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BlackWidow代表Massimo Gasperini インタビュー 2016年に向けて

2016-01-10 | BlackWidow

ブラックウィドウ代表 Massimo Gasperini (マッシモ・ガスペリーニ)インタビュー

2016年に向けての活動予定

 

サイケ、プログレ、ハードロック、ダーク、フォークとユニークなバンドを紹介し続けるジェノヴァのレーベル、ブラックウィドウの代表マッシモ・ガスペリーニ氏に最新情報を聞きました。1990年に開業以来、それまでアンダーグラウンドに埋もれていた音楽に照準を当て、欧州及び全世界で事業展開に成功したキーパースンです。

 

INTERVIEW

聞き手 Alessandro Freschi @Distorzione.net

 

Q: 今日はよろしくお願いします。90年に開業以来、このニッチ分野に焦点を当てた動機はなんでしょうか。当時懸念などありましたか。

Massimo Gasperini (Black Widow Records) :懸念は全くなし!!!自分がやりたいことは分かっていましたから。大きな事を決断するときは、信念を持って取り組みます。レコード・フェアなどでの経験は豊富だったので、当時ジェノヴァで何が求められているか、またイタリアでは何を要求されているかはわかっていました。僕の人生において、決断は成功の鍵です。スポーツ、調査、仕事などは全部情熱で進めています。あと業界の広い理解も必要。そして、少しの「幸運」かな。イタリアでは何かが足りないと感じていました。もう他にあるものをまた作るのはばかげてるだろう、と。BWではすぐにLPに重点を置いて、レコードに集中しました。レコードはロックには理想的な媒体です。情熱と技術の双方が込められています。レコードはジャケットが重要なアートになっています。少なくとも、70年代はそうでした。僕たちは未だにその考えに共感しています。他のメディアではあらゆる媒体が絶えず進化しています。CD開発の当初目的は海賊版防止だって知ってましたか?今の状況を知ると、何とも言えませんね。レコードは健在。今ではメジャーもレコードを生産している。でも、BWは先駆者です。今ではストリーミングの話しも多いですが、それは合法ダウンロードには有効だと思います。でも、だからと言って、ミュージシャンに経済的な恩恵があるとは思えません。ストリーミングは音楽を聞くためのものだけど、その後結局CDを買ってるし、僕はこの方法が長く続くとは思えないです。

 

Q:BWのカタログを見ると、優れた新人バンドが多く散見されます。バンド発掘などはどうされているのですか。

MG:発掘作業に終わりはないですね。レーベルとしての方向性は一貫していますが、アプローチは多方面からあります。友人のすすめであったり、ミュージシャンのアドバイスであったり、デモを送られたり、ネット経由で聴いたり、ライブだったりいろいろです。まず一度聞いて、よりバンドを知り、その後契約というパターンが普通です。いいバンドが素晴らしい音源を送ってきても、私たちの話しに聞く耳を持たなかったり、提案を聞かなかったりすると、チャンスはないですね。理想のバンドは、知性と教養、いいアイデアがあり、ワタシたちのレーベルと仕事をする気があるバンドです。こういうバンドは沢山のチャンスに恵まれます。

 

Q:BWカタログには新人だけでなく、大ベテランもいますね。同じジェノヴァのデリリウムなど。

MG:若いバンドと大ベテランとの働き方は基本同じです。ワタシたちが企画するライブやフェスでも大ベテランは若手と同じステージを共有しています。こういうやり方をワタシたちは好むからです。そこではバンド同士の交流が生まれます。若いバンドはエネルギーと新鮮なアイデアをもたらします。ベテランからは経験と歴史を学びます。音楽というものは時間軸がありません。音楽は永遠なのです。

 

Q:レアな作品の復活もあります。プロジェクトを動かす動機の主たるものは何ですか。決断は自分だけで行うのですか。

MG:常に自分たちの興味のみです。古いバンドの復活で、商業的には売れそうでも、自分たちが好きでなければ、後押しはしません。古いバンドの場合は、その前に権利関係などが長年にわたり混乱しているので、まずその交通整理からです。中には50年前の盤の権利に高額なライセンス料をふっかけてくる人たちもいます。こういう方面は最新の注意が必要です。

 

Q:現在のBWの仕事ぶりを教えてください。

MG:バンドやレア盤の調査と販促が主な業務です。実店舗での販売や通販もあります。SNSへの露出もあります。同僚のピノ・ピンタボナは国際業務と広報を主に担当し、アートグラフィックも行っています。

最近ではピノの働きで、チェリーファイブやラ・ファブリッカ・デラッソルートなどのバンドとの仕事が進みました。アルベルト・サンタマリアは主にカタログ関係業務、店舗販売と通販を担当しています。イタリア国内出張も多く、多くのバンドとコンタクトを取っています。ワタシの妻のラウラは会計業務を担当しています。重要な決定事項は全員で行っています。

 

Q:2015年は傑作豊作の年でしたね。おもしろいアルバムが多数出ました。来年は何が控えているか教えていただけますか。

MG:極秘だよ!!!まあ、イギリスのダークなバンドLandskap(ランズカップ)のセカンドです。すごいバンドです。こんなすごいバンドを聞いたことがないです。ドアーズ、ブラック・サバス、アトミック・ルースター、ダンツィグを取り入れながら、自分の色もしっかり残している。聞くと驚くよ!!!

あとは、ゴブリン・リバースのダブルLP、CD-DVDのライブ盤です。Goblin 4 (Four of a Kind)のボーナストラック付CDも出す予定です。あとはイル・テンピオのサード・アルバムを世界的なゲストを迎えて制作予定です。Annunnakiというニック・ターナー(元ホークウィンド)、ヘリオス・クリードと他の英米ミュージシャンでサン・ラへのオマージュとして" Space is the Place "というアルバムも制作予定です。

あと、イタリアの伝説的なダーク・サウンドのバンドもあるのですが、まだちょっと発表できません...あとはヌオヴォ・イデアのパオロ・シアーニのセカンドでは元ニュー・トロルズのリッキー・ベッローニ、マルコ・ゾッケッドゥ、ジョルジョ・ウザイ、ロベルト・ティランティなど豪華ゲストが参加しています。

LPのみのリリース予定ですが、トリップの72年のライブ・アルバムを発売予定です。昨年亡くなったジョー・ヴェスコヴィに捧げるLPです。ヤクラのアントニウス・レックスも新作を予定しています。そして、ミトロジーという謎のバンドがいます!そして、偉大なバンビ・フォッサーティの新譜。きっとサプライズも沢山あるかと思います。

 

Q:最近でのいちばん気になる音楽の動向はなんでしょうか。

 

MG: いい音楽ならなんでも好きです。でも自分に欠かせないのはこの人たち。Tレックス、マーク・ボラン、ホークウィンド、ニック・ターナー、Can、ハイタイド、ブラック・サバス、マグマ、アンジュ、Redまでのキング・クリムゾン、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、ユーライア・ヒープ、アモン・デュール、モット・ザ・フープル、ブルーオイスターカルト、センセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンド、ダムド、ジョイ・ディヴィジョン、(Meddleまでの)ピンク・フロイド、アーサー・ブラウン、キャラヴァン(5枚目まで)、’Movin Pictures’ ‘2112’のラッシュ、レナード・スキナード、ファミリー、ブラック・ウィドウ。それから、プログレ、ダーク、ハード、へヴィ、グラム、パンクの間にいる何百ものまだ知られていないバンド、一枚で消えたバンドなど。勿論、イタリアのプログレも好きです。アレアからヤクラ、デリリウム、ゴブリン、ヌオヴォ・イデア、ガリバルディ、アントニウス・レックス、ラッテ・エ・ミエーレ。スキャントスは5回見ましたが、最もオリジナリティを感じるイタリアのバンドだと思います。もうファンクでも、ベティ・デービスでも何でも聞きます。

2016年はというと、北欧系があります。そしてニック・ターナーとビリー・コブハム、スティーブ・ヒレッジの "Fusion Space Odyssey"、チェリーファイブ、ラ・ファブリッカ・デラッソルートなど。まだ何か忘れているかもしれません。

 

Q:今、ジェノヴァで何か仕込みが始まっていることはありますか。

MG:次回の音楽フェスティバルFIMを企画中です。今回はジェノヴァから離れて行うつもりです。7月にジェノヴァでポルト・アンティーコ、とその周辺のライブハウスで数回コンサートを企画しています。マランゴロとピニャテッリのゴブリン・リバースはもちろん、イル・セーニョ・デル・コマンドとカップリングします。FBの公式ページをご覧ください。いつも目を見開いて、注意深く、悪い人に騙されないように、そしてロックを楽しみましょう。Prog-On Forever. 

http://www.distorsioni.net/canali/interviste/elogio-del-vinile

要約:Rockprogresso


伊レーベル、ブラックウィドウ代表、マッシモ・ガスペリーニ インタビュー

2015-06-02 | BlackWidow

FIM2015 リビエラ・プログレ・フェスティバル、成功裏に終了

2015年5月15日から17日にかけてジェノヴァで開催されたFIM - International Fair of Musicはイタリア全土の観光及び音楽産業においても多大な経済効果をもたらしました。

 イタリアのみならず、欧州全域からの参加者はこの音楽のみに焦点を当てたユニークなイベントを訪れました。その来場者数を見るだけでも展示、ライブ、ショウケース、セミナー、カンファレンス、コンヴェンション、音楽教育に関する会合の催しの幅広さを示しています。

メディアの前宣伝により、2015年のFIMは前年度比で、より多くの来場者を受け入れました。

【データ】

関係者総数 13万人。3日間ののべ会場来場者15,000人。関係者パスの発行枚数6000枚。展示関係者及びジャーナリストに配布されたエキスポパスの枚数1000枚。2014年6月1日から2015年5月17日までのFIM公式サイトへのアクセス数115,811ビュー.

FIM フェイスブックページへの「いいね」数 約50万。来場者の国籍43か国。3日間に875のイベントが開催された。15のレコードレーベルがブースを設置。スタッフ総数99名。48のメディア(ラジオ、テレビ、雑誌、ブログ、ポータルサイトなど)が参加。ストリーム視聴者数は1万1千人。3日間で来場したミュージシャン数5700人。

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FIMのプログレ部門の主宰者でもあり、ブラックウィドウレコード代表でもあるマッシモ・ガスペリーニ氏に話を聞きました。

Q: お疲れさまでした。まずは全体の感想をお聞かせください。

Massimo Gasperini (MG): FIMは毎年8-9か月をかけて準備します。今回は3回目でしたが、ジェノヴァの若い企業数社の協力を得て成功裏に終わりました。私は自社のブラックウィドウと主にパルコ・ヴェルデ(訳注:趣向によりステージを色分けし、プログレは緑のステージ)を担当し、 今年は初めてハードロックとプログレ・メタルを導入しました。

Q: 今回招聘したかったが、 叶わなかったミュージシャンはいますか。

MG: 実は、今年はスティーブ・シルベスター氏とキース・エマソン氏を招待する予定だったのですが、残念ながら都合により叶いませんでした。その他のゲストは全員計画どおりでした!!!

Q:プログレ・ステージのサウンドは他のハードロックやメタルのステージより高音質でしたね。質、量ともにですが。

MG: これもリッキー・ペッレとそのスタッフのおかげ、あとは素晴らしいミュージシャンのおかげです。

Q:ジェノヴァでは、音楽を演奏する場が減り、非常に困難な状況にあります。しかし、今回の会場のように、広い場所がまだあったのか、と思わされました。小規模なライブをするのが困難なジェノヴァの状況をどう思いますか。

MG: 話は複雑で長くなりますが、まず事実をお話しします。ブラックウィドウの本拠があるジェノヴァはライブの箱が恒常的に不足しており、自分のレーベル所属のバンドのライブを企画するのも大変困難です。

地元の名門と称されるラ・クラーク、チャンセロ デ チナブロやヴェルディは私たちのバンドに門戸を開いてくれています。これも私たちが長年信念を持っての活動を認めてもらった結果だと思っています。他の都市で、ライブの箱が閉鎖し、閉塞状況になったとき、よく私たちに相談してきます。もちろん、こういった相談は大歓迎です。私たちはとにかく、バンドにライブをさせ、エンターテインメントと文化を維持することに関心があるのです。

Q: ブラックウィドウレーベルについてお話しいただけますか。事業を始めたきっかけはなんだったのでしょう。満足のいくアウトプットは何ですか?アーティスティック面、コマーシャル面双方からお答えください。

MG:1990年にショップを開いて、1年後にレーベルを立ち上げました。現在200作品以上を複数のディストリビューションチャネルを使って世界中で流通させています。私たちは時代の先駆けと思います。トレンドは追わないで、自分たちが本当に好きな音楽を扱います。90年代のMalombra、Zessなどはオカルト・ロックというジャンルを私たちが道を開いたと思っています。

Dunwichでは、今でこそ当たり前のスタイルになった女性シンガーがフォーク、シンフォとダークのミックスした曲調で歌うことを確立しています。Standarte, Wicked Mindsもハモンド、メロトロンの復活のかなり前からヴィンテージサウンドを取り入れていました。Pentagramの復活こそ、私たちが貢献したと思っています。もう世界中から忘れさられていたハード、サイケ・ドームバンドに再び命を吹き込んだのです。すばらしいアルバムを残してくれました。

近年では、サウンドトラック由来の音楽を作るバンドが急増しました。でも私たちはすでに20年前にイル・セーニョ・デル・コマンドで行っていました。イタリア人ミュージシャンと女声シンガー、合うと思いませんか。今では当たり前ですが、20年前はソフィア・バッチーニや、クリスタル・フェニックスのミリアム、ユニバーサル・トテム・オルケストラのアナ・トレスの素晴らしい歌声が聞けるとは思いませんでした。

Q: 海外からのフィードバックはいかがですか。

MG: ドイツはもちろん、オランダと北欧の一部で国は私たちの音の肥沃な土壌があると言えますね。USもそうです。日本ではいつも、私たちのプログレバンドは愛されています。ディストリビューションチャネルのおかげで、世界中で聴いていただいています。

Q: ブラックウィドウはジェノヴァの中心部に実店舗があります。開店はいつですか。初期はどのような状況だったのですか。

MG: 初期はわくわくでした。複雑な状況ではありましたが。ジェノヴァの有名な通りにあるショップがコマーシャルな音楽を一切売っていないのです。今でこそLPレコードが復活していますけれど、これもさきがけは私たちなんですよ。多くの音楽を聴いてきたので、メディアの評価に関係なく、いいもの、悪いものを的確に見抜いています。

Q:これまでに影響を受けた音楽はありますか。

MG: 何曲かいうのはあるけれど、重要なのは、いつも目と耳をいいものに向けて全開にしていることです。ビートルズ、ローリング・ストーンズ、Tレックス、ディープ・パープル、レッド・ツェッペリン、ピンク・フロイドはもう大好きです。現在ではスティーブン・ウィルソン、オーペス, アングラガルド、アネクドテン、ジョー・ボナマサ、ガバメント・ミュール、ブラッド・セレモニー;イタリアではイル・テンピオ・デレ・クレッシードレ、ユーゲン、マスケラ・ディ・チェーラ、イル・セーニョ・デル・コマンド、FEM、ロゴス、アンリアル・シティなどいいバンドが沢山でています。音楽はタイムレスなものです。新旧の別はなく、単にいいか、悪いかだけです。

 Q:歴史的なレーベルの多く、ピンクムーンなど、が残念ながら消え、ディスコ・クラブなどは堅実成長しています。この奇妙な現在にレコードショップを経営するのはどういうものでしょうか。

MG: すごくきつい時期かと思います。ディスコ・クラブは私たちが長い時間をかけてきたものです。そのために、私は何枚レコードを買ったと思いますか?最低3,4000枚です。ピンクムーンでも、かなり費用をかけました。私たちはショップで音楽を扱うことが単に大好きで、楽しいだけなんです。

大好きな世界にいれて幸せです。前は自宅から遠い工場で働いたことがあって、その違うはすぐわかります。お客さんは音楽、サッカー、政治の話をしに来店します。みんな私たちが嫌いでないと思います。コンサートでも会うし、友達になるし、食事も一緒に行くし!だから、あんまり不平は言えませんね。

Q:小さいショップならではのお客さんとの絆ですね。音楽業界を取り巻く環境を劇変させました。ファンジン、書籍、LPなどメディアは多様化しました。どのように対応してきましたか?

MG:私は紙媒体の雑誌は独特の魅力があるから大好きなんです。でも、インターネットによって業務が大革新したことは間違いないですね。きちんと管理されたサイトであれば、訪問数も増えます。いちばん大切なのはプロ意識と、多種多様なライターを備えておくことですね。

中にはネットに音楽をアップしたり、記事を書くことを見下す人たちもいますが、自分の経験だと、情報発信は難しいけれど、絶対に必要だと思っています。準備に時間はかかります。ウェブジンの編集者は誰がコラボレーターかをきちんと見極めなければなりません。

Q:その通りですね。ウェブを立ち上げれば、コミュニケーションの可能性は広がります。しかし時間がとてもかかりますし、ライターの質もチェックしないといけません。ところで、LPレコードの美はもう言葉では語れませんね。手にとり、ジャケットアートを楽しみます。まさしく芸術です。LPレコードはダウンロードできません。いつもそこに存在する実感があります!

そこで、音楽を味わうために、大切はものは何でしょうか。

GM:いい環境で聞けるのが一番だけど、急いで買ってオーデイオマニアになる必要はないんです。ロックはあくまでもロックだし、車の中、路上、野外でも聞けるし、仕事の時に聞いてもいい。PC上の音楽はあくまでも情報止まりで、好き嫌いを判断し、購買の判断に役立てばいい。ダウンロードして、すべてが手にはいると思うのはちょっと違うな。

Q:好きなバンドを教えてください。

MG: Marc Bolan & T.Rex , Hawkwind , the Black Sabbath , St.Vitus ,Cathedral , Blue Oyster Cult , the MC 5 , the Mott The Hoople , Sensational Alex Harvey Band ,King Crimson up to "Red," Caravan , Gryphon , the Stooges , Joy Division ,Damned , Killing Joke , Chrome , Led Zeppelin , Deep Purple , Uriah Heep , Neil Young、 Lynyrd Skynyrd, Blackfoot, Gov'T'Mule, Can、Amon Dull  Black Widow 

私の個人コレクションは15,000枚。もうファンクでも何でも聞きます。でもヒップホップや、聞いてて無駄なようなイタリアの音楽もあります。イタリアン・プログレは大好きで、最初に買ったのはデリリウムの「アクア・ドルチェ」。フランコ・バッティアート、アントニウス・レックス、Skiantos Freak Antoniも忘れられません。

レーベルの仲間のピノとアルベルトはだいたい好みが似ているけれど、アルベルトは少しパンクがはいってるし、ピノはメタル寄りかな。デスメタルとブラックメタルはちょっとだめですが、ダーク方面からもOpeth, Tiamat, Therionのようにいいバンドも育っています。

Q: これまで印象に残ったコンサートなんですか。

何千回も行ったけれど、80年代のスージー&ザ・バンシーズ、バッティアートのPollution、ホークウィンド、マグマが良かったです。フランスではアンジュ、ロンドンではカシードラル、デメトリオがいた時代のアレア、NTアトミックシステム、トリップ、ビリエット・ペル・インフェルノ、マイケル・シェンカー在籍のUFO、キャラヴァン、VDGG、ラッテ・エ・ミエーレ、デイビッド・ボウイ、イギー・ポップ、ルー・リード、モーターヘッド、ラモーンズ、ピーター・ゲイブリエル、などなど。個人的にはとても重要でしたね。

Q:ブラックウィドウの今後の予定を教えてください。

私たちは立ち止まりませんよ。5月のFIMの素晴らしかったゴブリン・リバースのCD-DVD-LP(ライブ)。ジョー・ヴェスコヴィに捧げたトリップのアルバム(スタジオとライブ)、ザ・ブラックのジョー・ハッセルヴァンダーの新譜「Ancient Rocks」が控えています。そしてUKのダークとドゥームの中間のバンド、まだ名前は明かせませんが。ホークウィンドのニック・ターナー、クロムのヘリオス・クリードとコンセプトアルバムをリリース予定です。あとはイル・テンピオ・デレ・クレシードレの新作はアコースティック中心でかなり新しいことをする予定です。どうぞウェブサイトをご覧になり、Facebookで私たちをフォローしてください。

https://www.facebook.com/pages/BLACK-WIDOW-RECORDS/122504224430668?fref=ts

Original article: http://www.estatica.it/it/letture/articolo/intervista-a-massimo-gasperini-di-black-widow

 

Translation summary: Rockprogresso


Patrizio Fariselli - ファリゼッリおじさんのピアノでミュージシャンになった

2013-12-05 | 公開投稿

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パトリツィオ・ファリゼッリおじさんのピアノでミュージシャンになった

そうです。RAI(伊公共放送)のこども番組L'albero Azzurro(青い木)の記念すべき、パトリツィオ・ファリゼッリの出演第一回のビデオです。

3:20あたりからご覧ください。

ビッグ・バードもどきの鳥ドドに、楽しく、しかし、かなりきちんと音楽の手ほどきをするファリゼッリおじさん。第一回目はリズムのてほどきです。

ピアノの演奏からして、十分な贅沢感いっぱいです。

そして、ファリゼッリおじさんはこの番組の音楽を手掛けていたのですが、この回から本人が音楽の先生として出演したのです。

93年当時、この番組を見て、ファリゼッリおじさんのおかげで音楽が大好きになり、現在プログレ・ミュージシャンに育った若者が沢山います。

若手プログレ・ミュージシャンが育つべく土壌と文化があったのですね。素晴らしい。

Il Gioco dello stacco - Presentazione del Maestro Fariselli - L'albero Azzurro

 

もうひとつ、ストラートスについてのファリゼッリの回答が印象的な部分を。

質問:ストラートスと同程度の能力を持った他のイタリア人シンガーはいましたか。<訳注:ストラートスはエジプト生まれのギリシャ人>

 ファリゼッリ:

もう能力とか、きれいな声や歌唱力とかの問題じゃないんだ。考える頭が大切なんだ。アイデアを駆使できる頭の能力が問題なんだ。

ストラートスは小さな遺産を沢山残していった。それが何かは聞かないでくれよ(笑)。彼の遺産は今でも生きていて、彼の残した道は世界中のシンガーが後を歩いている。彼のテクニックは当時すでに革命的だったのが、今の若いシンガーにとっては、基点となってるんだ。

 (20104月、ニューヨーク, Arts & Culture Interviewより)


David Jackson ディヴィッド・ジャクソンのもうひとつのライフワーク

2013-07-09 | 公開投稿

デイヴィッド・ジャクソン氏のもうひとつのライフ・ワーク

僕は1977年にVdGGを辞めた。当時うちは赤ちゃんだらけだったんだ。だから、でっかいトラックを買ってそれで移動してた。その後、僕は教師になるべく学校に戻り、どんどん障がいを持つこどもの教育に興味を持つようになったんだ。1990年に、教職の合間に、ちょうどSoundbeamを発見して、もう興味にどんぴしゃだったんだ。1960年にサックスに出会ったときと同じくらいの衝撃だったよ!

もう今年で、障がいを持つこどもの教育に携わって17年になるよ。Meldreth Manor School (SCOPE)で教えているんだ。ここの子どもたちは脳性小児まひのこどもたちで、いちばん教えることに喜びを感じるんだよ。本当に、教えることがそのまま僕の喜びなんだよ。

僕は毎年フェスティバルを開催してるんだ。そこでは、普通の生活では出会うことがまずない、障がいのないこどもたちと一緒に音楽を演奏するんだよ。初めて出会うこどもたちのために音楽を演奏するんだよ。他にも、障がいを持つこどもたちは成人のプロジェクトを多く抱えているんだ。このプロジェクトのためには、真剣な作品を沢山書いたよ。ちょっと自分でも誇らしいと思ってるんだ。

音楽と障がいを持った人たちへの取り組みはもうここ22年ずっと僕のライフワークになってるんだ。

 

イタリアでの演奏は、人生のスパイスってとこかな!

From MAT2020 June 2013

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