自由と未来を守るために、日本は台湾を守りぬけ!
画像は、蕭前副総統、安倍首相と会談http://www.excite.co.jp/News/world_g/20131008/Jpcna_CNA_20131008_201310080009.html
[HRPニュースファイル921]より http://hrp-newsfile.jp/2014/1295/
文/HS政経塾1期生 兵庫県本部副代表 湊 侑子氏
◆急速的な中台の接近
1949年の分断以来初めて、2014年2月11日に中国と台湾による
公式な会談が開かれました。
中国と台湾は、お互いに相手の主権を認めておらず、今までは
民間の窓口を通じて、経済分野における交流を行っていました。
しかし、今回の会談は、中台双方の主管官庁トップ(閣僚級)
同士によるものであります。
今年秋に中国で開かれるAPEC首脳会議における習近平と馬英九による
首脳会談、そしてその後の台湾の香港化、緩やかなる台湾併合を狙う
中国にとって、大きな一歩を進めた形となります。
◆中国包囲網を形成するためのTPP参加をうながすアメリカ
一方でアメリカは、台湾が中国に吸収されることを恐れ、
中国牽制を狙い台湾のTPP加盟に向けて、台湾当局との調整を加速しています。
元来、馬政権はTPP参加を2020年までの目標としていましたが、最短で
あれば台湾のTPP合流が2015年中に実現する可能性も出てきています。
(2014.2.17 読売『米、台湾加盟へ調整急ぐ』)
中国の反対によって、国際協定に参加するのが難しい台湾にとって、
中国が参加しない国際協定であるTPPは、世界に台湾の存在をアピール
する千載一遇のチャンスであります。
ただし、北京政府は台湾のTPP参加表明に対して、「台湾のTPP加入と、
中台間で締結された両岸経済協力枠組協議(ECFA)は相互排他的なものである」
(2012.2.15 Council on Foreign Relations)と警告しています。
台湾のTPP参加諸国への総輸出額は全体の25%を占める一方で、
中国・香港へは全体の40%に上るため、台湾は今後難しい選択を
迫られるだろうと考えられます。
◆別れるに別れられないカップル? 中国と台湾
現在の台湾・中国の関係は、離れるに離れられないカップルのようです。
女(台湾)が男(中国)に「将来は結婚する(併合を受け入れる)しかないと
思うけれど、家庭内暴力だけはやめてね」とお願いしている状態です。
男は「わかってるよ、当たり前じゃないか。香港をみたらいいよ、ちゃんと
自由があるだろう?」と答えますが、男の過去の言動を考えると、女が
結婚後に悲惨で壮絶な生活を送ることになることは明らかです。
現に、「一国二制度」を導入し、50年間の自治を与えられた香港の自由と
民主主義は中国共産党の独裁の手に落ちかけています。
ある香港人は言います。「台湾に頑張ってほしい。中国が香港の自由を尊重
するのは台湾問題があるからだ。
台湾を併合した後は、香港は好きなようにされるだろう」と。
2011年の調査によれば、台湾の未来について、永遠に現状維持か現状維持後に
決定するべきだと考えている人が全体の6割、独立を支持する人は2割に
とどまります。(台湾政治大学選挙研究センター調べ)
しかし、大陸に隣接する小さな国が、現状を維持できる可能性はどの時代に
おいても極めて低いものです。命運を賭けた選択をすべき時期が、近づいて
きているように感じます。
◆日本が台湾とアジアの平和を守るためにできること
台湾の南側にあるバシー海峡は、日本にとってエネルギーや食糧を運んで
くるための命の道であります。中国によってこの海峡を封鎖されることになれば、
日本だけでなく、韓国や東南アジア諸国も息の根を止められ、中国の支配下に
入らざるを得なくなります。
そのためには、台湾と自由主義国家とのつながりを強め、台湾併合を阻止
しなければなりません。
日台間の漁業協定が締結された今、さらなる関係強化を図るために
日本がとるべき政策としては、
(1)日台間の自由貿易協定(FTA)、経済連携協定(EPA)の締結
(2)TPPの早期締結と、台湾のTPP参加への後押し
(3)集団的自衛権の容認
(4)いざというときに台湾を守るための、日本版「台湾関係法」の制定
(5)台湾の国連復帰への後押し、台湾の国家承認
などが考えられます。
今の日本は、急速に軍事費を拡大し、周りの国を脅かしている中国という国が
隣にあるにもかかわらずその現実には目をつぶり、
妄信的に平和・反核・反軍事力信仰をしている状態にあります。
そろそろ現状を見なければ、第一次世界大戦による甚大な被害への反省と恐怖から、
「あらゆる戦争に対して無条件に反対する」という平和主義を唱えた結果、
ヒトラーを野放しにしてしまったヨーロッパのようにならないとも限りません。
中国や国内の平和主義者たちの反発は避けられませんが、地理的にも歴史的にも、
縁が深い国台湾を守ることは、私たちの自由と未来を守ることに他なりません。
台湾自身に、「野蛮な中国よりも、頼りがいのある日本を」と選んでもらえる
ような国に、日本自身が変わっていかなければならないと感じています。
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台湾のニュースで笑われたふなっしーが台湾デビュー
http://blog.goo.ne.jp/sakurasakuya7/e/48a9d9bb67d87bda2387f2e17528335d
千葉県船橋市の非公認ゆるキャラ「ふなっしー」が
台湾の漫画・アニメイベントに招かれ、6日、台湾入りした。
2014年02月08日
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得体のしれない生き物を○さないと、安全には下りられませんね。
乗らないことが重要で、日本は乗らせないことが大事ですね。