さいあいの里

豊かな自然の力と触れ合いながら
  豊かな心と身体をとり戻していく里を目指して
   ♪ 畑を始めました ♪

第一回 自然の中で豊かな時間

2022-05-14 | 企 画

さいあいの里では、畑での野菜作りだけではなく、自然と触れ合い元気になって頂く企画を行っています。
第一回目となる【 自然の中で豊かな時間 】を、先日5/8に一般の方からの参加を募って、開催しました。

大地の元気・身体の元気・野菜の元気を楽しんで頂く企画として[ 三部構成 ]で行いました。
「 畑で過ごす体験 」
「 身体の元気を生かす体操 」
「 素材を生かした料理 」


五月晴れのもと、当日は、予定していた人数の方に参加して頂くことができました。
スタッフも初めてでしたが、参加の方々とご一緒に楽しませてもらいました。

参加してくださった皆様ありがとうございました



畑で過ごす体験  〜大地の元気を楽しむ〜

【 畑で主に行って頂いたこと 】
①畑を見て回りながら、畑や周りの風景を楽しむ
②菜の花・ヨモギ摘み
③田んぼに水を入れる
↓↓・・・・ [師匠]の畑にて・・・・・↓↓
④師匠の畑見学
⑤イチゴ摘み
⑥大根抜き・新じゃが掘り


畑の土の上を、あちらこちら歩いて頂きながら、
菜の花ヨモギ摘みを、楽しんでもらえました

[柱]の『田んぼにお水を入れてもらって、皆んなの田んぼにしてもらおう♪』という提案で、
皆さんに柄杓お水を入れて頂きました


[師匠]の畑のイチゴは、小粒でも香りが高くて、皆さんが喜んで摘んでおられました
隠れているイチゴもあり「ここにあるよ〜」と声を掛けあっておられました

新じゃが大根の収穫も、楽しませて頂きました。
[師匠]いっぱいの楽しみをありがとうございます


【 感 想 】
・秋に来させていただき、初春に来させていただき、今回は新緑の季節に来させていただき、
 畑の様子が随分違う事に、自然の移り変わりを感じさせて頂きました。ありがとうございました。
・田んぼに水を入れたのが印象的でした。
・畑がキレイだった。
・土づくりが素晴らしい。
・種は大事ですね。私もやってみます。


周囲の畑では、田植えの準備畑作業をされている地域の方がおられました。
畦道や道端の草花も元気で、5月らしい田園のエネルギーを楽しんで頂けたと思います



身体の元気を生かす体操  〜身体の元気を楽しむ〜
 〔 指導者:ゆるむ body メソッド主催 えつこ

【 体 操 メニュー 】
自然界の生命エネルギーを身体に溢れさせる =体験したばかりの畑や堂の風景を思い出しながら
気功の動き =生命エネルギーを活性化させる
腰回し =グランディングして安定感を感じながらさらに調整
スワイショウ =身体に気を巡らす
下半身のストレッチ =タオルを使って
シャバーサナ =全身リラックス


[師匠]の畑から、地域の方々の畑や水鳥がいる池を眺めながら、自治会館へ移動しました。
そして先ずは、いっぱい浴びてきた[自然界の生命エネルギー]を、身体の隅々まで広げて頂きました

畑で作業することに使っていた元気を、今度は身体自体を整えることに使って頂きました。


【 感 想 】
・目を閉じて風景を感じたこと、気を上に上げて広げた動きが、気持ちよかった。
・大地に立って、両手を下から上へそして上から下へ、呼吸をつけてする動きがとても気持ちがよかったです。
・スワイショウの後の、フワ〜ンとした感じが気持ちよかった。
・スワイショウの手の、ブランブランが気持ちよかった。
・体が軽くなりました。
・声で誘導して頂いて入りやすかったです。


「目を閉じて感じるのが気持ちよかった」との感想も多かったです。
日常を忘れて、自然の中でゆったりと過ごして頂いた効果だと思いますよかったです

窓からは、時折り気持ちの良い微風も入り、遠くには新緑の山々も見えて、
生命エネルギーに満ちた自然の中で溢れてくる身体の元気を、満喫して頂けたのではないかと思います



素材を生かした料理  〜野菜の元気を楽しむ〜
 〔 料理人:野草・薬草・野菜の力を生かす生活研究家 さいは

【 料 理 メニュー 】
・三色おにぎり ( 畑の〜赤紫蘇・菜の花・人参葉 )
・お味噌汁 ( 畑の里芋・ネギ入り、手作り味噌使用 )
・春の野菜だけバーグ ( トマト麹を添えて )
・サラダ ( キャベツのザワークラウト・たんぽぽの葉・ひじき・レタス )
・よもぎ団子 ( 発酵あんこを添えて )
・和薄荷のお茶 ( フレッシュのハーブティー )
・贅沢煮 ( 畑の茄子の塩漬け ) ※
・じゃがいも ( 師匠の畑で収穫 ) ※
・イチゴ ( 師匠の畑で収穫 ) ※
  ※当日加えたメニュー


[さいは]が手間ひまかけて試作して、完成したメニューです

[師匠]にも、そして畑メンバーの[おばあちゃん]にも、味わって頂きたくてお弁当にしてお届けしました

畑の[和薄荷のフレッシュ・ハーブティー]も、思っていた以上に美味しいと言って頂きました

前日には、[滋賀組女性陣]全員で下ごしらえしました

当日は、参加してくださった皆さまにもお手伝い頂きながら、配膳しました


【 感 想 】
・よけいなものでごまかしていない、自然なおいしさでした!
・とても美味しかったです。ごちそうさまです(^^)
・全部のレシピを知りたいです。

*「 レシピを知りたい料理は ? 」の質問には、
[ 春の野菜いっぱいバーグ ] [ トマト麹 ] [ 発酵あんこ ]という答えが多かったです。
レシピをブログなどで紹介するか、また皆さんと一緒に作る機会を企画してもいいなと思っています。



皆んなでで過ごして収穫して体操してそして収穫したものも料理に加えて食べました

豊かな自然の中で、和気あいあいとした豊かな時間を過ごすことができたと思います。

感謝感謝感謝です





さいあいの里の[ Instagram ]には、畑の日常をアップしています
見て頂けたら幸いです







師匠からの頂きもの〜♡

2022-01-11 | 畑に集まる経験と優しさ
新しい年が始まりました。そろそろさいあいの里二年目に入ります。
メンバー間では今、[柱]と[さいは]を中心にして、春から育てる野菜の相談をしています

一年前は、畑をしたこともない、道具も持たない、道具の使い方も知らない私たちでした。
ここまで来れたのは、手取り足取り教えて見守ってくださった皆さんのお陰です。

その中でも[師匠]の存在がなかったら、今頃さいあいの里の畑はなかったかもしれません。
何しろ私たちは、野菜を育てても、いつ収穫するかも知らない仲間でした

さいあいの里の側にご自宅と畑を持たれている[師匠]は、ご自分の畑の野菜と同じように、
私たちの畑の野菜も日々見守りながらその時々で助言をしてくださいました


感謝感謝感謝です


手作りのモノも頂きました

ブログやInstagramを見てくださっている方は、ご存知だと思いますが、
[師匠]からは、助言だけではなく、いっぱい頂きモノをしています

それは、畑で育てる野菜から、畑で使うや、また焼き芋のための焚き火用の竹や笹や・・・。
そして、ご自分で育てられている野菜もいっぱい頂きました。

さらに収穫したものに、手間暇かけられて作られた品々も頂きました

[干し柿]が、軒下に干され始めた時には、その美しさに皆んなで驚きました
まさかその貴重な[干し柿]を頂けるとは・・・ [師匠夫人]作です

取れた柚子からは[マーマレード]を作られて、それを瓶詰めされたものを頂きました
大津市の花のパッケージも、付けられていました。


元気な野菜も

「畑作業に行くと、収穫した野菜よりいっぱいの野菜をいただく」とは[さつき] の感想です。
[師匠]からも、もちろんいっぱい頂いています感謝

掘り起こしてすぐに渡してくださった[自然薯]は、びっくりするくらい粘りが強かったです
滋養がぎゅ〜っと詰まっている気がしました。

[玉ねぎ]は、畑作業を終えて[柱]宅にいる私たちの所へ、わざわざ自転車で届けてくださいました
柔らかくて甘くてとても美味しかったです


珍しい野菜も

[師匠]に頂いた野菜には、スーパーでは見かけないものもありました。
それが[ピーナッツかぼちゃ(バターナッツかぼちゃ)]です

まず[大きさ]とその[形]にびっくりしました
とても長く保存できる野菜で、遠くに暮らす子供にも食べさせたいと、長く置いていたメンバーもいます。


ピーナッツかぼちゃ料理

[ピーナッツかぼちゃ]そのものの味は、あっさりしていて、少し火を通すだけで柔らかくなります。
なので色々な料理で楽しむことができました

グラタンは、[ピーナッツかぼちゃ]の[皮]にしています。
[実]を野菜等と炒めて戻し、そしてチーズをたっぷりかけて焼いてあります。

食卓に並べた時には、皆んなが「わぁ〜と歓声を上げました。
あっさりした[ピーナッツかぼちゃ]が、濃厚なチーズとピッタリでとても美味しい一品でした


蒸して食べたり、ソテーにして食べると、その優しい味をより楽しむことができます。

シチューに入れると、他の具材もいつもよりたくさん食べられるように感じます。

[ピーナッツかぼちゃ(バターナッツかぼちゃ)]を、初めて知った方もおられると思います。
なかなか手に入らないかもしれませんが、もし機会があったら、お試し頂けたらと思います



新年を迎えて、改めて一年を振り返ると、メンバーの心は[師匠]への感謝でいっぱいになりました
まだまだ何もお返しすることはできません。

でも、[師匠]はいつも『私たちが育てている野菜が元気に育っている』と、そして『上手に収穫できる』と、一番喜んでくださいます
だから二年目になる今年も元気な野菜を育てていけるよう、皆んなで心も力も合わせていきたいと思います

[師匠]からは、さらに様々な知恵知識を教えて頂きたいです。
どうぞ、よろしくお願い致します





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手芸部🪡初作品

2021-12-24 | 手芸部🪡
手芸部🪡の初作品は[檜のおがくずチップ]で製作したクリスマス・リースです


3個のリースを、一つ一つ仕上げていきました
最初が一番小さくて、少しずつ大きくしていきました。

長い年月を山で過ごした[檜]を、見た目でも感じてもらえるリースを作りたいと思いました。

[檜のおがくずチップ]を頂いた[木材屋さん]は、京丹波の豊かな自然の中に在ります。
見渡せば、たくさんの山が連なっている場所です。

チップとして頂いた檜が生きていた山は、どの山か分かりません。
でもリースを見た人がほんの少しでもその山へと思いを馳せてくださったら良いな〜と思いました


一個一個詰めて縫って

おがくずチップを“お手玉”のように包もうと思いついて、早速、その生地を選びに行きました。
大切にしたのは[おがくずが見える]ことです。[手触り][強度]なども考慮に入れて選びました。

作業中は、ずっと檜の良い香りに包まれていました。
そのお陰でしょうか、とてもゆったりとした空気感に包まれて、充たされように幸せでした。


初めての飾りつけ試行錯誤を楽しんで

おがくずチップの円形の部分が出来上がったら、今度は飾り付けです。

イメージして手作りしたり、気に入るものを探してお店を何箇所も見たりもしました。

自然の素材を多く使いたくて、葉が枯れないような工夫も考えました。

でも難しくて、全体を見ながらおがくずチップの部分が生きることを優先しました。
なのでクリスマスらしいキラキラ感も、控えめを大切にしました。


リースを支える土台

最初のリースと後の二つのリースには、大きな違いがあります。
それは、[リース全体を支える土台部分]です。

No.2とNo.3の土台は[木の蔓]で出来ています。
これはさいあいの里の畑のメンバーに作ってもらいました。
No.3については、二人で調整してピッタリの土台にすることも出来ました

【 木の蔓でリースの土台を作る 】を知っていたのは、もちろんさいはです。
柔らかい蔓をくるくると円にして、何箇所かを麻紐で止めるだけです。

そんなシンプルな作りなのに、とってもシッカリとした土台になりました。
見た目も、やはり自然の素材のもので柔らかく優しいです。

No.1のリースが出来上がった時、まだ土台を付けていなかったので、吊り下げると弛んでいました
針金は、畑のメンバーにリースを見てもらった時、[さいは]が持参してくれていたものです。


蔓の土台は、畑のメンバーが集まり畑作業を行った時に作ってくれました

ちょうどその日は、畑作業に可愛いお客さまが参加してくれた日でした。
畑で突然始まったリース作りも、とても楽しんでくれたようでした


リースは京丹波で飾られています

リースは今、京丹波の図書館の中にあるカフェに飾られています。
檜のおがくずチップを頂いたご縁です。

No.1のリースを持参した時、とてもとても喜んでくださいました。

本当に檜のおがくずチップともこだちカフェの皆様とも、
ありがたいありがたいありがたいご縁に感謝です







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さいあいの里🪡手芸部できました

2021-12-24 | 手芸部🪡
さいあいの里は『豊かな自然と触れ合って、豊かな心と身体をとり戻していきたい』という希望で始めました。

最初に[畑]を始めましたが、畑作りから頂いているものは計り知れません。

大地や作物の力を知っていこうと思えたことだけではなく、
予想ができない天候の中で、作物だけではなく人も生かされていることを痛感しました

またやはり、人と人との関わりの中でお陰様で、生かされているのだとも思いました。
ありがたいを、何度繰り返しても足りないほどの力を頂いています。

そして、その人とのご縁のお陰で、私達は[京丹波の木材屋さん]から、檜のおがくず廃材を頂きました

頂いたのは春の終わり頃でした。


それから・・・
メンバー皆んなが初めて関わるものだったので、どう活かさせてもらおうかな〜と、思案ばかり続けてきました。

抗菌効果のある[檜のおがくずチップ]と[廃材]で【 マスク置き 】を試作したこともあります。

先日は[柱]が、さつきの個展開催の時に、[廃材]で【 ハガキを並べる棚 】を作りました。(後日紹介)


そして今回、[檜]の抗菌効果香りもそのまま楽しんでもらえる作品を、仕上げることができました

それを仕上げてくれたのは、時々畑作業に参加してくれている[たえ]と[エイミー]です
これからも、手仕事で様々手伝っていきたい希望を持ってくれています。

そこで針仕事を中心にした作業をするグループ【 さいあいの里🪡手芸部 】を作ることにしました
どうぞよろしくお願いします

初めての作品は、[檜のおがくずチップ]で作ったクリスマス・リースです






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藍染め〜コースター作成(手順)

2021-10-08 | その他
今回は、8月中旬過ぎに行った[藍染めの工程]から、
その後行った[コースター作成]までを詳しく紹介させて頂きます。
( Instagramでは8月25日に簡単に紹介しました )

藍染めは[さいは]が、経験しながら長年学び続けているものです。
今年も、藍を種から育てるところから始めました

その貴重な藍による藍染めに、滋賀組女性陣3人[ちはる]が参加させてもらいました。
[さいは]以外は、初めての体験でした


藍の種を蒔いて〜

4月に蒔いた種から、可愛い芽が出たのは5月になってすぐです。
最初に芽が出るまで[さいは]は・・・「まだ出ない…です」と繰り返していました

だからが出た時にはキラッキラの笑顔で報告してくれました

[さいは]は、自宅のプランターと[柱]宅の庭と、関わっている施設の庭で藍を育てました


藍 染 め 【 藍染め(生葉染め)〜さいは手順 】

今回は[ 生葉染め ]で行いました。
藍染めにも、発酵したすくもを使った専門的なものや、化学建てで発酵させたもの等があります。
今回は手軽に出来るものとして、[ 生葉染め ]を選びました。

染めは[生地の種類][素材][繊維の編み方]によって、染めてみないとわからないです。
そして、“絹”は染まりやすいですが、“綿”“麻”は前もっての準備が必要です。
特に藍は、生葉染めだと絹以外は染まりにくい為、藍建てをして染めました。

①“絹”と“綿”の生地、綿の糸を用意。
②それぞれの生地を一度手洗いして、乾かしておく。


③生葉を枝から取って量をはかる。


④葉と、葉の分量に対して計った水をミキサーにかける。

⑤ミキサーにかけた液体を濾す。

⑥絹生地の場合はそのままの液で、綿生地の場合は、助剤を少し足し藍建てをする。

⑦溶剤ができたら、生地をいれて、ムラにならないように気を付けながら染めていく(15分程)。

⑧染まったら、流水で水洗いをしてしっかり発光させ、外で光と空気にあてて色をみる。
⑨念のため⑧をもう一度繰り返して行う。

⑩最後に乾かす。翌日〜2ー3日経つと色が落ち着く。

仕上げると“綿”は薄いブルーに、“絹”は濃いめに染まっていました


コースター作り 【 コースター作成〜さいは手順 】

藍染めした生地は、[さいは]が仲間と一緒に関わっている施設のために、
手分けしてコースターを作りました。

[さいは]一人でも作れましたが、仲間のみんなが「一枚でも作りたい」と希望しました

皆んなで同じサイズのコースターが作れるよう、
[さいは]が、裁断して手順と一緒に仲間に送りました

①生地を裁断する。(コースター一枚分)
②型紙を準備する。
③生地に型紙を置いて、縫い代を取り印をつける。
④印にそって縫う。
⑤中表にして型を整えて、口を閉じる。
⑥出来上がり。




藍から育てて、そして生地を染めて、それでコースターを作りました
出来上がったのは小さなコースターです。

手間暇かけて心もかけて取り組んでいく喜びを、感じた時間となりました。
小さなコースターを見るだけで、今も、いっぱいの幸せを感じますありがたいです






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