんな者いるもんか」、「気狂い」などとヤジを飛ばされて、10数分ぐらいで演説をやめて
割腹自殺を遂げた衝撃事件である。

まさか三島が自決するとは思ってもみなかったので、
その衝撃度は、かなり大きくニュースとなって日本列島に及んだ。

 当時、まだ20歳ぐらいだった著者も、突然起きた事件に、何が理由で三島が自決を遂げたのか
サッパリ分からずに、ただ、この衝撃的事件を受け止めるに過ぎなかった。

 現在でも、この「三島由紀夫事件」で、
「三島由紀夫が、何を自衛隊員に訴えていたのか?なぜ自決したのか」が謎とされている。
その謎を解くには、本人が語る「霊言」が一番よく分かるのである。

 

大川隆法総裁の『三島由紀夫の霊言』では、三島自身は

「『憂国の思想を広めて、この国の国体をキチッと変えてゆかねばならん』と、そういうふうに思っていたのでね。

今もその思いに変わるところはない。
ただ思い半ばというべきか、あるいは思い行き詰ったというべきか、我が自決をもってしても、
世の中を変えることができなかったことは、誠に残念である。
その意味において吉田松陰先生などが、幕府転覆を目指して、自決にも似た死に方をされて、
それが明治維新につながったのに引き比べると、我が身の不甲斐なさに涙こぼるる思いである」と、
その心中を語っているのである。          

 また「私は、あの世も転生輪廻も信じている人間だから、あんた方のいうことは、よくわかるよ。
だけど戦後の日本人たちは、宗教を軽蔑し、転生輪廻だの、あの世だのを忘れ果て、経済の奴隷と
化していたしな。
だからある意味では、私は早すぎた予言者なのだよ」と、自らも宗教的精神を持っていたことを明かした。

 それは三島由紀夫が書いた「檄文」の最後の方でも、「生命尊重のみで、魂は死んでもよいのか。
生命以上の価値なくして、何の軍隊だ。今こそ我々は、生命以上の価値の所在を目に見せてやる。
それは自由でも民主主義でもない。

日本だ。

われわれの愛する歴史と伝統の国、日本だ」と、人間の魂と日本の価値が、はっきりと記されている。

 三島の晩年の代表作である『豊饒の海』の第一巻『春の雪』の作品でも、華族である青年の
「転生輪廻」が描かれているので、三島由紀夫が、仏教的な宗教観を持っていたことが、
はっきりと分かるのである。

 「『侍精神、武士道を復活させなければ、この日本という国はダメになる』という感じはあったな」、
「自分の死をもって、一つの革命を起こしたかった」と、三島由紀夫は「武士道精神」を日本人に
目覚めさせて「憲法改正のためのクーデター」を起こそうとしていたようである。
これが「三島由紀夫事件」の真相であった。

 ある自衛隊員が三島由紀夫に「君たちは何で自らを否定する憲法を守ろうとするんだ」と突っ込まれて
言われたときに、その自己矛盾に返す言葉がなかったという。 

 「60年安保、70年安保と、日本は、左翼革命思想に動いていたが、結局、あれは中国の毛沢東思想だよ。
毛沢東革命みたいなものを日本で起こそうとしていたんだよ。もしそれが実現していたら日本は、
中国の植民地になっていたんだよ」と、当時、熱病のごとく日本を襲った「60年安保」、
「70年安保」の本質を、「日本における毛沢東革命だ」と喝破していた。

 そして「あの頃の中国について、日本のマスコミは正しい姿を伝えていなかった。

毛沢東という独裁者によって、あれだけの思想弾圧と大量粛清(文化大革命)が行われている共産主義の国が、
あたかも理想国家のように宣伝され、その共産党の分子たちが、全国の学生運動の中に入り込んで、
ひっくり返していった」と、日本のマスコミが」「文化大革命」によって2000万人と言われる大量粛清
されている共産主義中国の姿を正しく報道しなかったために「日本に安保反対闘争が起きたのである」と、
三島由紀夫は、マスコミを厳しく批判しているのである。

 当時の「安保反対」の世の中の雰囲気というのは、「敗戦した日本に共産主義革命が起きるんではないか?」
という漠然とした不安が確かにあったのである。 東大で話す

 三島は「もしアメリカの占領軍が引き上げて、代わりにソ連軍が日本に侵略してきたら、共産主義革命が
起こって大規模な粛清が行われるかもしれない。その粛清の対象となるのは、インテリの、誰が何を書き、
何を言ったかで決まるであろう。であるから万一、左翼革命が起きた時が怖かった」というのが、
多方のインテリの臆病な捉え方であった。  

 三島由紀夫は、戦後の復興と高度経済成長ばかりを追い求めるあまり、日本人が、日本の国の尊厳と
「自分の国は、自分で守ろう」という最も大切な気概を失ってしまったことを憂いて、その平和ボケしてしまった
日本人に警告し、世の中を変えようと思ったのであろう。

 しかし時は、高度経済成長の真っ只中にあって、日本で初めて大阪万博が開催されていた頃でもある。
あまりにも時代が平和的で、経済発展の喧騒な時であったので、三島由紀夫の言葉に耳を貸すことは
なかったのである。もっと違う時代ならば理解は得られたかもしれない。
その早すぎた死が惜しまれるのである。

 三島は「最終的には文学者から政治思想家まで成長したかった。
しかし私の考えが見直される時が必ず来ると思うんだ」と結んでいる。この「霊言」から、三島由紀夫は、
誰もが認めるとおり文学者としては超一流で、ノーベル文学賞の候補であり、また政治思想家としても
大成できる素質があったことが読み取れるのである。なのに将来を嘱望されながらも、「憂国の情」を持って、
日本人の心を揺さぶろうとして、あの若さで自刃して散っていったのである。      

 日本は過去少なくとも2回「憲法改正」のチャンスがあったが、日本の敗戦のトラウマは相当なもので
動かなかった。1回目は「サンフランシスコ講和条約」締結の時に、アメリカのダレス国務長官が
「日本は、憲法改正したほうがいい」とアドバイスしたが、吉田茂総理は「しばらく経済に専念する」と答えた。

 2回目はニクソン大統領が「憲法改正した方がいい」と佐藤栄作総理に進言したが、佐藤政権は
「非核三原則」を掲げていたので、やらなかったのである。そのツケが現在に残っているのである。

 北朝鮮や中国による軍事的脅威によって、日本国存亡の危機が迫ってきた現在になって、
やっと三島由紀夫の遺した「憂国」の精神が、国民に理解できるようになってきたのではないだろうか? 
三島由紀夫の日本の国を深切思い、自決していった純粋な行動は、気概を持たない国は
滅ぼされることを共感させるのである。

 しかるに現在、国民の90パーセント以上が自衛隊の存在を認めていながら、憲法学者の60パーセントが
自衛隊の存在を憲法違反だとする矛盾を解決するためには、自衛隊を国防軍として認める「憲法改正」
しかないのである。他に何があるというのだろう。あったら示してほしい。現在の「平和憲法」による
「立憲主義」を主張する人たちよ。君たちは北朝鮮や中国の恐ろしさに対して甘すぎるのではないだろうか?
もし侵略されたならば、どう国民に責任を取るのであろうか?取れるはずがないのである。

 今や国民の多くが「憲法改正」して自衛隊が戦えるようにしておかなければ、日本は侵略されるのではないか
と認識されるようになってきたのである。

 アメリカのトランプ大統領は「日本は、自立して対等に協力してくれ」と言っている。
日本が自分の国を守ろうと努力しない限り、アメリカは日本を守るかもしれないし、
守り切れないかもしれないからである。
しかし「武士の国、日本は自ら事に当たるだろう」と期待しているのである。

 時は熟した。約50年目にして、やっと巡ってきた「憲法改正」の本格的論議のチャンスである。
「自分の国は、自分で守らなければならない。
さもないと他の国に侵略されて滅ぼされてしまう」という日本存亡の危機意識とともに改めて
「三島由紀夫事件」を見直さなければならないだろう。

 この三島由紀夫こそ「霊言」によると、日本神道の八百万の神々の中でも、天照大神の皇孫である
「ニニギ命」の再来であった。いわゆる「天孫降臨」なのである。
この霊的なことを知ったならば、「日本人よ、いい加減に目を覚ませ」である。

 

 

 以上、転載させて頂いた記事です。

「安田一悟の異次元歴史ミステリー」さん、ご連絡ありがとうございました<(_ _*)>

ブックマークさせて頂きました。よろしくお願いいたします。

 

 

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