いくつかの放送局や新聞社の話を聞いたが、人事制度はガチガチの年功制となっている。話によると他のマスコミも横並びで皆そうだということである。(実際はわからないが)ということは、2時代遅れた人事制度に浸っている記者やキャスターが、最新の人事制度の報道を行っているわけであり、そこに、間違った報道や大げさな報道が繰り返される原因があると思う。
今マスコミで定昇廃止と報道されている企業は昇給廃止とは決して言っていないはずである。今までの年齢や勤続で自動的に昇給する仕組みをやめて、能力や成果に応じて昇給するような形に切りあえるというようなことを言っているだけである。そんなことは中小企業では5年も前から検討していることであり、そのようにしている会社はたくさんある。
ところが、年功制に浸っているマスコミの記者は、年齢や勤続イコール賃金(昇給)と思い込んでいるから、年齢で昇給が決まらない仕組みというと、即定昇廃止となり、解説で昇給ストップ、中には賃下げと言うものまで出てくる。
時代は年功制から能力主義、そして成果主義に進歩している状況で、年功制しか知らない人が成果主義の状況を報道することにはかなり無理があるような気がする。
例えがいいかどうか「そろばんしか使えない人が、電卓を飛び越えて、表計算ソフトの批評をするようなもの」と言えよう。いつも表計算ソフトを使っている人には当たり前の機能でも、そろばんを使っている人にとっては驚きであろう。
しかし、自分の驚きが世間の驚きではないと言うことを自覚すべきである。その驚きを無節操に報道されることで、更なる問題が生じている。
例えば、
定昇廃止と言葉だけが一人歩きして、賃金ストップや賃下げの口実に使われている。
日本の企業みんなが定昇廃止のようなイメージを与え、それが当たり前のような印象を与えている。などなど
もうちょっと冷静な分析と判断と報道が必要なのでは。
注目されるための大げさな報道は、世間をミスリードすることと肝に銘じて欲しい。
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今マスコミで定昇廃止と報道されている企業は昇給廃止とは決して言っていないはずである。今までの年齢や勤続で自動的に昇給する仕組みをやめて、能力や成果に応じて昇給するような形に切りあえるというようなことを言っているだけである。そんなことは中小企業では5年も前から検討していることであり、そのようにしている会社はたくさんある。
ところが、年功制に浸っているマスコミの記者は、年齢や勤続イコール賃金(昇給)と思い込んでいるから、年齢で昇給が決まらない仕組みというと、即定昇廃止となり、解説で昇給ストップ、中には賃下げと言うものまで出てくる。
時代は年功制から能力主義、そして成果主義に進歩している状況で、年功制しか知らない人が成果主義の状況を報道することにはかなり無理があるような気がする。
例えがいいかどうか「そろばんしか使えない人が、電卓を飛び越えて、表計算ソフトの批評をするようなもの」と言えよう。いつも表計算ソフトを使っている人には当たり前の機能でも、そろばんを使っている人にとっては驚きであろう。
しかし、自分の驚きが世間の驚きではないと言うことを自覚すべきである。その驚きを無節操に報道されることで、更なる問題が生じている。
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定昇廃止と言葉だけが一人歩きして、賃金ストップや賃下げの口実に使われている。
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注目されるための大げさな報道は、世間をミスリードすることと肝に銘じて欲しい。
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