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積読拾読(文学食堂編)

2021-02-08 | 
食べ物系の本シリーズ…今回は小説から
マメさんの表紙イラストはチキン南蛮!の『東京近江寮食堂 宮崎編』
東京近江寮食堂』の続編である
もともとややこしいタイトルに〇〇編が付いて地名が3つ…さらにややこしくなってしまっている
え、おばちゃん今度は宮崎に出張?と思ったらそういう事では無かった
料理やおばちゃんたちの動きの描写がすごく丁寧で楽しい
醤油のことも調べたくなった
わー続き読みたいわーと思ったところ3作目が出てたので早速購入

マメさんの表紙イラストは生姜味噌おでん!の『東京近江寮食堂 青森編』
イガメンチ作ってみた…揚げてないんでちょっとべちゃっとなった
・フード・ファディズム
・塩は人体にとって両刃の剣…塩のこと、調べてみたい
・津軽弁の「迷惑だ」は「悪いね、申し訳ないね」の意味
さて次はどこ編かなー

言わずと知れた食べ物系の本の名著『散歩のとき何か食べたくなって』初読み
池波正太郎さんは八日市の招福楼さんみたいなところでいつもご馳走を召し上がっているのかと思いきや
そうでもないところが親近感。子どもの頃から知らない街をうろうろしちゃうのにも親近感
コロナ禍で外食も儘ならないし、もう無くなったお店もあるなぁ
「この後20年もたてば、この本は小さな資料になるかも知れない」まさに!

『つまみぐい文学食堂』に美味しそうなものはほとんど出て来ない
海外文学作品より選りすぐった不味そうな一品をこれでもかとお見舞いされる
小説の中の惹かれる食べ物シーンを書いたら大体不味いものの話になっていたそうだ
あとがき対談で思わず都甲幸治さんが著者に放った一言がすごい
「おいしい食べ物への執着はないんですか」

最後にフランス最優秀料理小説賞(そんなのがあるんだ!)受賞作『至福の味』を
主人公の料理評論家が間もなく人生を終えようとしている
美食家だった彼が最後の晩餐に食べたいものは何だったのか
この本、カバーを剥いてもかわいい

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