核アレルギーが日本を滅ぼす!
5・12
未来創造プロジェクトさん転載
http://hrpartyisesibu.blog130.fc2.com/blog-entry-161.html
福島原発の問題の本質は、あくまでも津波による
発電機の喪失であり、それに伴って冷却システム
働かなくなったことである。決して原子力発電の
システムそのものが引き起こした事故ではない。
現に宮城県の女川原発はほとんど被害を受けて
いない。しかも事故後の対応のまずが、
これだけ世界をさわがせる甚大な被害をもたらしたこと、
また、津波を甘く考えていた危機管理の希薄さが
もたらした「人災」であったことが、次第に明白に
なってきた。
にもかかわらず、あたかも「原子力の安全神話が崩壊した」
「原子力発電そのものが間違いであった」などの
風潮が日増しに強くなっている。
マスコミも同じような論調で、連日のように繰り返し
執拗に報道している。
風評被害が大きな問題になっているが、これは
明らかな「報道被害」と言ってもいい。
政府もまた、4月12日には、事故評価レベルを、
過去のチェルノブイリと同じ、最悪の「レベル7」に
引き上げたが、海外からは非常に違和感を持って
とらえられた。
チェルノブイリと比べると、放射能の量も、被害も
圧倒的に小さいからだ。
こうした一連の過剰反応は、日本人の中にひそむ、
核アレルギーに基づくものであろう。
確かに原子力には危険が伴う。危険だから
原発を中止しろという論理は、あたかも、
「交通事故で毎年5千人近くの人が亡くなるので、
車は非常に危険である。車の製造を中止すべきだと」
いう理屈と何等変わりない。
アメリカ、ロシアは宇宙産業でしのぎを削ってきたが、
過去、数多くの事故と死傷者が出た。
そして、その危険性を智慧と努力で乗り越えてきた
のであり、そうした過程によって技術が革新され、
科学が発達していくのである。
原発とて同じである。今回の事故を教訓に、
さらに安全なものを作っていくことが発展、繁栄への
道である。100%安全なものなどあり得ない。
自転車に乗って死ぬ人もいる。
さて、日本人の核アレルギーの発端は、
言うまでもなく広島、長崎に原爆が落とされたからだが、
それ以来、左翼勢力の台頭もあり、核に対する
異常なまでのアレルギーが浸透していった。
「日本も抑止力として核兵器を持つべきだ」と
主張する識者も少なからずいるが、こうしたことを
言うと、左翼勢力、マスコミは一斉に激しい攻撃を
しかけてくる。
あたかも、戦争を好む軍国主義者であるかのごとくに、
ヒステリックになって批判する。
もし日本が核武装すると宣言すれば、
中国、韓国、北朝鮮などは猛烈に反対してくるで
あろうし、アメリカも反対するに違いない。
しかし、もしアメリカが日本の立場であったら、
「自国は核攻撃をされた唯一の国であるからこそ、
防衛上、核武装をする権利があるのだ。
核爆弾を落とされ、20万人以上の人が死んだ国で
あるからこそ、わが国だけが核武装する権利が
あるのだ」と主張するに違いない。
日本以外の国ではそう考えるのが普通であろう。
アメリカ・ロシアは核弾頭を1万発近く保有している。
中国240発、イギリス185発、フランス350発、
インド70発、イスラエル80発、
北朝鮮も10発は保有している。
そうした状況の中で、日本は、原爆を落とされて
いながら、「私たちは決して原爆を作りません」と
言っているのは、非常に“マゾ的”な考えであり、
あまりに度が過ぎている。
核は決して使ってはならない兵器である。
しかし、中国や北朝鮮という日本を敵対視している
国が核兵器を保有しているのだ。
日本はヤクザと丸腰で戦って勝てると思って
いるのだろうか。
今の日本は、たとえて言うなら、手錠をかけられ、
自由を奪われて、「これで、悪いことができなくなった。
よかった。よかった。」と
考えているような状況である。
手錠をかけられ、「ありがとうございました」と言って、
感謝しているような状態が、今の日本の姿である。
もっと冷静になって、現実というものを把握しなければ
ならない。
核アレルギーを払拭しないと、日本は中国、
北朝鮮の核によって滅ぼされるかもしれない。
その危険性が非常に高いということを
知らなければならない。【了】
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日本に未来を残すためです( ・`ω・´)。。
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