中国共産党「自由の弾圧」を許すな!(1)
――日本よ、「自由の盟主」たれ!
[HRPニュースファイル707] 転載
◆「表現の自由」がない中国
過去、4回にわたって、中国共産党幹部の腐敗の実態についてお伝え致しました。
中国は腐敗や汚職の取り締まることなく、報道や情報を規制し、
「共産党一党独裁体制」の堅持を図っています。
先日、中国共産党幹部の資産公開要求など市民の行動を通じて社会を変え
ようとする「公民運動」を展開したとして人権活動家ら少なくとも数十人
が逮捕・拘束されたことが分かりました。(7/19 時事「中国『公民運動』
の数十人拘束=人権活動家ら徹底弾圧-習指導部」)
習近平政権は今年に入り、民間勢力の拡大を強く警戒し、公民運動参加者
への「拘束路線」を本格化させ、北京の人権派弁護士は「全国で約100人
が捕まった可能性がある」との見方を示しています。(同上)
また、中国当局は北京や上海の大学に対し、「七つの禁句」を授業で教え
てはならないとする指示を出しました。「七つの禁句」は下記の通りです。
(5/11 共同「中国当局『報道の自由』教えるな 大学に指示」)
(1) 普遍的な価値
(2) 報道の自由
(3) 公民社会
(4) 公民の権利
(5) 共産党の歴史上の誤り
(6) 権貴資産階級
(7) 司法の独立
上海の大学教授は「公民権や報道の自由を論じられないなんて、それでも
大学と言えるのか」と反発しているといいます。
◆天安門を指導した劉暁波氏
2010年に中国の民主運動家の劉暁波氏が、ノーベル平和賞を受賞しました。
この劉暁波氏こそ、天安門で断食抵抗運動などを行い、指導的な役割を
担った活動家です。
劉氏は事件後に「反革命罪」で投獄されてしまいましたが、他のリーダー
の多くがその後に海外亡命する中で、釈放後も出国せずに引き続き民主運動
を続けました。
劉氏は「天安門事件の殉難者の名誉回復と人権保障などの民主化」を呼びかけ
続けたために、更に二度の投獄や強制労働を受け、現在も刑務所に投獄
されたままです。
劉暁波氏は、獄中で「この受賞は天安門事件で犠牲になった人々の魂に
贈られたものだ」と語り、涙を流したと伝えられています。
この劉暁波氏のノーベル賞受賞の際、受賞のニュースがアメリカCNNや日本の
NKHなどで流されると、中国のTVは、一斉に画面がブラックアウト、映ら
なくなって、その模様を国民に知らせないようにしました。
さらには、日本など各国に対し、劉暁波氏のノーベル平和賞授賞式に出席
はおろか、支持もしないように要請しています。
しかし人々の記憶から消し去ることはできません。
香港では、毎年6月4日に、天安門事件の犠牲者を追悼するキャンドル集会が
行われ、昨年2012年の集会では、過去最高の約18万人の参加者にふくれ
あがりました。
◆日本よ、「自由の盟主」たれ!
しかし、このように海外メディアに漏れて来ている中国政府の人権弾圧は
「氷山の一角」に過ぎません。
現在、人権弾圧に抗議する運動が中国全土で起き続けており、中国では近年、
暴動やデモが当局発表で毎年10万件以上発生しています。
特に、習近平政権になって以降、中国政府は反政府運動や民主化運動の活発化を
恐れ、国内の自由の引き締め、弾圧を強化しています。
逆に言えば、それほど締め付けを強化しなければならないほど、共産党一党
独裁支配への国民の不滿や反発のエネルギーが高まっているのです。
日本は「自由主義」を奉ずるリーダー国家として、またアジアの隣国として、
このような中国政府による人権弾圧から中国人民を守り、解放していく使命
があると言えます。
今、中国は「共産主義」という名の全体主義的イデオロギーを中国の隣国に
広げようとしています。日本もそのターゲットに入っています。
日本は自国とアジアの「自由を守り抜く」という観点からも、中国の覇権主義
の拡張を許さず、「自由の盟主」として「中国包囲網」を形成していく使命が
あるのです。(次回に続く)
(文責・岐阜県本部副代表 河田成治)
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これらはチベットの僧侶による焼身抗議が続いているンガバの写真です。
http://ameblo.jp/dragonfly-island/entry-11097084253.html
僧侶の首につけられたカードには「国家分裂」などの罪名が書かれています。
治安の維持ではなく人権を無視した恐怖と暴力による支配が続いています。
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「洗脳」とは、この中国共産党の姿を現している。
宗教は洗脳と言って扇動している発信源がそもそも洗脳されているのである。
今、それをあばき本来の魂の姿を示そうとしているのが「神秘の法」です。