一つの布団で

一緒の布団で寝るのは、

結構あこがれていたけど、

いろいろとすれ違いがあって、

寄りつかなくなっていました。

例えば、市がせっかくピッタリ寄り添って寝てたら、

寝返りを打ったカアチャンの足が、

頭上から降ってきたり、

カアチャンの股の間に丸くなられて

カアチャンが身動きとれずに苦しくなったり。

でも寒くなって、カアチャンもさほど動かなくなったのか、

大きなふかふか布団がやっぱりいいのか、

三日ほど前、布団を敷いた時、

なにげに布団の上にのせてあげたら、

そのまま一晩居たようです。

次の日も、のせたらやっぱり一晩いて、

夕べは、自分から、布団の中に潜り込んできました。

でも、これは失敗。

カアチャンがおならをして、即退散。

自分で布団の上に乗りなおしていました。



きょうも元気に食用旺盛な市です。



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