<機種変更のあらまし>
使っていたスマホはASUS社の「Zenfone Max Pro M1」という2018年に発売された機種。メモリは3GB、ストレージは32GB、AndroidOSのバージョンは9という代物。その前に使っていたスマホもZenfoneで、これもバッテリー膨張によって突然死してしまった。今回はまだ使えるのでマシだが、2台続けてバッテリー膨張したため、もうASUS製品はやめておこう。スマホに大枚投じる気はないので安い機種を探したが、台湾メーカーのスマホは許容できるものの中華人民共和国メーカーのスマホは買いたくない。選んだのは7月に発売されたばかりだという、シャープの「AQUOS wish4」という機種。もともとMVNOのIIJと契約しており、IIJのサイトでは端末のみの購入価格は33,800円だった。ドコモだと22,000円で買えるようだが、Dアカウントを新規で作成しなければいけないとか後々鬱陶しそうだし、日頃お世話になっているIIJへのお布施も兼ねてIIJから購入した。AQUOS wish4のメモリは4GB、ストレージは64GB、AndroidOSのバージョンは14。購入してから5日後に到着。
<最初に電源入れたときに行なったこと>
・画面下部のボタンが変わっていた。ネットで調べたところ「Android 9以降の機種では、ホーム・タスク管理ボタンが統合された2ボタンナビゲーションに変更されて戻りボタンがなくなった」とのことで、昔のホームボタンに戻した。「設定」→「AQUOSトリック」→「クイック操作」→「システムナビゲーション」→「3ボタンナビゲーション」を選択してやっと設定完了。
・初期設定で登録したGoogleアカウントを通して他のデバイスでの検索履歴も表示されるのが鬱陶しいので、同期させないようにした。「設定」→「セキュリティとプライバシー」→「プライバシー」→「アクティビティ管理」で画面を開き、ONになっている「ウェブとアプリのアクティビティ」をOFFに変更。
<LINEの引っ越し>
次にアプリのインストールをPlayストアから順次行なった。アプリの中でもLINEだけは別途引っ越し作業が必要で面倒臭い。そもそもひとつのLINE IDを1台のスマホでしか使えないという制約はなんとかならないのかね。ネット上にあった「LINEのあんぜん引き継ぎガイド」を参照しながら作業を進めた。前回の引っ越しのときは使っていたスマホが突然死して操作できなくなってしまったのでけっこう難儀したが、今回は前のスマホの操作ができたので簡単ではあった。前のスマホのLINEでGoogleDriveにPINコード指定でバックアップを取り、AQUOSにLINEをインストールしてログインした後は「かんたん引継ぎQRコード」を選択。前のスマホのLINEでQRコードを表示し、新しいスマホのLINEでQRコードを読み込ませたら問題なく引っ越しが完了した。(バックアップ時に指定したPINコードは結局使わなかった)。
<日本語IMEの設定>
これまではATOKを使っていた。スマホを使い始めたときにATOK for Androidを購入してそのライセンスでずっと使用していたのだが、今回Playストアからインストールしようとすると、出てきたATOK for AndroidはAtok Passportとかいう月額330円を払わないと使えない有料アプリになっていた。買い切り型のATOK for Androidは2021年に終了していたのだそう。あの花びら型の入力インターフェース(フラワータッチというのだそう)は使いやすかったのでショックだったが、ランニングコストかけてまで使うほどの価値はないので泣く泣く諦めてAndroid標準のGboardというIMEを使うことにした。だが、これがまた使いにくくてイライラするのでいつまで我慢できるかわからない。
<写真・動画データの保存先変更>
前のスマホでは内部ストレージの容量が逼迫して困っていた。調べたところ「,thumbdata」というファイルが10GB以上占有していた。これは写真・動画データのサムネイル情報としてAndroidが自動的に作成するファイルなのだそうな。このファイルは削除してもすぐまた作成されてしまう。こんなもの勝手に作られてストレージを馬鹿食いされてはかなわないからネット情報をもとに勝手に作られるのを防ぐ対策を講じたのだが、これまでのところ功を奏していなかった。ただ、このファイルは写真・動画を保存しているデバイス上に作成されるものなので、今回は最初からカメラアプリの設定を変更して保存先を内部ストレージからSDカード(128GBのSDカードを装着済み)に変更した。これで内部ストレージの容量逼迫が防止されることを期待する。
<その他の設定変更>
とにかく余計なおせっかい機能は極力排除したい。さしあたりGoogle音声入力がONになっていることに気がついたのでOFFに変更。
また、各アプリの背景色が黒基調になって強烈な違和感があった。Andriodのバージョンが上がったせいで、デフォルトの表示がそうなってしまったようだ。「設定」→「ディスプレイ」→「ダークモード」ONをOFFにして従来の白基調の背景色に戻した。
<前のスマホの処置>
前のスマホのZenfoneはバッテリーがイカれただけで、交換用バッテリーは3000~4000円程度で売られているので、自分で交換して自宅使用のWiFi専用機として余生を送らせようと考えた。機種ごとのバッテリー交換手順はネット動画でいくつか公開されており、その手順でやってみたのだがこの機種、途中で設計変更したのかも知れないが、裏蓋を外しても外枠にくっついている金属製のフレームがどうしても外れず、動画のようにパーツを外してバラすことができなかった。
こうなってしまっては廃棄処分するしかなさそうだが、バッテリーが不調になっただけで交換もできず、他は問題ないのに捨てざるを得ないって、本当にもったいない。どのメーカーもSDGsとか口先では言っているけど、やってることは相変わらずだよな。
(かみ)
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