ソコアゲproject~げんなり!最賃伝説~

京都の最低賃金で、人間らしい生活できる?

京都の最賃ついに決定!!

2010年08月26日 20時44分59秒 | お知らせ
みなさんお久しぶりで~す
暑い日が続きますね~
みなさん夏バテなどされていませんか?

スイカはとても元気です
さすがは夏生まれ(笑)
逆に、みなさんからいただいた本物を食べ過ぎ、本物ばりにお腹が丸くなってきてしまいました・・・
どこが変わったん?とか、元から丸いやんって言うのはナシね
泣いちゃうから

さて、バカはこれぐらいにして、京都の最低賃金が8月23日(月)にようやく決定しましたね

結果は、現行の時給729円から20円引き上げの時給749円になりました。(2010年10月17日より)

この引き上げは僕たちが、この間もしっかりとした最賃引き上げの行動をしていたからこそ、勝ち取れたものになったと感じています

その行動とは、僕たちの最賃体験をまとめた報告集を7月27日(火)に京都労働局に提出してきた行動や、7月28日(水)東京で行われた中央最賃行動のことです

報告書提出行動は、京都総評本体の最賃請願行動と合わせておこないました。最後にブログに告知お更新していたからか、平日の昼間にも関わらず、10名を超える青年が参加してくれました
市役所前集会に労働局までのパレードと、とても盛り上がった行動の後に署名を提出し、その行動が終わった後に、青年部独自で報告書を提出してきました

中央行動では、我らがコバタコさんが平日にも関わらず、東京に行っていただき、僕たちを代表して最賃体験者の生活実態を訴えてきてくれました。すげえ~

こうした行動の中、最賃審議会では、「生活保護との乖離を埋めるために最賃を引き上げよう!」という意見と、「その意見はわかるが、そんなことをしたら会社が潰れてしまうので、そんなに引き上げないでおこう」という意見に分かれ、議論が平行線をたどってきました。

京都では、10円~20円の幅での引き上げが、そうそうに提案されましたが、その具体的な引き上げ額は決まりませんでした。新聞などの一部のマスコミ報道では、引き上げ額は15円と報道されたことがありましたが、それだけ審議会の議論が紛糾していたのではないかと感じています。

結果は、先ほども述べたように20円のアップ
今回の引き上げ幅は、これまでで一番高い引き上げ額を勝ち取ることができました


しかし、まだまだ僕たちが目指している最低賃金1000円以上には程遠い金額です。


『最賃を引き上げること=会社の倒産に繋がる』のではないということ、最賃を引き上げることによって国民のフトコロをあたためることが、逆に景気がよくなるという僕たちの主張を、もっと訴えていく必要があると感じました。
それには、やはり僕たちがここで取り組んできた地域の「ソコアゲ」が一番の近道だと感じています

今後も最賃引き上げのための運動を、みんなで継続し、闘っていきたいと考えています