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中国が『戦後秩序を守れ』と言うならば、台湾を国連に復帰させて中国を追放するのが筋

2014年03月09日 01時05分12秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

中国が『戦後秩序を守れ』と言うならば、

台湾を国連に復帰させて中国を追放するのが筋

2014.03.07
Liverty Webより
 http://the-liberty.com/article.php?item_id=7493

 
中国では、第12期全国人民代表大会(全人代)が5日に開幕した。

初日、李克強首相は政府活動報告を読み上げた。
その中で、日本の安倍政権を念頭に、「第2次大戦の勝利の成果と
戦後国際秩序を守り抜き、歴史の流れの逆行を絶対に許さない」
と述べ、日本に対する強硬姿勢を継続する立場を示した。

 また、李首相は、台湾について、「1つの中国」の枠組みを守り、
中台相互信頼を増進させていくことも示した。

以前から、台湾は中国にとって、妥協の余地のない国益を意味する
「核心的利益」であると明言しており、最終的には、香港と同様に
中国領土に編入させようとしている。

 しかし、「中国」の歴史を振り返ると、李克強が強調した
「第2次大戦の勝利の成果と戦後国際秩序の維持」という言葉には
明らかな矛盾がある。大戦後の歴史を見るに、正統な「中国」の国家は、
「中華人民共和国」ではなく、台湾の「中華民国」の方であるからだ。

中国は、1945年9月2日のポツダム宣言への調印で、第2次世界大戦の
戦勝国になったが、


同宣言に調印した「中国」とは、蒋介石の中華民国のことだ。
さらに、主要戦勝国として国連の設立に携わり、常任理事国に
なったのも中華民国だ。

つまり、「第2次大戦の勝利の成果」が帰属するのは、
台湾の中華民国の方なのだ。

 このような国際社会における中台の位置づけは、1971年10月25日の
国連総会決議2758により覆った。台湾政府は「中国」の代表権を剥奪され、
代わりに、中華人民共和国が「中国」として、常任理事国の役割を
担うようになった。

その後、アメリカによる中華人民共和国の国家承認の動きに、日本を含めた
西側諸国も同調し、中華民国との国交を断絶した。
それ以降、「中国=中華人民共和国」が定着してしまっている。


李首相があくまでも、「第2次大戦の勝利の成果と戦後国際秩序」を守り抜く
ことが重要だと言うならば、「常任理事国の立場を台湾に返還せよ」と反論
すべきだろう。

 しかも、現在の中国は、年率10%を超える割合で軍事費を増やし、尖閣近海で
の領海侵犯、昨年11月の防空識別圏の設置など、現在進行形で海洋侵出を
企てている。

戦後秩序を壊しているのはむしろ中国の方であり、この海洋侵出を抑止する
ためにも、日台関係の強化が非常に重要となる。

日本は、1970年代に現在の中国を国家承認して以降、台湾の中華民国との
国交を断絶したままになっているが、先月17日、自民党の
「日本・台湾経済文化交流を促進する若手議員の会」の会合で、
「日本版・台湾関係法」の策定を目指すことが確認されるなど、
日台関係の見直しが始まっている。

これに対して、中国外交部は19日の定例記者会見で、
「台湾は中国の核心的利益に関わる」ことを理由に「断固反対」を即座に
表明したが、日本は日台関係基本法の制定を急ぎ、本来の常任理事国で
ある台湾との関係強化を進めるべきだ。(HS政経塾 森國英和)

 


 【関連記事】

2014年3月2日付本欄
 台湾・李登輝元総統の守護霊が魂の訴え 「日本はなぜ台湾を見捨てたのか」

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7473

 
2010年12月号記事
日本よ、沖縄よ。 蔡焜燦 台湾のサムライからのメッセージ

http://the-liberty.com/article.php?item_id=815


2014年3月1日付本欄
 米の衰退で「台湾のフィンランド化」 日米台は連携し、中国に備えよ

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7462

 

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (泣き虫ウンモ)
2014-03-09 21:09:23
ニクソン大統領の時でしたよね。
中国を国家承認したのは。
ちょうど、中国は中ソ国境紛争の最中でしたね。
中国とソ連を比較した場合に、中国を下と見て懐柔しやすい、あるいはくみし易いと思い承認したのかな。
現実的に軍事的に考えても、中国を選ぶか。
日本に対する威嚇として使おうという気持ちもあったのかな?調べないと難しいですね。これ。
ニクソンさんは、難題を背負っていたのは理解できますが、東アジアに関して詳しいと思えないですね。
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