さちのひとり言

狭い庭でガーデニングを楽しんでます!

奇跡よ再び・・・

2009-06-06 07:01:35 | 父母・兄を偲ぶ
10日ほど前から体調を崩していた父 ですが
 最近、少し良くなってきたかに思えていた

木曜日の朝  私の携帯電話が鳴った

父がお世話になっている病院の電話番号だ・・ 
いやな予感がした   主治医からの電話だった ・・・ 
 
「秀さんの様態が悪くなりました。
    肺に水がたまり、本人さんもぐったりしているので
       すぐに病院に来て下さい!」と・・・ 

兄と姉に連絡を取りながら
 急ぎ病院へと車を走らせた 

集中治療室に移された父は、酸素吸入と点滴

顔色は悪くはなかったが、意識がない
  こちらからの問いかけに、まったく反応しない

「 肺全体に水が溜まってきていますが
   積極的な治療はしないと、以前から聞いていますので
     点滴と酸素吸入のみにしています 」と主治医からの説明 

「 積極的な治療は良いです。苦しがらないような処置だけで・・・ 」

レントゲンを見せてもらったが
  肺全体が、かすみがかかったように白い 

「 もう回復することは非常に厳しい状態です 」

「 点滴の中に抗生剤と利尿剤を入れています
  尿として水が抜ければ良いですがね・・・ 」

「 でも抜けたとしても、じわじわと沸いてくてるから
  また溜まってきます
   そして、水が多くなると呼吸が苦しくなってきます 」

肺に水が溜まって、水を抜いた人の話を聞いた事があったが
 父の場合は、全体に沸いてきている状態なので抜くことは出来ない

もう106歳の父に、辛い延命処置はさせたくない
 老衰のように眠るように静かに逝かせてあげたい 

昨日は少し意識が戻った
 言葉は、まだ出ないがこちらからの問いかけに「おーっ」と答えた

「 家族の方がみえましたよ 」と
  介護士さんが耳元で話されたら、左目をあいた
一生懸命にもう片方の目を開けようとしているが、右目は開けなかった

「 目が開けれるようになったんだ  」・・・ 嬉しかった 

その時1度だけでしたが
 小さく開いた父の左目には、兄と私の顔が見えたでしょうか

介護士さんも、目を開けれたことに驚いてみえた
 そんな状態ですが、 少しの変化でもうれしい 

何度も死の淵から奇跡を起こしてきた父
 奇跡よ再び・・・と願う 

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありきたりな表現だけど (有実丸)
2009-06-06 10:41:15
生命力の強い人だから、きっと大丈夫だよ。。
私たちは、その力を信じるだけだと思う
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Unknown (えいちゃん)
2009-06-06 12:56:04
父の時みたいな苦しい姿はもう見たくない。欲だけども一度お話したいわ。
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Unknown (hatubaba)
2009-06-06 18:45:58
秀さんは並みの人じゃないから
驚くほどの回復みたいです

看護師さんも意識がはっきりしているから
惨めになる治療は避けていますと
言ってみえたよ

帰るときに大きな手をあげて
合図してくれ感動したよ

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頑張って!! (たず)
2009-06-06 21:25:07

106歳とはすごい長生きされていいですね。まだ親がいてくれることは幸せな事です。
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皆さんありがとう! (さち)
2009-06-07 08:59:52
もう1度奇跡が起きるようにと
   祈っています 

皆さんの応援のコメントも
  父に届いていると思います 

ありがとう~ 
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