下山も同じルートを考えていた夫ですが、私が「百尋の滝が見たい見たい」
というリクエストで、急きょ百尋の滝から沢沿いを下るコースに変更。
このコースは一番人気のコースなので、私たちが下山する12時を回っても
続々と頂上を目指して登っている人たちがいた。
私たちは下山なので足どりは軽やかですが、登ってくる方は本当に疲れた顔をしていた。
「もう少しですから頑張ってください」と声をかけると、
みんな一様に「ほっと」した表情を見せた。少し前まで私たちも同じように疲れきった顔をしていたのに・・・
人気ルートだけあって沢沿いの景観は素晴らしい。
ひとえに山といってもいろいろな表情があるが、
川苔山は同じ山でもまったく違う。
沢が流れ、苔が生え、木々の表情にも癒される。
百尋の滝は思ったより高さがあり、水量もありたっぷりとマイナスイオンを浴びた。
沢沿いを下山したことを喜んだのですが・・・
山を下りてからの林道がとても長かった。
舗装の道路を45分も下る。足も疲労しているので惰性で歩いている感じでした。
途中猿軍団に遭遇。私たちを見て山へ駆けあがってくれたので、
ほっとして歩いていたのですが、ふと横を見ると2匹のサルが私たちを威嚇していた。
夫が落ちていた棒を拾って反対に威嚇すると
、
もう後をついてくることはなかったが、
ちょっと怖かった。
川乗橋のバス停に3時15分についたが、バスは3時1分にでたばかり。
次のバスまで約1時間半もあるので、交通整理をしていた地元のおじさんに
教えてもらいタクシーを呼ぼうとしましたが、
2台しかないらしく連絡が付かず、結局バスの来るのを待った。
バスがくる時間までにバス停には40人ぐらいの人が下山してきて、2台のバスにすし詰め状態で奥多摩駅に向かった。
帰る途中南武線の南多摩駅で下車して、稲毛天然温泉・季の彩で疲れをいやした。
とにかく暑かったので、汗だくのシャツを着替えたかった。
さっぱりした後は南多摩駅にあった居酒屋でビールと焼き鳥などでのどを潤し、
また南武線に乗り自宅へ向かった。
6時間強の山歩きはちょっと疲れましたが、さほど筋肉痛にもならず楽しかった。
9月19日(日)
川苔山 奥多摩町観光案内所 0428-83-2152
稲毛天然温泉・季乃彩 042-370-2614 平日700円 休日900円