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ほぼ黒ペキ くう太 の生活日記

~長男わん太から次男くう太へバトンタッチ~               

エチレングリコール中毒に注意

2009年08月11日 | 飼い主の事とか?
身近なところにこんな危険があったのですね~
ちょっとビックリしたので転載します☆

元のURLは↓こちらです
【エチレングリコール中毒に注意】

以下転載です

夏と言うのは言わずもがな、暑くてまいる季節です。
夏場に注意が必要なのは熱中症ですが、
熱中症とは別に、暑い季節に気をつけないといけないこともあったりします。
そのひとつが「エチレングリコール中毒」というものです。



夏場に暑さ対策として重宝されるものに、
「アイスパック」があります。



これはジェルの様なものを冷凍庫で冷やしておいて、
それを首に巻いたり頭に巻いたりして、
ひんやりさせて暑さをしのぐものです。



頭に巻くベルトタイプのものは、
暑い時に頭に巻くとあたまがすっきりしますので、
本を読んだりするときなどは僕もよく使っています。



ところで気をつけないといけないのは、
頭に巻いているだけならもちろん何の問題はないのですが、
かじったりしたときに、中に含まれている成分を口にすると、
中毒を起こしてしまう可能性があるという事です
(ワインに甘み成分として混入し、
 人が死ぬと言う事故は今も世界中で起こっているそうです)。



高分子ポリマーなどであれば問題はないと思われますが、
怖いのは、「エチレングリコール」が成分として入っている場合です。



エチレングリコールは甘いので、動物がかじって穴を開けた場合、
中から出て来たものを、喜んでぺろぺろと舐めてしまう可能性があります。
すると、エチレングリコール中毒になってしまう可能性があります。



エチレングリコールは肝臓で代謝され、
グリコアルデヒドやグリコール酸エステル、
シュウ酸エステルなどが産生されます。
時間とともにどの代謝産物が作られるかによって臨床症状が異なります
(だから、熱射病かなと思ってみていたら、
 実はエチレングリコール中毒だったという事もあり得るのです)。



ステージ1は最初の30分から12時間で起こるもので、
嘔吐、精神状態低下、神経症状、多飲多尿が見られます。



ステージ2は12~24時間で見られ、貧脈や呼吸速迫が起こります。



最終段階のステージ3は半日〜一日以上たってからなるものですが、
最終的に産生されたシュウ酸カルシウムによって腎臓がダメージを受け、
腎不全になって高率で死亡します。



エチレングリコールが怖いのは、
「なんかふらふらしているけど様子を見よう」
と言っていると、あっという間に腎臓までやられてしまい、
腎不全で死んでしまうという事です。



しかも、ステージが進んだ後で治療を始めても、
もうすでに体の中ではシュウ酸カルシウムが作られてしまい、
手遅れになってしまいます。



治療としては、早く連れて来てもらった場合は吐かせたり、
胃洗浄を行ったりもしますが、
もう体がエチレングリコールを吸収してしまっている場合は、
「エタノールの静脈注射」が基本的な治療となって来ます。



これは、肝臓で
「エチレングリコール→代謝→毒性物質」
という変化が起こる前に、アルコールを代謝しないといけないように、
エチレングリコールの代謝を競合阻害させようと言うものです。



エタノールを注射すれば、エタノール濃度が上がって体は酔っぱらうのですが、
エチレングリコールが分解されてシュウ酸カルシウムが作られてしまえば、
動物は死んでしまうので、犬が酔っぱらった状態になってふらふらになろうが、
そんな事は言っていられません。



問題は、エタノールの注射が間に合うか、ということです。
注射をしたとしても、時間が間に合わずにエチレングリコールが分解されて、
毒性物質が作られてしまえば、それでもう"アウト"です。



また、エタノールを入れて競合させても、
あまりに多くのエチレングリコールを体が吸収してしまっていれば、
競合しきれず、毒性物質が作られてしまう可能性があります。



僕も以前、アイスノンを食べた犬を治療してところ、
治療の甲斐なく死んでしまった事がありますが、
他の獣医師と話をしていても、
「症状が出て来たら、だいたい死んじゃうね」
ということで、死亡率の高い、怖い中毒であるのは間違いないようです。



ポイントを抜粋しておくと、

・身近にある中毒物質なのに、危険性を知らない人が多い
・「パックを食べた」たという禀告がないと、診察してもまず分からない
・毒性物質が出来てしまった後ではほぼ手遅れ
です。
早い対処が必要なのに、症状が分かりづらく、
気づいた後では手遅れになっている可能性があるのが怖い中毒です。



血液検査にしても、初期には腎臓の数値は高くありません。
シュウ酸カルシウムが作られて腎臓がダメージを受け始めると、
しだいに腎臓の数値が上がって来るのですが、
数値が上がって来る段階になったら、
それはもうほぼ手遅れという事を意味しているのです。



一番有名なアイスパックというと「アイスノン」ですが、
実はこれにもエチレングリコールは入っているため、
かじって遊んでいたりすると、エチレングリコール中毒になって
死亡してしまう可能性があります。



他にも、アイスパックで"食べてはいけない"と書いてあるものは、
エチレングリコールを含んでいる可能性がありますので、
家にアイスパックがある方は、一度、
内容成分を確認しておいた方が良いと思います。



暑い季節は、犬用の暑さ対策としてアイスパックを下にしいて
あげるという人も多いとは思いますが、
かじって遊んでいるうちに、甘いので喜んで舐めていて、
中毒となって死亡してしまうという可能性は十分すぎるほどありますので、
「食べられません」と書いてあるアイスパックを、
犬のところにおきっぱなしにするという事は止めておいた方が良いと思います。



日常の生活の中にも、実は危険というものは案外潜んでいるものですので、
よかれと思って用意してあげたもので、
思わぬ事故を起こさないようにご注意いただきたいと思います。

散歩中に地震だー

2009年08月11日 | わん太
 もしかしたらこれから雨??
昨夜の予報では今日のお昼までは雨と聞いていたので
半ば諦めつつ外を見たのですが・・・ 地面も乾いている!

昨日一日外に出ることが出来なくて
わん太が窓の方を寂しそうに見ていましたので
起きて5分で用意し、外に行って来ました~

AM4:40 流石に外はまだ薄暗く人は誰もいませんでしたね~
そしてラッキーなことにセミも??と思ったら
セミは私達が外に出て5分もしないうちに騒ぎ出しました
あと30分寝ててくれて構わないのに~

暗いですが今日の写真です

今日はセミ対策で駐車場で遊んでもらいました~
早朝なので私達が居る間車は一台も動きませんでしたね
しばらくは駐車場で散歩もアリかも


わん太的にも楽しそう、って段差に行く手をふさがれていますね

いつもであれば少しの段差でも諦めますが
今日のわん太、頭が冴えていましたw

端っこの方まで歩き、段差のない所を探して隣に移動~
しっかり目で見て、頭を使って判断したみたいです

段差の低い所では転ばずに登ったりもしていましたよ

今朝は珍しい動きばかりをしていましたね


その後ちょっと場所を移動していたら(写真は撮りませんでしたが)
横揺れの地震が~ 私はセミは大の苦手だけど地震は平気なので
特に気にせず散歩を続けました
もちろんわん太は全く気がつかずにフラフラ歩いていましたよwww

散歩を終え、帰る間際気がついたのですが・・・
地震の後、あれほど煩かったセミが・・・シーン
もしかして地震を察知して?? でも確か地震の最中は煩かった
なんだかやな感じだな~と思いつつ戻ったのですが
セミの野生の感でも働いたのでしょうか?・・・でも後に??

お家に帰ってたま君を見たら・・・
全く気がつかなかったみたいですw 多分私も寝てたら同じかなw

わん太の栄養補給を済ませ、私が2度寝を始めようとしても
全くわん太は寝る気配がなかったですね~
わん太も地震の後に野生の感が??


遅ればせながら災害にあわれた方にお見舞い申し上げます。。。
台風に地震、関東はまだこれから雨が降りそうな話もありますので
お出掛けの際はお気をつけ下さい