かねてから、農作物を育ててみたいと思っていた。
今の住まいはマンションで、庭(土地)付きではなく、
こじんまりした区画を借りたいと思っていたところへ、
市の広報で、家庭菜園・共同菜園を借りたい人を募集していたのである。
生まれて初めて鍬をとる人間なので、
指導を受けながら野菜を育てるほうがいいだろうと思い、
これから毎週末、共同菜園で野菜作りに励むことになった。
3/4(日)、小雨の中、ドキドキしながら共同菜園へ行ってきましたo(^-^o)(o^-^)o
JRで20分ほど揺られ、1km歩いた丘の中腹に菜園はあって、
猪や猿を近づけないために、空砲を撃つ音がするような田舎である。
初日だったので皆で説明を聞き、個人栽培をする区画を耕し、
共同栽培する区画から、キャベツの芽や葱、小さな蕪を引っこ抜いた。
取れたての野菜は甘くて瑞々しく、青臭い香りがする。
指導者の方に、
「土の気持ち、野菜の気持ちが分かるようになったら一人前です。
野菜の性質、土の性質を活かしてあげるように、育ててくださいね」
と言われたのだけど、人間も同じだなあ、と思う。
その人にとって不向きな環境や、苦手な能力を求められるような仕事ではなく、
その人の良さを伸ばせる、
イキイキ・ワクワクできる環境、仕事、人間関係にいることが大事だなあ、
と思うのである。
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