自然の癒し ホメオパシーセラピールームSAHHO クラシカル

代替医療の最後の切り札としてホメオパシーが浮上しています。ミラクルな癒しの技を堪能してみませんか。

花食い鳥、またはヒヨドリ、あるいはシジュウカラ

2009-03-29 12:50:47 | 文学
庭の梅の木や木蓮に小鳥たちがきます。

花の終わった梅の花たくを食べているようです。木蓮の方は花びらを食べているようです。

いずれにしても花を食べているのですね!

お能に「花食い鳥」というものがあります。演目の内容は忘れましたが、花を食べる鳥の姿に人は何かを託したようです。善知獣(うとう)というお能もありました。

いにしえ人たちの自然と共生する日常は、沢山の芸術作品を生み出してきました。

人々の心の中に自然が共生することで、頭でっかちで不自然になりすぎる人間のありように警鐘を鳴らす役目を果たしていたのでしょうね。

小さな庭に来ては去っていく花食い鳥の姿を追いながら、春もまたそこここに来ているのを見つけるのは、この時期のかけがえのない自然感です。

鳥は花(の蜜)を食べ、人は花を愛でにお花見に行きます。

生きものの春をことほぐ表現は少しずつ違うのだけれど、春がきて歌いだしたくなるのは人も動物も同じなのですね。


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崖の上のポニョとホメオパシー

2008-09-12 19:24:11 | 文学
なんでこんな映画が作れるんだろう?とだれかが呟いていたのがきっかけで、ポニョに会いに行きました。

小金井丸という名前の船がスタジオ・ジブリの所在地を表明していて面白かったな~。

数年前までそのあたりで暮らしていたし、今はよぼ犬だけど自転車でよく犬を散歩させていたので、懐かしい。

妙になまなましく小金井丸か~、とこだわりながら帰ってきたのです。まさか主人公の男の子の父親が乗る船の名前になってでてくるとは!映画の中では些細なことなので誰も気にしないのでしょうが、これも地元住民へのサービス?あんまりジブリ見学に来る人が多くて近隣公害?

かも知れないね。

東京に住んでいると撮影現場の場所もよくわかってしまうことがあって、あれ、今まで井の頭公園だったのにバスに乗ったらもう海?なんてこともあって、家族にこれはドラマなんだから!とたしなめられるたこともありました。

というわけで、世の中のみんなが何に感動したのか、それぞれなのでしょうが、海には大いに感動できる映画だったような気がします。町が海に沈む通過儀礼を体験した少年少女の寓話ですが、海の表現は本当に迫力ありました。

海ぼぅずは実際にいそうだし、坊主の頭の上を赤い服の少女が駆け回るのも子供の目には見えそうだし、何かのきっかけで地球が海の底に沈む可能性も伝えているし、何かとてんこもりの内容を幅広い世代に訴えかけられる手腕はさすがです。

印象深かったことは、ポニョが男の子の傷の血をなめることで人魚の封じられた魔力を取り戻してしまう点。生命体にとって血は内なる海、その海が秘める底知れない叡智のようなものをつたえていたな、と感心しました。

海は生命の源です。血は生き物がかつて海の中で生きていたことを教えてくれる組成に満ちています。いわば同じものが同じものを引き寄せていく引き寄せの法則、あるいは同種療法、ホメオパシー!

ポニョに会いに行ったのですが、海のレメディを考えさせられる映画の展開に
ひそかに納得していました。塩は母と娘のためのレメディでもあるわけですから。

映画鑑賞はひとそれぞれ。ホメオパシーではプルービング(人体実験)は何からでも起こると言っていますが、海に感動できる映画でもあったし、ポニョを見に行くということは海を感じる人体実験をしにいくようなものだったかも知れない、と今、思っています

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21世紀歌舞伎組・新・水滸伝・市川猿之助

2008-08-25 21:48:52 | 文学
銀座ル・テアトルで上演中の水滸伝
を見に行きました。たまたま招待券があったので。

噂には聞いていたけど、新歌舞伎創作者市川猿之助はなかなかの天才ですね。

歌舞伎をここまで現代風にアレンジし、ギリシャ悲劇やお能の簡素さを盛り込み、かといって華やぎを忘れず、歌舞伎の拍子木を取り入れた見栄を切る場面もぐんぐん盛り込み、新派なみの世情も盛り込み、恋もあれば戦もあったり、女性の生き方やら真の愛とは、と語りかける機転も加え・・・いろいろ盛り込んでエンターティーメントに徹した舞台づくりに感心しました。

観客席から花道風に通路をつかうやりくちも舞台の空間を広げるし、舞台装置の使い方や小道具のひねり具合も考えつくされていて、蜷川幸夫とは違った華やかさは特記ものです。

\1000出せば日替わりで役者とツーショットの企画もあり、驚いた!どこまでも観客サービスが行き届いて<いて、これじゃ御贔屓も生まれますね。まるで江戸の歌舞伎にかぶれてしまった町娘が現代によみがえってツーショットの主人公になっている感じです。

新歌舞伎がどんなものなのか、やっぱり自分の目で確かめる方が早道ですね。噂に聞いてはいたけど、まあ、結構度肝を抜かされる場面展開であることは確か。それも庶民の想像の枠を決して超えない優しさです。どこかの舞台でお見かけする不条理劇などは無関係で、なんとも分かりやすい。

つまり、庶民にわかりやすい非日常を演出する歌舞伎の原型を保っているのです。

暇なおばさんは考えました。ツーショットはしなくてもいいけど、制止されなければ携帯で役者を映したかったな。

で、ホメオパシーとの関連性は?
どちらも21世紀というところがキーワード。ホメオパシーは21世紀の医療です。

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