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江夏正敏の「闘魂一喝!」 「政府の脱炭素政策は意味があるのか―日本は自ら滅亡の道を選んでいる」

2022年07月20日 00時00分00秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

幸福実現党  
江夏正敏の闘魂メルマガ vol.188
2022年7月19日発行
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、江夏正敏の「闘魂一喝!」
「政府の脱炭素政策は意味があるのか―日本は自ら滅亡の道を選んでいる」
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政府は「2050年CO2排出ゼロ」を掲げています。いわゆる「カーボンニュートラル」です。
この意味するところは、人間の排出するCO2と森林などの吸収を合計して実質ゼロにするということです。
この政府の脱炭素政策は意味があるのでしょうか。今回のメルマガで大雑把に検証してみます。

●CO2排出ゼロの効果はわずか。
CO2排出をゼロにする意味はほとんど無いのですが、今回はこの議論は横に置いておきます。
日本がCO2排出をゼロにするとどうなるでしょうか。
キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹の杉山大志氏の試算によると、地球の平均気温が下がる効果は0.01度以下です。
日本のCO2排出量は世界の3%しかないので、それをゼロにしても影響はわずかです。

●CO2排出ゼロのコストは毎年100兆円!?
日本がパリ協定の長期目標である「CO2の80%削減」を実現するコストは、地球環境産業技術研究機構の試算によると、毎年43兆円から72兆円です(原発を維持するなら43兆円。原発を無くすと73兆円)。
政府は「2050年CO2排出ゼロ」と言っているので、毎年100兆円かかるでしょう。これは日本のGDPの20%、国家予算の1年分です。
つまり、政府の言う「2050年CO2排出ゼロ」は、実現不可能ということです。

実現不可能な政策を掲げる政府の背信行為。
といことは、毎年100兆円をCO2排出削減に投入して、その結果、地球の平均気温が0.01度下がるということです。全く意味もないし、無駄です。
政府は、できもしない目標を国際公約に掲げ、日本国民に実現を迫り、その結果、地球の温度もほとんど下がらないという結果になることを分かっていてやっているのでしょうか。
分かってやっているのなら、背信行為です。分かっていないのなら無知すぎます。

●今年6月の日本は熱いが熱帯域の気温はマイナス。
ちなみに、2022年6月の地球の平均気温は、1991年~2022年の30年間の平均値と比べて、わずかにプラス0.06度です。0.06度を体感できる人はいません。
また、熱帯域の気温は平均値に比べてマイナス0.36度です。6月としては22年ぶりの涼しさと言えます。
日本が特に暑いということは、どこか別の場所は特に涼しいということです。

●中国が脱炭素から距離を取っている。
最近、中国では、食料安全保障の為に脱炭素を禁止の方向に向かっています。つまり、風力と太陽光を「不安定」とみなし、設置に制限をかけ始めました。
例えば、山東省では昨年11月から農地でのソーラーパネルの建設許可を受け付けませんでした。

●欧州は原発や天然ガスを容認へ。
またヨーロッパでは、7月6日に「原発はグリーン」というEU法案を欧州議会が承認しました。
地球温暖化対策に貢献するグリーンな経済活動として、原発と天然ガスを認定したということです。
欧州でもエネルギー源の選択肢を広げています。

●オーストラリアの蓄電池は機能せず。
オーストラリアでも、電力危機となっています。バックアップ電源用に大規模なリチウムイオン電池に多額の投資を行っていたのですが、あまり役に立っていない現状です。
蓄電池があれば、電力の安定供給ができると再エネ推進派は言っていますが、そうなっていないようです。
強制的なグリーンエネルギーへの移行は、エネルギー不足を招きます。

●ドイツは化石燃料に戻る?
ドイツは、気候変動による化石燃料の制限の公約撤回をG7に要求しました。その公約は、年末までに海外の化石燃料のプロジェクトへの資金提供を禁止するものです。
ドイツは天然ガスが不足して、エネルギーで困っています。今、世界は気候変動問題を先送りにしてでも、自国のエネルギーを守るというのが流れとなっています。
にもかかわらず、日本は石炭火力の技術は世界一なのですが、それを捨てようとしているのです。

●日本は「脱炭素」政策を撤回すべき。
政府は「2050カーボンニュートラル」を宣言して以来、あらゆる政策が「脱炭素」にシフトしています。
これらは政府による民間企業への規制、介入をもたらし、膨大な無駄を生み出します。
そもそも「CO2地球温高説」はシミュレーションで作られたフェイクと言えます。西側先進国が脱炭素政策を進めれば、中国が儲かるだけです。
世界はフェイクの上に、膨大な無駄を行おうとしています。まずは、日本が目覚めなければなりません。
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2、編集後記
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参院選において、ご支援をいただきありがとうございました。
選挙中に、電力危機がクローズアップされ、様々なときに、ご質問をいただきました。
早急な原発再稼働、ロシアとウクライナの停戦仲介、固定価格買取り制度の撤廃などを訴えました。
今のエネルギー政策の根幹に脱炭素政策があります。
この脱炭素の無意味さをご説明した内容の一部を今回のメルマガに書かせていただきました。
皆様のご参考になれば幸いです。
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◆ 江夏正敏(えなつまさとし)プロフィール 
1967年10月20日生まれ。
福岡県出身。東筑高校、大阪大学工学部を経て、宗教法人幸福の科学に奉職。
広報局長、人事局長、未来ユートピア政治研究会代表、政務本部参謀総長、
HS政経塾・塾長等を歴任。
現在、幸福実現党・幹事長。
http://enatsu-masatoshi.com/profile
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◆ 発行元 ◆
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