蒼い散歩道

ラピスラズリに魅了され、蒼い絵画を制作中。写真・DIY・ガーデニング・舞台。アートへの散歩道を綴っています。

舞台 SPINNIN RONIN『積む教室』

2015年03月21日 | 舞台
3月13日と15日、観劇してきました。(公演は終了しています)

会場は両国{シアターX}

両国駅ホームからは、国技館・スカイツリー・江戸東京博物館が見えます


日頃、応援している役者さん二人がご出演。

Wキャストで別チームだったので、両方拝見しました。



主人公は、何をやってもダメダメないじめられっ子、カンフーオタクのケンジ。

武術で強くなりたいと、玄武山武術学校に入学します。

様々な理由を持つ生徒たちも、入学してきます。

ここでも初めはダメダメなケンジですが、先生の愛、友情、努力で、カンフーの達人になっていきます。

そして、この学校に住む、最強戦士{金剛玄武}との戦いが待っています。

金剛玄武とは、ダークサイドに落ちた、この学校の元生徒。

若者たちの恋と友情、師弟愛、家族との確執、将来への悩み。

このストーリーが、約120分間、武術を基礎としたダンスパフォーマンスで終始進んでいきます。





役者さんたちは、武術経験者ばかりではないらしい。

でも、ピッタリと息の合った群舞。

ものすごい練習量であったのではないかと。。。。

二胡とパーカッションが舞台上に配置され、役者の動きに合わせて生演奏。

これもピッタリでした。



欲を言うならば、入学してくる子たちの環境が、もう少し悲惨でも良かったのではないか。

悲しい事だが、青少年の取り巻く現実世界はもっと厳しい。

ヒロインの悩み。

ダークサイドに落ちる玄武の葛藤。

もっと激しい方が共感を呼ぶと思う。



話の展開は王道だが、それが、より清涼感を感じた。

AチームBチーム、演出が微妙に変えていて、2回行っても飽きなかった。

良い舞台を観た後は、すっきりした爽快な気分になる。

そんな舞台だった。

そして思った。

運動神経が良くないと、役者にはなれないな~~~って。。。。


お疲れ様でした


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