リーダーの信頼、時代認識
2012年5月1日
北野光夫氏、ブログ転載
このところ、各社世論調査で、野田内閣の支持率が
軒並み下がっています。
これと同時に、前田国交大臣、田中防衛大臣の二閣僚の
辞任を求める声も、ますます高まっているようです。
かつての岸元首相のように、政治家は国民から誤解を受け、
反対される時もあります。
しかし残念ながら、このお二人への不信感は、
誤解ではなさそうです。
中国が、尖閣諸島に対して行動を起こしてきた際には、
この二閣僚が相対峙するわけです。
不安な人事もここまで来ると、ちょっと笑えない冗談ですね。
第2次大戦で勇敢に戦った英霊たちは、
リーダーを信頼すればこそ、
命を惜しまず敵艦に向かっていったのでしょう。
現場で、このお二人から指示を受けて命をかける、
海上保安庁や自衛隊の皆さんの気持ちは、
いかばかりかと思います。
野田総理は昨日から訪米しており、
日米同盟を深化させると意気込んでいるようです。
どのような具体的な成果を得るつもりか知りませんが、
具体的な危機が迫っているときですから、
軍事的なことが分かる人に、大臣を交代させた上で、
尖閣防衛のため日米でどう連携するのか、
すぐにでも話し合うべきでしょう。
（残念なことに、現状では、アメリカの影を
ちらつかせなければ、中国軍を追い払えないでしょうから・・・）
もう一言、
こういう時に、
総選挙の争点を、脱原発や地方分権にするなどというのは、
時代認識がずれています。
総選挙の争点は、国防であるべきことは言うまでもありません。
kitano
転載、させていただいた記事です
http://kitano-mitsuo.com/blog/2012/1604.html
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