先生が《この子は賢くて、良く勉強ができる》と思えば、先生の思いは子供に伝わり、子供の成績は上がります。
私は、小学校に勤めるまえに、養護学校で重度の障害のある子供たちを教えていました。
ある年、私は小学校に転勤しましたが、小学生がどの子も素晴らしく賢いので、驚いてしまいました。
ところが、小学校の先生方は、子供たちの出来ないことばかり目につくようでした。
私が養護学校で担任した子供たちは、言葉のない子供、靴のひもが結べない子供、発達段階は1才もない子ばかりです。
そんな学校から小学校にかわると、小学生は素晴らしく賢く、天才に見えます。
子供たちが、勉強があまりできないと思ってる先生と、子供たちは天才だと思ってる先生では、どちらの先生に教えられたら成績はのびると思いますか。
私の教えた子供たちは、勉強が嫌いな子は一人もいませんでした。
私は、子供たち皆が、《自分は賢く、勉強ができる》と思わせるよう、沢山のできるという経験をさせました。
子供たちが勉強ができるようになると、お母さんも《我が子は賢い》と思うようになります。
小学校で普通の能力の子が、どんどん学力をつけ、高校は公立高校の特進クラスから、有名国立大学まで進んだ子もいます。
小学校でオール3の普通の子が、《自分は勉強ができる》と思わせたら、本当に勉強が出来るようになるのです。
このように、先生やお母さんが、《◯◯ちゃんは賢いなあ》と思っていれば、子供は賢くなり勉強も出来るようになるのです。
私は、幸い養護学校から小学校にかわったので、《小学校は皆な賢いなあ》と思ってきたので、私が担任した子供たちは素晴らしく学力が伸びたのだと思っています。
私は、我が子も同じように《賢いなあ》と思ってきたので、京都大学と大阪大に進学できたのだと思っています。
お母さん、《我が子は賢い》と思えば、子供の成績はどこまでも伸びますよ。