●ご近所経由で浜梨を買った。
農家で選別して商品として出荷できないナシだが、味は全く変わらない。
孫の好物イチゴが取れなくなって、梨を食べさせたら大好物になった。
糖度を測ったら13度だった。
●日本の消費者は高い品質を求める傾向があるが、農産物でも形や色合いなどで選別する。
そして悪いものを買うとクレームを付ける。
そのために、販売者は入荷時に厳しい品質制限を設ける。
●その結果、出荷されることなく捨てられてしまう農産物が多くなる。
例えば、キュウリだと肩こけ、尻太り、尻細りがないという項目以外に、長さや曲がり具合で選別される。
規格外は受け取ってもらえない。
●新潟県の出荷規格を見ると
・曲りの程度が4cm 以上は規格外
・長さ19cm未満や25cm以下は規格外
となる。
多少曲がっていても味は変わらないが、段ボール箱に入れるときに決められた数量が入らないという問題もあるようだ。
●話は変わるが、スペインでスーパーに入ったら果物や野菜は綺麗に陳列されていたが、袋には入っていなくて買いたい数だけ取ってカゴに入れる。
レジでは量り売りだった。
その方が消費者は好きなサイズのものを好きな個数だけ買うことができるし、生産者は大きさ別に選別し袋入れする手間もかからない。
●こういった方法は日本人でも八百屋さんではまだ残っている。
でも、消費者は野菜も魚なども一気に買えるスーパーを選ぶ。
我が家も同じだ。
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