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甦る、頼朝、、。 鎌倉時代の、ほんと一歩前。

2023-12-03 11:52:18 | 🇯🇵知れば知るほど、、日本の歴史🗾
以仁王に平氏打倒の命令を出すよう直言した、摂関源氏の系譜の生まれである源頼政ですが、令旨を発令した以仁王と共に戦い、宇治で敗れ、こちらも亡くなってしまいます。が、以仁王が戦死だったのに対し、頼政は負けを悟り自刃します。歌人でもあった彼は、辞世の句も詠んでおります、、。この時代を生きた武将たちは、色々な意味で強いですよね。自刃自体非常に苦しく辛いことで、とてもじゃないが平静な気持ちなど保っていられないと、私などは想像しただけで気絶しそうになるのですが、頼政は(例え表向きだけだったとしても)冷静に辞世の句を詠んでいるわけです。んー、、💧
では、、その辞世の句を、、。埋木の 花咲くことも なかりしに 身のなる果てぞ 悲しかりける。

志半ばでこの世に別れを告げねばならない切なさ辛さが詠われているのですね。この戦では、頼政の子供たちも次々と戦死し、頼政の心中の哀しみはどれほど大きかった事でしょう。戦、また戦、、で気の休まる暇などなかったのではないかしら、、。さて、感傷に耽る間もなく、時代はまた一歩、鎌倉時代へと進んでいきます。二人がなくなったあと、「以仁王の令旨」は全国に更に広がり、反平氏の武士たちが次々と立ち上がります。、、その中に「平治の乱」で、わずか13歳で父と共に戦い、父を亡くし自分は伊豆に流された、、あの(!)源頼朝がいたのですー。うわあー😱あの時清盛の乳母の憐れみを受け死罪だけは逃れた、あの、源頼朝が、再度、平氏に立ち向かうのです。運命というしかないか、これは。「事実は小説より奇なり」を地でゆくような話ですな。
でも、さすがにこの段階ではまだ彼自身、いずれ武家政権を発足し、一時代を築き上げる将軍にまで昇りつめるとまでは予想してなかった、んじゃないかな。か、、鎌倉時代が急速に近づいてきた〜。








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