2017年06月10日
米太平洋空軍は8日、南シナ海でB1B戦略爆撃機2機が誘導ミサイル駆逐艦と軍事演習を実施したと明らかにした。これに対し、他国と南シナ海の領有権を争っている中国は「国家主権の安全と地域の安定を断固守る」と反発した。時事通信社が報じた。スプートニク日本
https://jp.sputniknews.com/politics/201706103743198/
中国国防省は「南シナ海における軍事活動に対しては警戒と有効な監視を保っている」と発表した。
先に、米国防総省は6日、中国が2016年末時点で、南シナ海の南沙諸島で埋め立てた三つの人工島それぞれに戦闘機24機を収容できる格納庫を建設していたと中国の軍事動向に関する年次報告書で指摘した。中国外務省はこれに対し「中国の領土主権と安全保障上の利益を守る正当な行為にけちをつけており、断固反対する」と表明した。