世界中のUFO目撃回数が爆発的に増加していることが判明! 4倍以上に、一体なぜ?
2017.03.02 TOCANA http://tocana.jp/2017/03/post_12497_entry.html
トカナでは厳選に厳選を重ねているため、極僅かのUFO情報しかご紹介できていないが、世界では大量のUFO映像・UFO画像が日々報告されている。かつてUFOが目撃されることは極めて稀であったのに、今になってなぜ急激に増加したのだろうか? この度、ついにその理由が、統計学者による独自分析で明らかになった!
■爆発的なUFO増加の理由とは?
UFO目撃件数の推移「Visualize This」より引用
米メディア「Thrillist」(2月23日付)によると、今回の調査は米ジョージ・メイソン大学の博士課程に在籍するサム・マンフォートさんが独自に行ったもので、1905年から現在までのあらゆるUFO情報を記録している「National UFO Reporting Center(NUFORC)」のデータをもとに統計データを算出したところ、興味深い事実が次々と明らかになったという。
マンフォートさんによると、NUFORCが1905年からこれまで集積した104,947件にものぼるデータベースを分析。その結果、1990年には年間10,000件程度だった目撃情報が、2010年には4倍以上の45,000件に激増していたいことが判明したという。
目撃情報が最も多いのはイギリス、アメリカ、オーストラリア。ロシア、中国、グリーンランドからはほとんど情報がなかったそうだ。マンフォートさんが作成したマップでは、目撃情報が多い地域が赤く表示されている。
赤がUFO多発地帯「Visualize This」より引用
特にアメリカでは他の地域の300倍も目撃情報が多いそうだ。アメリカ国内で最も目撃件数が多かったのはモンタナ州とワシントン州、意外なことにほとんど目撃情報が無かったのはフロリダ州だった。
また、アメリカでは毎年7月4日にUFO目撃情報が激増することも判明。この日は米国の独立記念日であるため、花火と見間違えた可能性が極めて高いが、この現象が始まったのは 2008年からと比較的最近である点が少しばかり謎めいている。
円盤型(黄色)が急激に減少している「Visualize This」より引用
さらに興味深いことに、目撃情報自体は年々増加傾向にあるが、“空飛ぶ円盤”の目撃数は減少しているとのこと。90年代までは円盤型があちこちで目撃されていたが、それ以降は不可解な発光物体が多数を占めるようになったそうだ。
その理由として、ドローンや飛行機、人工衛星の増加や、インターネットやスマートフォンの普及をマンフォートさんは挙げているが、目撃者の心理も関係していると分析している。
「おそらく、『本物のUFOを見た』と言うよりも、『光を見た』と言った方が家族や友人に疑われにくいからでしょう」(マンフォート氏)
■それでも否定しきれないUFOの存在
オカルト愛好家にとってはあまり面白味のない結論になってしまったが、マンフォート氏は決して全てがドローンや人工衛星だと言っているわけでないことは強調しておきたい。今回の分析で分かったことは、あくまで「急激な増加の原因」であり、UFOの存在を否定するものではない。
近年のUFO動画には発光物体を撮影したものが多く、中には明らかにドローンとしか言いようがないものも含まれていることも確かだ。しかし、全ての可能性を排除したとしても不可解な飛行物体はなお存在するのだ。
トカナ編集部が今年イチオシする「クウェート上空に出現した煙の塊を吐く謎すぎる発光体」を今一度ご覧頂きたい。
動画は「YouTube」より引用
UFO in Kuwait صحن طائر في الكويت
煙のような物質を放出しながら飛行するドーナツ型の物体、これが飛行機や人工衛星だと、一体どの口が言うのだろうか!? 複数の人々により目撃、撮影されているため、しばしば物知り顔の懐疑論者が口にする「レンズフレア」や「CG」の線もありえないだろう。
ネット上に有象無象のUFO情報が転がっている今こそ、「本当かもしれないもの」を探し出す経験と知識、そして“嗅覚”が問われている。今後もトカナでは、良質のUFO情報が入り次第、随時お伝えしていく。
(編集部)