蔡総統、在台湾香港人を支援の方針 情勢を座視しない姿勢
2019年9月3日 15時14分 中央社フォーカス台湾 http://japan.cna.com.tw/news/achi/201909030003.aspx
(台北 3日 中央社)香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案に対する抗議活動が激化しているのを受け、蔡英文総統は2日、必要な時に人道的な見地から台湾在住の香港人に対し必要な支援を提供していく方針を示し、座視しない姿勢を強調した。同日開いた国家安全会議で香港の最新情勢関連の報告を受けた際に語った。
台湾で学ぶ香港人留学生への対応については、安心して台湾での学業を継続できるよう支援すると言及。香港政府に対しては、香港の将来に関心を抱きながら民主主義や自由を求める香港の若者の初心を理解するよう呼び掛けた。
2日までに少なくとも3人の在台香港人留学生が香港でデモ活動に参加し、香港当局に逮捕された。台湾で学業を継続できなくなる恐れがあることから、捕まった香港人留学生が在籍する各大学の学生会などの団体は2日、学生の学籍保留を台湾の政府に求めた。
(許秩維/編集:荘麗玲)
中国人留学生9名がロサンゼルス空港で拘束され本国送還
【9月3日 CNS】米国のアリゾナ州立大学(Arizona State University)に在籍する中国人留学生9人が先日、ロサンゼルス空港(Los Angeles International Airport)で国境警備局(CBP)に拘束され、本国送還された。聯合報系( United Daily News Group)の「世界日報(World Journal)」が報じた。拘束された理由は明らかにされていない。
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アリゾナ大学は声明で、拘束された学生の中にはアリゾナ州立大学のコース最終学期の学生もいるが、中国から米国に戻る際、ロサンゼルス空港で通関手続き中に拘束されたとしている。
アリゾナ大学によると、この9人の中国人留学生の学籍は残しており、「できるだけ早く」彼らの拘束と本国送還の理由を突き止め、問題を解決しようとしているが、まだ明確な回答を得られていないという。(c)CNS/JCM/AFPBB News
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