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厳島神社 御島めぐりに参加してきました

2013-05-20 02:08:22 | お出かけ

2013年5月15日(水)のよく晴れた日に、

厳島神社の神事、御島めぐりに行ってきました。

本来、厳島神社の氏子しか参加できないのですが、

宮島弥山倶楽部のお世話をされている、写真家の藤原隆雄さんのご縁で

参加させていただくことができました。

 2013年 宮島 御島めぐり

 

この神事は、厳島神社のご祭神、市杵島姫命たち3女神が、居所を定める際に、

烏(からす)が先導して宮島を一周されたという故事に基づいています。

神職さんの乗る、御師(おし)の船を先頭に、

小型船、フェリーに分かれて宮島(全長31㎞)を一周し、

7つの浦々に鎮座する9つの神社に参拝します。

 

 

 

御島めぐりの半ば過ぎた、養父崎(やぶさき)神社の沖合で、

一番大切な神事、

「御烏喰式(おとぐいしき)」があります。

 

御烏喰式は、御島めぐりの中で最も重要な神事で、

神様のお使いである神烏(ごがらす)に、お団子を奉る儀式です。

海の上にしとぎ(板)を浮かべ、神幣とお団子をお供えします。

神職さんが祝詞を上げ、雅楽を奏上しながら

神烏(ごからす)がおいでになるのを待ちます。

 

 

今年は、1羽の神烏が現れ、お団子を持っていかれました。

御烏の写真は、写真家 藤原隆雄さんからいただきました。

 

御烏喰式には毎年神烏が現れるわけでもなく、

全然現れない年もあれば、

数年前は、2羽の神烏が、6つあるお供えのお団子を

15分くらいですべて持っていかれたとのこと。

参加者のなかに穢れのある人がいれば、神烏はお出ましにならないそうです。

御烏喰式が無事終わり、その後、須屋浦に上陸。

須屋浦神社にお参りし、

神事の成功をご報告、お神酒をいただき、神烏さまの神幣をお分けいただきました。

 

 

お神酒をいただいた杯には、厳島神社の御紋が入っています。

よくよく見ると、3つの亀甲に描かれている花がそれぞれ違います。

 

御振舞の昼食は、豪華な折詰弁当。

海老(長生き)、ブリの照り焼き(立身出世)、豆ご飯(健康)、紅白の蒲鉾(めでたい)、コブ巻き(喜ぶ)、

ビワのシロップ煮(市杵島姫命の楽器)が入った、豪勢なお弁当でした。

ワラビの酢の物、しいたけや筍、がんもどきの煮つけの意味が分かる方、

教えてくださいませm(__)m

 

氏子会のお世話をしてくださった木村さん、藤原隆雄さんに感謝m(__)m

本当に、思い出に残る神事でした。

 



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