今こそ「円高繁栄論」をはじめよう!!
[2010年09月18日(土)]
http://blog.canpan.info/kobuna/ こぶな将人氏のブログから転載
民主党代表選挙の結果、現職の菅直人氏が選出されました。世論調査では、この結果を好ましいものと見る国民が多く、内閣支持率も発足当初の70%程度の高い数字を示しているようです。
さてこうした中、政府・日銀は、大規模な為替介入をおこない、円安に誘導を行いました。これは、実際には都市銀行を通じて、円売り・ドル買いを行うことによって、市場での円の価格を安く誘導するものです。政府は2000年代まで、数回この為替介入をおこない、円の価格を誘導してきましたが、今回は久々の介入になり、市場関係者もサプライズと好意的に受け止めているようです。
短期的にみると、日本にとって、円高による悪い影響が懸念されていました。特にトヨタなど「輸出産業」に対しての配慮を求める声も大きく、今までの対応はあまりにも遅すぎた印象はありました。私たち幸福実現党は、金融政策として、例えばゼロ金利、金融量的緩和措置などを緊急に行うことを主張し続けてきましたが、全く市場のニーズからかけ離れた判断を行い続けてきたといってよいと思います。
さて、そうした、評判の悪い日銀でありますが、今回の介入は好意的に受け止められているようです。確かに、急激な円高は、輸出企業の収益の悪化につながることは間違いありません。しかしながら、冷静に数字を分析してみると、こうしたマスコミの主張がいかに、イメージ先行であるのかが、わかります。少なくとも現在、日本のGDPの中で、輸出が占める割合は15%程度に過ぎないことがデータとして出ています。しかも、そうした輸出品の原材料になる資源なども、もともとは外国が輸入してきたものが数多く存在しています。こうしたことから、一方的に「円高=不況」という形を変えるべきときがきているのではないでしょうか。
9月15日のNHKの「クローズアップ現代」でも放映されていましたが、外国のヘッジファンドの経営者が、なぜ円を買い進めるのかについて話をしていました。彼がいうには「円に信用があるから」と分かりやすく答えていました。これが、外国から見る真実の姿なのです。もし、日本の円高が進むことによって日本経済の信用がなくなるのであれば、自然に為替相場の数字も円安になるはずなのですが、現時点では高い水準にとどまっています。
これは、逆に現時点で見る限り、大きな信用があることを示していると思います。 これからは、新しい見方をしていく時ではないでしょうか。私たち幸福実現党は「日本の繁栄」を標ぼうしています。今回の円高についても、これはひとつ繁栄へのきっかけになるのではないか、という視点をもつことをお勧めしたいと思います。たとえば、外国からものを購入するときには、もちろん円高の方が有利です。または、外国へ旅行にいくのも、円高の方が便利です。長期的にみた場合、ドルに代わって「基軸通貨」になることも可能です。産業界にとっても、この円高を有利は方向へ転換していく何らかのアイデアをもっと提言していくべきだとかんじます。 このように、このまま円高基調がつづくようになると、一律に日本経済が不況に陥るという一方的な見方ではなく、繁栄がやってくる、ということも見据えることも大切ではないでしょうか。
今回、再選された菅直人氏については、これまでの財務大臣、総理大臣の経験を見る限りでは、官僚の言いなりになることが多く、経済政策も大胆な手を打てないように見受けられますが、逆にそうした中で、自然に「神の見えざる手」がはたらき、日本を繁栄に導く方向がみいだせるかもしれません。そうした意味では、自称「経済通」の政治家がリーダーシップをとって、間違えた判断のもとに日本経済をより一層深刻化させるよりは、菅直人氏にように、何もしないでいただく方がよいのではないでしょうか。
さてこうした中、政府・日銀は、大規模な為替介入をおこない、円安に誘導を行いました。これは、実際には都市銀行を通じて、円売り・ドル買いを行うことによって、市場での円の価格を安く誘導するものです。政府は2000年代まで、数回この為替介入をおこない、円の価格を誘導してきましたが、今回は久々の介入になり、市場関係者もサプライズと好意的に受け止めているようです。
短期的にみると、日本にとって、円高による悪い影響が懸念されていました。特にトヨタなど「輸出産業」に対しての配慮を求める声も大きく、今までの対応はあまりにも遅すぎた印象はありました。私たち幸福実現党は、金融政策として、例えばゼロ金利、金融量的緩和措置などを緊急に行うことを主張し続けてきましたが、全く市場のニーズからかけ離れた判断を行い続けてきたといってよいと思います。
さて、そうした、評判の悪い日銀でありますが、今回の介入は好意的に受け止められているようです。確かに、急激な円高は、輸出企業の収益の悪化につながることは間違いありません。しかしながら、冷静に数字を分析してみると、こうしたマスコミの主張がいかに、イメージ先行であるのかが、わかります。少なくとも現在、日本のGDPの中で、輸出が占める割合は15%程度に過ぎないことがデータとして出ています。しかも、そうした輸出品の原材料になる資源なども、もともとは外国が輸入してきたものが数多く存在しています。こうしたことから、一方的に「円高=不況」という形を変えるべきときがきているのではないでしょうか。
9月15日のNHKの「クローズアップ現代」でも放映されていましたが、外国のヘッジファンドの経営者が、なぜ円を買い進めるのかについて話をしていました。彼がいうには「円に信用があるから」と分かりやすく答えていました。これが、外国から見る真実の姿なのです。もし、日本の円高が進むことによって日本経済の信用がなくなるのであれば、自然に為替相場の数字も円安になるはずなのですが、現時点では高い水準にとどまっています。
これは、逆に現時点で見る限り、大きな信用があることを示していると思います。 これからは、新しい見方をしていく時ではないでしょうか。私たち幸福実現党は「日本の繁栄」を標ぼうしています。今回の円高についても、これはひとつ繁栄へのきっかけになるのではないか、という視点をもつことをお勧めしたいと思います。たとえば、外国からものを購入するときには、もちろん円高の方が有利です。または、外国へ旅行にいくのも、円高の方が便利です。長期的にみた場合、ドルに代わって「基軸通貨」になることも可能です。産業界にとっても、この円高を有利は方向へ転換していく何らかのアイデアをもっと提言していくべきだとかんじます。 このように、このまま円高基調がつづくようになると、一律に日本経済が不況に陥るという一方的な見方ではなく、繁栄がやってくる、ということも見据えることも大切ではないでしょうか。
今回、再選された菅直人氏については、これまでの財務大臣、総理大臣の経験を見る限りでは、官僚の言いなりになることが多く、経済政策も大胆な手を打てないように見受けられますが、逆にそうした中で、自然に「神の見えざる手」がはたらき、日本を繁栄に導く方向がみいだせるかもしれません。そうした意味では、自称「経済通」の政治家がリーダーシップをとって、間違えた判断のもとに日本経済をより一層深刻化させるよりは、菅直人氏にように、何もしないでいただく方がよいのではないでしょうか。
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