SACHILOG

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ヴァイオリンの発表会

2018-11-25 22:13:35 | いろいろ
一昨日、通っている音楽教室の発表会がありました。

ヴァイオリンを始めてまだ一年、月2回のレッスン+家での限られた時間での練習では、まだまだとてもじゃないけれど、出場できるようなレベルに達していないと考えていましたが、厳しい先生の、「え、出ないの?出ましょうよ。」という圧に押されて、まあどちらにしても納会でも弾くしなと、出ることに決めてから、毎日に加速度がついて、あっという間に当日を迎えました。


第Ⅰ部は、小さい子の部。
第Ⅱ部は、大人の部。

私は、第Ⅰ部から客席に座り、小さい子の演奏に温かい気持ちになったり、感動したりしていましたが、そうこうしているうちに、大人の部が始まり、私の出番!

往生際悪く当日の朝出掛けるまで練習しましたが、一度もちゃんと弾けることはなく...でも、まあなんとかなるだろうなどと思って舞台に出ましたところ、本人緊張している自覚はありませんでしたが、実は緊張していたようで、絵に描いたような大失敗に終わりました...( ̄◇ ̄;)

(優しい校長先生が、私がはけてから、「彼女はまだ始めたばかりですから。来年には上手くなっています。」とコメントしてくださっていたと聞いて感涙...)


「やってしまった...」


と恥ずかしい気持ちでいっぱいになりましたが、ここで気づいたことは、「準備段階に不安があるときには、必ず緊張して大失敗する」というパターン。
以前の仕事で、大勢の前でプレゼンを何度もしていた頃も、やはり、直前まで準備していたりして、余裕がないと、緊張してメタメタになっていたことを思い出しました...

次回からは、もっと余裕をもって弾ける曲を選ぼうかな。



もう一つ気づいたことがありました。

それは、他の人の演奏を聴いているときに、大人になってから音楽を始めて楽しんでいるみなさんは、豊かで素晴らしいな~なんて思いながらも、「え、なんで楽譜を見ていてそんなに間違えるの?」というような、厳しい声が頭の中に湧いてくること。

それに気づいて思い出されたのは、先週他社で行われた同じ会社の人のプレゼンを見て、(他社の方々には好評だったというそのプレゼンの内容よりも、)「どうしてこんなにダサいフォントを使うのか」などというどうでもいいことに注目して、帰ってから、「パワポのテンプレートが酷かった。」などと言っていたこと...

要は、例えば、9割できていることよりも、1割できていないことに注目しがちだと。
私って、自他ともに認めるポジティブな人間だと思っていたけれど、案外、完璧主義で批判的で、ネガティブなことを考えたり口に出したりしているなと気づいたわけです。

そこに気づくと、大昔に、鎌倉の占い師さん(ホロスコープで見る方でした。)に、「あなたは、千昌夫なんですよ。」と言われたことも思い出して...

(これ、良くわからないたとえだと思いますが(しかも古すぎる!笑)、「千さん、あなたは十分お金持ちですよ。」と周りが言っても、「いや、まだまだ足りない。」と思ってしまうことだと説明されました。)


もちろんこの考え方は、自分にも向けられるので、成長の原動力になっていたことも間違いないのだけれど、このアンバランスで窮屈な考え方、自分の思考の癖を変えた方が良いなと、この歳になって気づいたのでありました!!


パチリ!


開眼!!


そういうわけで、昨日の朝は、まだ大失敗のダメージが残っていて、久しぶりになかなか起き上がれなかったけれど、


「いやいや、社会人になって始めて一年目にしては、十分に良くやったよ!」と思い直して、一日の終わりに、勇気を振り絞ってヴァイオリンを弾いてみたら、なんだかこれまでよりも伸び伸びと上手く弾けるようになっているではありませんか☆


思考が与える影響は絶大!



学び多き発表会だったのでした!!
















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