先日の疲れ切った帰りの電車の中、彼女は僕の横に座っていた。特に代わり映えしない普通の女性。僕はかなり疲れ切ってうとうと…し始めたその時、隣の彼女が『くちゅん☆』。そう、紛れも無くくしゃみだ。だが、今まで聞いた事のない何とも形容しがたいサウンド。一発で僕は目が覚めた。そして降りる駅までまだ時間があったのでもう一度聞きたくて「その時」を待った。そして降りる駅が近づいて来たその時『くちゅん☆』………おそらくこのサウンドにハートを射止められた男は多いだろう。それくらい何ともいえないサウンドだった。冷えすぎと思える車内の冷房に感謝しつつ、ときめきほてった気持ちを抑えて電車を降り、彼女に別れを告げて夜の道を歩いて帰った。ありがとう！『くちゅん☆』今年のひと夏の出来事でした…☆