春一番

東京地方は昨晩生暖かい風が吹き、今日は初夏のように汗ばむお天気でした。

昨日の夜の生暖かさと、夜空をびゅんびゅん飛んでいた白い雲は、やっぱり春の訪れの南風だったようです。

一気に梅がほころび、花壇の花たちがぐいっと背伸びし始め、庭の草たけが高くなった感じです。

生きものは空気と水とおひさまで、一晩でこんなにも成長するのですね。としたら人間だって、昨日と今日は何かが違うのです。体を血という水が流れ、呼吸で空気を吸い、おひさまに当たる・・・

こういう当たり前のことを大切な営みだと知るのには、一晩で生き返る庭の枯草たちののびやかさを見れば事足れり。

生きているってすごいね！
昨日と今日とでは違うあなたがいるのです。

若い時には「絶対・・・」としがみついていたし、恋人との関係も「絶対変わらない」と思っていて、何か衝突すると天地がひっくり返った感じがしたものです。

でも、どうでしょう、変わらないものなど何もないのです。絶対などないのです。変わっていく道筋の中に夢も希望も生まれるのです。

何かで落ち込んでいるあなた、恋人に裏切られてしょぼくれているあなた、ぜったいなんかない、開けない夜はない、と見方が変わると、少しは前向きになれそう・・・

相手を変えるより自分が変わったり、物の見方が変わったりしていく方が、なんだか柔軟に生きれる気がしませんか。

春いちばんで昨日と今日が変わったように！

ホメオパシーセラピールームSAHHO・クラシカル

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