佐久穂中学校ブログ

佐久穂中学校の出来事

学校応援団まとめの会

2019-02-27 08:53:26 | 日記
例年になく春めいた日々が続く今日この頃
海瀬社会体育館の階段近くの一隅にオオイヌノフグリが一輪。
まだまだ寒い日もある中、
他の花に先駆けて花弁を開き、ひたすら受粉を待つ。
可憐な花びらに対して立派な蕊(しべ)が印象的でした。

生命は
自分自身だけでは完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする
生命は
その中に欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ ~
※吉野 弘「生命は」より。抄

小・中学校「学校応援団まとめの会」が開かれました。
今年度も応援団の皆様により毎日たくさんのご支援をいただきました。
おかげさまで、佐久穂ならではの貴重な体験学習など継続して実施できています。
まことにありがとうございました。改めて感謝申し上げます。

先ほどの詩を用いるとすれば、生命と花が学校、めしべとおしべが生徒と教師、「仲立ちをする」風や虫たちの存在が学校や学校の教育活動を支えてくださる学校応援団をはじめとする地域の皆様であると言い換えてみることもできそうな気がします。花から確かな実をつけ「命」充実した佐久穂小中学校を目指していきたいものです。

今朝も街頭に応援団の皆さんとあいさつを交わす子どもたちの姿がありました。
来年度もまたお世話になります。よろしくお願いいたします。


美術入選作品・雨水(うすい)

2019-02-22 09:16:27 | 日記
暦では「雨水」(うすい)を過ぎました。空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる、というまさにそのとおりの天候となってきています。この頃は草木が芽生える頃で、昔から、農耕の準備を始めたり、雛人形を飾り始めたりする目安ともされてきたようです。少し前にプールのすべてを占めていた氷も、すでに全く溶けてなくなっています。早くも春めいてきました。冬はもう去ったのでしょうか。

水曜に行われた全校音楽では、「大地讃頌」の全校練習が行われました。卒業の春がやってくるのを実感します。

さて、生徒玄関に南佐久美術巡回展 図工美術入選作品が展示されています。
いつもよりも写真多めですが、佐久穂中生徒の力作をご覧ください。

魚釣り

沸かす

キャンプ

カエル



折れる

15の私

15の私

15の私 考え事



金魚と不安と希望

3年間頑張ってきた吹奏楽部

お花見

ほどけた紐靴

2年間使った靴

少しボロくなったやつ

脱ぎ捨てた靴

天使と悪魔

マーメイドの住む海

不思議

ありがとう

ありがとうございます

※美術科の目標
表現及び鑑賞の幅広い活動を通して,造形的な見方・考え方を働かせ,生活や社会の中の美術や美術文化と豊かに関わる資質・能力 を次のとおり育成することをめざす。
⑴対象や事象を捉える造形的な視点について理解するとともに、表現方法を創造工夫し、創造的に表す。
⑵造形的なよさや美しさ、表現の意図と工夫、美術の働きなどについて考え、主題を生み出し豊かに発想し構想を練ったり、美術や美術文化に対する見方や感じ方を深めたりすることができるようにする。
⑶美術の創造活動の喜びを味わい、美術を愛好する心情を育み、感性を豊かにし、心豊かな生活を想像していく態度を養い、豊かな情操を培う。※学習指導要領 美術目標 より

作品を小学生も中学生も大切に扱って鑑賞しています。
こうした鑑賞マナーも大切にしていきたいですね。

進化する清掃 「発見 三昧清掃」

2019-02-19 10:13:17 | 日記

毎日 生徒のみなさんのしっかりした清掃の姿が見られます。
そんな中、生徒会活動で三昧清掃ができている分担場所を全校集会で紹介・表彰し認め合う 
「発見 三昧清掃・18~22日」が行われています。

普段、周りの人たちの清掃を見る機会も少ないと思います。
筆者も発見して皆さんに紹介してみたいと思います。

交流ホール前の廊下(結構広いのですが、)ここを3~4人で仕上げている人たち。
広い空間を 一気に進めます。
かといって、雑に進めているわけではありません。
拭き残しもなくきれいに仕上げています。

床に対して低く台形のように位置して
肢体をのびやかに リズミカルに使っています。
手を伸ばした指先から足のつま先まで、
つまり全身を用いて清掃をしていることがわかります。

この姿勢
膝をつくと足が痛い、と嘆いている人はぜひ参考にしてみてください。

さて、写真ではうまく伝えられないのですが、
4月ごろに比べ、速いペースで清掃が進んでいます。
筋力 関節 バランス感覚 それぞれの力が スピードを生んでいるように思います。
身体能力の成長や体力の向上もあったのでしょう。
雑巾がけが終了すると一息つくこともなく、次の清掃活動に移っていました。
また、
こちらのみなさん、現れてから一切話をしませんでした。
しかし、お互いに自分のやるべきことがわかって自然に動いている
周りの人たちと、阿吽(あうん)の呼吸で協調し、集中して清掃を進めています。
まさに清掃と自分とが一体となっている姿、三昧です。
ここに、身体だけでなく、心の成長もあったことがわかります。
人を育てる場として
こうした清掃の姿、受け継いでいきたいものです。

三昧清掃には進化の段階がありますが、
今年度皆さんの清掃はどんな成長が見られたでしょうか。
振り返ってみたいですね。



3学期期末テスト

2019-02-14 13:47:41 | 日記
7.8年生は期末テストでした。

ペンの音だけが教室に響きます。
真剣な表情で問題に取り組んでいます。

8年生の社会には「浮世絵」の問題が出題されていました。

左は 東洲斎写楽の「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」
迫力ある顔です。また、指の描写から動感が伝わり、迫ってくるような迫力が伝わってきます。(寛政6年1794年)

右は 菱川師宣の「見返り美人図」一人立ち美人図として日本で最も有名な絵と言われています。よく見ると桜と菊の模様の着物をまとっています。後ろへの振り返り方、体のひねり方が印象に残る絵です。(元禄6年1693年) 

「君は最後の晩餐を知っているか」という文章を8年生は学びました。1500年代に描かれたこの絵は、遠近法や解剖学などの絵画の科学を駆使して描かれた名画であると文章にありました。この文章を読んだ後にこれらの浮世絵を見ていると、「最後の晩餐」と同じように科学を用いて描かれた部分があるように思えてきます。

国語で学んだ知識を生かして、社会で学んだ内容が深まる。
社会で学んだ知識を生かして、国語で学んだ内容が深まる。

やはり、勉強することは人生を豊かにしてくれるものだと思いました。
学んだ何かが、いつかどこかで何かに役に立つ。

テストに出る、出ないだけにこだわって勉強するのはもったいないです。
テストは終わりましたが、学びに終わりはありません。
各教科の学びを深めていきましょう。

手作りおからチョコケーキ おいしかったですね。

第5回 学習相談会 「ニュートン」「パスカル」

2019-02-12 16:20:04 | 日記
まもなく期末テストです。

恒例となった、朝の学習会で7年生が理科を学習していました。
何か難しそうな計算をしているようです。
「ニュートン」「パスカル」という声が聞こえてきます。

聞いていて「?」「人物名?」中学で勉強したのか、それとも忘れてしまったのか定かでありません。
後で理科の先生に聞いてみました。
「以前は(1992年12月1日ごろまで。なんと27年も前のことです。)中学校までの理科教育でキログラム重が用いられていたが、国際単位系を導入するため、現在では質量約100グラムの物体にはたらく重力を1ニュートンと定義して教えている。」ということです。

7年生にして、なかなか難しいことをやっているのだなと思いました。
講師の先生も「換算がなかなか複雑です。」とおっしゃっていました。

以前の中学生だった親世代からすると、勉強の相談に乗るのも難しい分野があるかもしれないと思いました。

学習相談会 ぜひご利用ください。
応援団の講師の先生方、早朝よりありがとうございました。

学習相談会が終わると、教室では
「大地讃頌」 の歌練習が始まっていました。
「卒業式」の準備が始まっています。